一番泣いた・感動した「小説」
東野圭吾
隣人の女性に対し、心密かに愛を抱く容疑者が言った、「人は時に、健気に生きているだけで誰かを救っていることがある」というその言葉がとても印象的で切なかった。
浅田次郎
新選組といえば、近藤勇や土方歳三らが主役とされる作品が多い中で、彼らに引けを取らない凄腕の剣の使い手なのにも関わらず守銭奴と蔑まれる吉村貫一郎が主役。彼の人となりをインタビュー形式で徐々に明るみにしていく手法が、自分の中では初めての読み方だったので印象深い作品となった。
住野よる
たまたま桜の綺麗な表紙と、「膵臓」という言葉のギャップが気になったので購入。その日の夜に夢中で読んでしまいました。考え方の違うふたりの日常と非日常。後半の「泣いても良いですか」のタイミングで一緒に号泣したのが思い出です。
ダニエル・キイス
ハツカネズミのアルジャーノンと共に知能が上がったチャーリイは、いろんなことが理解できるようになる。でも、それが幸福につながるとは限らない切なさに涙が止まらなかった。タイトルの意味にも涙しました。
凪良ゆう
ただの恋愛小説ではなく、生きていくうえでの強さを学べる本でもありました。迷いや葛藤など、生きていると辛いこともたくさんあるけれど、大切な人を守るためにも、自分自身を守るためにも、しっかりと地に足をつけて歩いていくことが大事だ、と強く感じました。
有川浩
猫が旅をする話が楽しそうだったのと、有川さんの小説は読みやすいので手に取った。読者を泣かせようとするわざとらしさがなくて、最後は余計に泣かせられた。猫の気持ちの描写が最初から最後まで面白かった。猫をますます好きになれる本。
重松清
広島弁で語られる家族間の絆がとてもあたたかく、ジーンとして知らない間に涙腺が崩壊していた。重松さんの作品で一番好きな本です。
小坂流加
深夜に読み始めたせいで、家族を起こさないよう声を押し殺して泣いていた。著者も主人公と同じ御病気で亡くなられており、著者の想いが垣間見れる作品だと思う。
荻原浩
認知症をテーマにしており、興味があって読んだ。もし自分だったら、もし自分の家族だったらと考えると涙が止まらなかった。
原田マハ
スピーチライターというと普段なじみのない職業ですが、言葉の力強さや美しさを感じて心が震えました。
東野圭吾
主人公の心情が一切描写されていないはずなのに、彼らの怒りや哀しみ、苦しさがビシビシ伝わってきました。かつてない読書体験でした。記憶を消してもう一度あの時の衝撃を味わいたいです。
ジョン・スタインベック
アメリカ合衆国創世期の労働者たちの苦難と葛藤を描いた大作。生々しい生活苦の描写に感動を覚えた。臨場感が溢れている。
浅田次郎
それぞれの人の置かれた立場、生き方からくる心の機微に泣きました。何度も読み返しています。その度に泣いています。
三浦綾子
信教による自己犠牲に賛否はあると思いますが、主人公の行いは尊く、深く感動しました。生きることの意味、大切さを心から考えさせられる生き字引のような素晴らしい小説です。
藤沢周平
主人公の、ヒロインや父親に対する健気で一途な気持ちに惹かれました。一人の人間として、なんて素敵な心の持ち様であるかと。
染井為人
ひどくやるせない気持ちにさせられます。主人公を思う、登場人物のそれぞれの想いに共感できて泣けました。
東野圭吾
強盗殺人を犯した兄のせいで、世間から疎外されることになった弟が苦悩し葛藤する姿は考えさせられました。一方で、兄弟の絆の強さに感動。罪を犯した者が、それを償おうとする心境にも心を打たれました。
吉田修一
