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その日のまえに 文春文庫

重松清【著】

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商品詳細

内容紹介 「流星ワゴン」や「ナイフ」などを書いた作家・重松清の連作短編集。ある日突然、これじからも続くはずだった毎日を断ち切る家族の死。それを目の当たりにして…自分にはいったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子たちを中心に、日常のなかにある幸せの意味を見つめます。
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2008/09/02
JAN 9784167669072

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商品レビュー

4.3

654件のお客様レビュー

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2011/02/01

「涙」に注意

重松さんの術中は分かっているんだけどなぁ・・・(笑) 逝く方も、送る方も、いっぱの優しさがあって、涙が止め処なく流れ落ちました。 自分にも他人にも、そっと温かい手で頬を包み込みたくなる、そんな気分になる一冊です。 「その日」に向かってのカウントダウン、どう生きて、どう死に往...

重松さんの術中は分かっているんだけどなぁ・・・(笑) 逝く方も、送る方も、いっぱの優しさがあって、涙が止め処なく流れ落ちました。 自分にも他人にも、そっと温かい手で頬を包み込みたくなる、そんな気分になる一冊です。 「その日」に向かってのカウントダウン、どう生きて、どう死に往くのか、「その日」まで、どう時間を過ごし、いかに送るのか、その問いかけに心の奥の水面が揺れる作品です。

クロちゃん

2024/04/24

亡くなる人と、それに向き合う人の連作短編集 以下、公式のあらすじ --------------------- 僕たちは「その日」に向かって生きてきた――。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。...

亡くなる人と、それに向き合う人の連作短編集 以下、公式のあらすじ --------------------- 僕たちは「その日」に向かって生きてきた――。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。 --------------------- 収録は6編 ・ひこうき雲 ・朝日のあたる家 ・潮騒 ・ヒア・カムズ・ザ・サン ・その日のまえに ・その日 ・その日のあとで ・ひこうき雲 小学校の頃住んでいた、飛行機の滑走路のある街 小学生の頃に同級生の女の子 渾名ガンリュウが病気で入院し、クラスで作成した寄せ書きと共にお見舞いにいったお話 ・朝日のあたる家 高校教師が朝の日課であるマラソン中に教え子に出会う カメラマンを目指す傍らのコンビニバイトの帰りだという また、たまにコンビニに来る他の教え子が結婚し今のマンションに住んでいるという しかし、その子は過去に万引きで捕まった事があり…… ・潮騒 シュンは癌で余命宣告を受け、小学生の頃に住んでいた海の街を訪れる 当時、海に誘われたが断った後に行方不明になった同級生オカちゃん そんな事故の後、「ひとごろし」となじった石川との会話 ・ヒア・カムズ・ザ・サン 母子家庭の高校生男子 母が最近路上ライブをしているアーティストにご執心 また、母は健康診断の再検査の診断を受ける ・その日のまえに 余命宣告を受けた妻と、結婚当時に住んでいた街を訪れる ・その日 妻の亡くなる日 ・その日のあとで 「その日」から3ヶ月後 前半の4編は「死」を迎えるという共通点はありそうだけど、「朝日のあたる家」は例外だなぁと思いながら読み進めていくと 後半の3編でそれぞれの繋がりが明かされる 「朝日のあたる家」の武口と入江、一緒に暮らしているのだなぁと何だかしんみりする 「ひこうき雲」の委員長も、その経験だあったからこそ、その道を選んだのだなと感慨深い この歳になると、いつ何が起こってもおかしくはない 毎年人間ドックは受けているけれども、それで絶対に病気が見つかるわけでもないしね なので、「もし自分が亡くなるとしたら?」を考えてしまった 以前は、ピンピンコロリが周囲にも迷惑をかけないし、自分も苦しむことがないのでいいかと思っていた でも、人間生きていれば何かとあるわけで、前もって死ぬ準備ができる方がいいのでは?という考えにもなってきた もし私が明確な余命宣告を受けるような病気になったとしたら きっとSNSとかにも情報を公開して、会っておきたい人達には会うだろうし 家の整理や、近しい人や親しい人に形見分けのような事もするだろう そして、幸いなのか不孝なのか両親は未だに健在なので、実家に帰る気がする 残った家族はどうするかとかも考えたりもしたけど、結局はなるようになるし、なるようにしかならないと思って考えるのを辞めた やはり、重松清は過去を振り返る物語が上手いなぁ 郷愁や感傷もあるけど、どうしようもないもどかしさもありつつ それでいて結局は未来に少し希望がある終わり方にするイメージがある もし私が亡くなっても周囲の人達がそれなりに前を向いて生きていってもらえたらなと思う

Posted by ブクログ

2024/04/23

長くを共にする人は、特別で何でもないような日常も気付けないだけであって失った・失うときにどれ程、大切ものだったかを感じさせられる。 だからこそ、大事な人との時間に感謝しながら日々生きていきたいと思わされた。 日々に退屈してる人には是非読んで欲しい この人の小説には、温かみがあり...

長くを共にする人は、特別で何でもないような日常も気付けないだけであって失った・失うときにどれ程、大切ものだったかを感じさせられる。 だからこそ、大事な人との時間に感謝しながら日々生きていきたいと思わされた。 日々に退屈してる人には是非読んで欲しい この人の小説には、温かみがあり泣きそうになってしまう。大好きな作家さんです。

Posted by ブクログ

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