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その日のまえに 文春文庫
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その日のまえに 文春文庫

重松清【著】

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その日のまえに 文春文庫

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商品詳細

内容紹介 「流星ワゴン」や「ナイフ」などを書いた作家・重松清の連作短編集。ある日突然、これじからも続くはずだった毎日を断ち切る家族の死。それを目の当たりにして…自分にはいったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子たちを中心に、日常のなかにある幸せの意味を見つめます。
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2008/09/02
JAN 9784167669072

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商品レビュー

4.3

713件のお客様レビュー

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2011/02/01

「涙」に注意

重松さんの術中は分かっているんだけどなぁ・・・(笑) 逝く方も、送る方も、いっぱの優しさがあって、涙が止め処なく流れ落ちました。 自分にも他人にも、そっと温かい手で頬を包み込みたくなる、そんな気分になる一冊です。 「その日」に向かってのカウントダウン、どう生きて、どう死に往...

重松さんの術中は分かっているんだけどなぁ・・・(笑) 逝く方も、送る方も、いっぱの優しさがあって、涙が止め処なく流れ落ちました。 自分にも他人にも、そっと温かい手で頬を包み込みたくなる、そんな気分になる一冊です。 「その日」に向かってのカウントダウン、どう生きて、どう死に往くのか、「その日」まで、どう時間を過ごし、いかに送るのか、その問いかけに心の奥の水面が揺れる作品です。

クロちゃん

2025/12/18

著者、重松清さん(1963~)の作品、ブクログ登録は6冊目。 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 僕たちは「その日」に向かって生きてきたー。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか...

著者、重松清さん(1963~)の作品、ブクログ登録は6冊目。 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 僕たちは「その日」に向かって生きてきたー。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。 ---引用終了

Posted by ブクログ

2025/12/02

死や日常の終わりを描いたいくつかの短編のあとに、愛する妻が亡くなった「その日」とその前後を描いた三部作が語られる。 この本の根底に流れるテーマは死。連続の終わり。 この重いテーマを何本も短編で読んだ後に、ダメ押しのように語られる「その日」の話。 生命活動を終えた時点だけを死と呼...

死や日常の終わりを描いたいくつかの短編のあとに、愛する妻が亡くなった「その日」とその前後を描いた三部作が語られる。 この本の根底に流れるテーマは死。連続の終わり。 この重いテーマを何本も短編で読んだ後に、ダメ押しのように語られる「その日」の話。 生命活動を終えた時点だけを死と呼ぶのではない。 その前、そしてその後を含めて死である。 悪性腫瘍の末期であることが告知され、遠くない未来に死(その日)が訪れることがわかり、家族での戦いが始まる。 そして、亡くなったあと(その日のあと)も周囲の人間のなかではその人は生き続ける。 故人に届くダイレクトメールを小学生の息子が大事にしまっておくシーンが象徴的にそれを描写する。 愛する人の一部がこの社会のどこかで生きているんだな、という感じがうまく描かれているように思う。 人間は死ぬ前からゆっくりと死に始め、死んだ後に時間をかけて死に終えるんだな、というのを実感する。 人生40年を過ぎて体に不調を感じることが増えるなかで読むと、死を身近に感じすぎてちょっと怖くなったけれど、感動的な話。 人間誰しも命にはいつか終わりが訪れることを否応なしに考えさせられることを通じ、毎年当たり前のようにおこなっていることも、あと何回行えるんだろう、大事にしなくちゃな、と感じるようになった。 日々の生活に喜びと感謝を見出していこうと思えた作品だった。

Posted by ブクログ