主人公である喜久雄の、歌舞伎に対する50年にもおよぶ想いや周りの人達との繋がりに感動。そして、周りの人達の人生が壮絶で悲しくもあり切なくもあり、でもあたたかいです。言葉にできない感情で涙が止まりませんでした。
山崎豊子
満蒙開拓団の悲劇を描いた作品です。書籍を読んで初めて落涙しました。主人公の妹さんが亡くなる場面は「こんなに酷いことがこの世の中にあるのだなぁ」と、平和な日本に暮らしている私には想像できませんでした。人間の運命は紙一重ですね。
宮部みゆき
主人公「ほう」の素直さ、健気さ、そしてあたたかさが素晴らしく、祈るような気持ちで読みました。なかなか辛くて切ないストーリーですが、どこまでも愛情深い内容です。
汐見夏衛
戦争がつらくて悲惨なものだとは分かっていたけれど、本書は若者目線で書かれていてそこにグッときた。当時はこのような出会い、別れがたくさんあったのだろうと胸が熱くなった。
小川糸
ピンピンコロリも良いけれど、人生を振り返りながら、最後に食べたい思い出のおやつを考えて、味わってから旅立つのも悪くないなと思った。
長月天音
これからくるであろうそのときのために、どうすればいいか考えさせられました。身内の突然の葬儀を思い出し、後悔もあり泣いてしまいました。
阿部暁子
どんなときでも「食べる」ことで元気に前向きに生きて行ける。そして、愛する人の支えをそばで感じられる幸せを改めて教えてくれる本でした。
辻村深月
とにかく感動した。終盤の怒涛の伏線回収も見事で、読後しばらく余韻が抜けず、他の本に手が伸びなくなるほど胸がいっぱいになった。
百田尚樹
戦争が、どんなに酷く悲しくむごいものかを、分かりやすい物語にして伝えてくれている。軽い気持ちで手に取ったけれど、読み出したら止まらなくなった。当時の戦況、愛する人たちを必死に守ろうとして犠牲になった若い命を思うと涙が止まらなくなった。
一番泣いた・感動した「ライトノベル」
暁佳奈/スオウ
四季を司る4人の現人神(あらひとがみ)の「代行者」と、彼らを守る「護衛官」が残酷な運命に立ち向かっていくストーリー。暁先生の表現ひとつひとつにその景色を想像させる力があり、読み進めるうちにこの作品の大ファンになった。
うさぎやすぽん/あまな
全2巻、青春ライトノベル至上最高の感動作。全てをあきらめたヒロインの心の壁を破ろうと、みっともなくもがく主人公の姿に泣いた。最後のライブシーンのイラストが素敵すぎる。
香月美夜/椎名優
読むたびに感情が揺さぶられて、何回も読み返しています。友達にも勧めました。二部の終わりと五部が一番泣けましたが、それ以外もどんどん引き込まれて、時間を忘れて読んでしまいます。
瘤久保慎司/赤岸K/mocha
唯一無二の愛と信仰がある、最高の本です。命を掛けても惜しくないほど信頼しあっているビスコとミロの姿には何度も涙が溢れました。
暁佳奈/高瀬亜貴子
絵が綺麗だったし言葉や表現が綺麗で、情景がはっきりと浮かぶ作品だった。思い出しただけで泣けるし、暇があれば読んでいた。
枯野瑛/ue
定められた運命から必死に逃れようとあらがう懸命な姿や、それでも変えられない絶望が深く心に残っている。
鴨志田一/溝口ケージ
シリーズの中でも今まであまり登場してこなかった妹の思いや感情、その妹に対する主人公の気持ちに感情移入し、驚きとともに涙が出ました。
川原礫/abec
主人公たちが目の前で亡くなった人のことを語っているシリアスな部分が泣けるのはもちろんですが、仲間たちとのワチャワチャしているところなど、日常との雰囲気の違いでも泣いちゃいます。そもそも普通に話が良くて泣く! ここ重要!!
時雨沢恵一/黒星紅白
旅人のキノとモトラドのエルメスがさまざまな国を旅してまわり、さまざまな経験をします。人間の良いところだけでなく、愚かさもしっかり描いているのが良い。考えさせられることも多く、その壮大さには感動しました。
一番泣いた・感動した「絵本・児童書」
いもとようこ
東日本大震災後に読みました。何気ない日常の中で訪れる突然の別れや悲しみを、どう受け止めていかないといけないのか。とても考えさせられました。
高木敏子
戦争の凄まじさや恐ろしさをありありと感じ、戦火で生きることの難しさを教えてもらいました。このようなことが二度と起こらないでほしいと願うばかりです。
青木和雄
中学生の夏休みに読んだ本で、当時は号泣しながら読み終えました。この本の感想を書いた読書感想文で初めて賞をとった事もあり、今でも思い出深い一冊です。
ウィーダ
夕食後、家族がお茶を飲んでいる茶の間で読み始めたまでは良かったが、最後の場面を読み進めるところで涙が止まらなくなった。本を顔の上にかざして寝転んで読んでる風を装い、必死に涙を見せまいとしたことをはっきりと覚えています。
松成真理子
小学生や中学生を対象に読み聞かせをしているのですが、いつも途中で涙が出てきてしまい最後まで読みきれません。感動で胸いっぱいになります。
はせがわゆうじ
かわいい絵本だなと思って読んだら、心にグッとくるものがあった。命あることのありがたみを感じたし、食事することへの意識が変わると思った。
浜田廣介
鬼は本来、怖い生き物だと思っていましたが、初めて読んだときに、思わぬ展開に涙が出ました。
谷山千華/佐伯ゆう子
我が家にも動物がいるので、命の尊さを改めて考えさせられた本です。動物にも生きる権利があり、人間に粗末な飼い方をされる動物が1匹でもいてはならないと思います。
佐野洋子
誰のことも好きにならず、生まれ変わりを繰り返していたねこのお話。長生きすることが、果たして本当に素晴らしいことなのかを考えるきっかけになった。
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
小3の頃、母の荷物整理をしていた中から見つけ、何気なく「読ませて」と受け取った本。昼下がりに庭の箱型ブランコに座りながら夢中で読み始め、最後は泣きながら読み終えていました。気付いたら夕陽が山の端に沈みかけていた光景を今でも思い出します。
ハンス・ウィルヘルム
犬を飼おうとして「犬が欲しい」だけの子供に対し、最期にどんな別れがあるのか教えたくて購入。子どもと一緒に泣きました。命というものの意味を伝えるには良い一冊だと思います。
一番泣いた・感動した「エッセイ・ノンフィクション」
萩本欽一
愛妻家で知られる萩本欽一さん。その愛妻・澄子さんが他界されて3年後に執筆されたものです。そもそも夫婦とは赤の他人。その他人同士がお互いを尊重し合い成長していく様を描いた本作は、この上なく感動した人間ドラマです。
中井由梨子
映画を観てから本を読みました。息子を懸命に支える母親の目線にとても心を打たれ感動。本を読んだあと、もう一度映画を見直しました。
中井由梨子
読んだ当時、私には主人公と同じ年頃の子供がいました。ウチの子と同じ年頃で、こんなに大変な人生を送った素敵な子がいたんだ、と感動しました。
黒柳徹子
本を読んで泣くことはほとんどないのですが、これはその数少ない例外。子供の頃、周囲に信じられる大人が一人もおらず、トットちゃんが羨ましくなったものでした。
佐瀬稔
森田勝の壮絶なクライミング人生に感動。不器用な性格もあったがチャンスに恵まれず、それでも険しい岸壁・岩稜を登る姿に身震いしました。あきらめないその姿を見て、最高のクライマーだと思った。
川口晴
小学生のとき、愛犬を迎える前に読んだ本です。この本を読んで、作品と同じように約束事を守っていこうと思えました。愛犬は4年前にこの世から去ってしまいましたが、このお話に登場するワンちゃんのように幸せに旅立ってくれていたらと思います。
朝井リョウ
本を読んで、こんなに泣けるのかってくらい笑い泣きをしました。泣くのは簡単だけど、笑いながら泣けるのはとてもすごいことだと本気で感動しました。
桜井識子
タイトルを見て面白そうだと思って読んでみたら、想像とは全く違うお話で、神様の懐の深さに感動して、泣きまくっていました。
本田靖春
最終章、犯人が罪と真正面に向き合う姿に涙が止まりませんでした。罪を憎んで人を憎まず、です。
桜林美佐
自分の家族も被災しているにもかかわらず職務にあたっていた隊員の方の話や、被災した人に寄り添う自衛隊員の方達の話に感銘を受けた。
アンネ・フランク
戦争の恐怖の中でも、自然の美しさや人間の善良さを信じ、将来の夢を諦めない前向きな愛が描かれている。
一番泣いた・感動した「漫画(コミック)」
藤田和日郎
主人公・潮と同じ年代に読み、一番感情移入していた作品でした。一つ一つのエピソードに深く心をえぐられましたが、最後に最高の大団円を迎え、いま読んでも涙してしまいます。
雷句誠
魔物と人のペアに凄く思い入れがあったので、キャラ達の思いが高ぶるシーンではどうしてもつられて泣いてしまいます。清麿とガッシュの友情がアツい!
羅川真里茂
読んだ当時は子供だったから表面でしか理解していなかったが、それでも拓也の置かれる境遇にショックを受けて泣いていた。親になったいま読み返したいと思いつつ、感情移入しすぎそうで読めずにいる。
業田良家
映画化をきっかけに読んだ作品です。定食屋で働く幸江と、働かずにギャンブルやお酒にお金を浪費するイサオのお話。上下巻で雰囲気が変わるのですが、まさかギャグマンガで泣くなんて思わなかったなぁ……。
高橋しん
戦争に巻き込まれ兵器に改造されたちせと、不器用ながら根が優しいシュウジの不安定な恋。序盤から終わりまで目が離せなくて、最後まで悲しいお話でした。しかし、漫画というものが面白いこと、没入して感情移入できることを教えてくれた作品です。
吾峠呼世晴
感動といえば、やはり『鬼滅の刃』です。何度読み返しても泣いてしまう。最終巻の最後の言葉は、そのときの心情によって受け止め方が変わる。映画もアニメも最高です。
緑川ゆき
1話完結で、毎回異なる妖と人の物語が描かれる。それぞれの話が独立した短編として完成していて、恋や別れ、孤独や優しさなど多様な感情に触れられる点が魅力。見る側の心の状態で感じ方が変わるのも良いところ。
小山宙哉
弟の先を行くことが心の生業だった兄が、いつしか弟に追い越されてコンプレックスを抱えながらも、自分の夢を目指して頑張る姿に感動。所々にちりばめられた言葉や仕草に心憎さを感じて、鼻の奥がツンとした。また、登場人物に悪者がいないところも気に入っている。
高屋奈月
私自身、学生のときにイジメにあっていたので、それぞれの登場人物の気持ちに共感しまくりでした。何度読んでも、毎回ボロボロに泣いてしまいます。
地主
忙しくなるであろう高校受験の前に初めて買った漫画です。受験の時期だけでなく、辛いとき、大変なときに読むと心に染みる言葉が多く、あとがきに載っている作者おすすめの曲も自分が気に入るものばかりでした。この漫画が自分にとっての初めての漫画で良かったと感じています。
百世渡
漫画を読んで初めてボロボロ泣きました。続編やってほしいなぁ〜。
吉田秋生
強いがゆえに孤独だったストリートギャングの少年アッシュが、心優しい英二と出会ったことによって、「普通」の少年の心を取り戻していく過程が感動的でした……!! 伏線回収も本当に素晴らしい。そして、アッシュを取り巻く運命があまりにも悲しくて……最後は泣くしかありませんでした。
星野之宣
短編がモザイクのように重なり合い、最後の大団円まで感動させてくれる完成されたSF漫画! 著者の最高傑作だと思っています!
古舘春一
スポーツを通して、好きなことに対して向けられる努力やエネルギーが伝わる。上手くいくだけではなく、悔しかったことの感情が流れてくる。主人公だけでなく、登場人物みんなに感情があり、その他大勢で省略されないところが良い。
アミュー
主人公だけでなく、周りの登場人物のストーリーも涙なしでは読めない。仲間たちの苦悩や葛藤があるからこそ、乗り越えた先の笑顔や涙にグッとくる。
羽海野チカ
平凡な自分には何もないんじゃないかと悩む竹本の姿には共感するばかりでした。叶わない片思いで募る嫉妬心、天才だと評価される人間の葛藤などが、ギャグを織り交ぜつつ爽やかなタッチで見事に描かれています。出てくるキャラクター全員が幸せになってほしいです。
立原あゆみ
かなり昔の作品ですが、いま読んでも変わらず面白いです。ある人物が亡くなるシーンでは毎回涙が溢れてきてしまいます。名作!
CLAMP
かなりヘビーな内容を扱っていて、どの話も心にズシンときます。中でも、5巻のおじいちゃんとバナナの話に泣きました。漫画で泣いた最初で最後の作品です。