1,800円以上の注文で送料無料

ツナグ 新潮文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-01-04

ツナグ 新潮文庫

辻村深月【著】

追加する に追加する

ツナグ 新潮文庫

定価 ¥880

220 定価より660円(75%)おトク

獲得ポイント2P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

6/17(火)~6/22(日)

商品詳細

内容紹介 映画化にもなり69万部のベストセラーとなった本作は、亡くなった人と1度だけ逢えるという"ツナグ"という人物を通じて過去に伝えられなかったことや人それぞれの思いで、亡くなった人にあっていきます。
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2012/08/28
JAN 9784101388816

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

6/17(火)~6/22(日)

商品レビュー

4

1650件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/06/03

「一度だけ」死者と生きる人を繋ぐ役目を担った人を取り巻く物語です。 テーマがちょっとSFっぽいですが、もしかしたら自分も経験しそうなヒューマンドラマが展開されます。   「言わなきゃ伝わらない」と「伝えなくて良かった」 選ばなかった分岐点の先には色々な事情があるなと頷きました。 ...

「一度だけ」死者と生きる人を繋ぐ役目を担った人を取り巻く物語です。 テーマがちょっとSFっぽいですが、もしかしたら自分も経験しそうなヒューマンドラマが展開されます。   「言わなきゃ伝わらない」と「伝えなくて良かった」 選ばなかった分岐点の先には色々な事情があるなと頷きました。 サクサク読めて楽しい一冊でした。

Posted by ブクログ

2025/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

感想書くため再読。 あれ?こんなやるせない話だったっけ?もっと前向きだったような気がするが、あれれ? 登場人物、みんな家が裕福なのに、それぞれ悩みを抱えてる。なんとかしようと死者と会おうとするために、それを叶えてくれる使者を頼るのが、なんかせつない。んで、それでハッピーになるかと思いきや、行動によっては悲しい結末に。 やっぱりきついのは「親友の心得」 特別に会えた亡くなった親友に対し、最後まで曝け出せなかった、信頼できなかった結果は、どこまでも残る深〜い後悔。キツすぎる。 でもこれは、この物語だけの話じゃなくて、普段の生活でもそうなんだよね。キチンとそうするべき時に言う、行動する。そうせずに「いつか」とか思ってると後悔するよね。教訓です。 死者も生者も会える人は1人だけ、という設定が厳しくも、その後を想像すると、逆に慈悲を感じる。ちゃんと踏ん切りをつけて、先に進む機会にしなさい、と言われてるような。 この辺がポジティブかな。 そのポジティブさのおかげか、使者の決まり事を知ったアユムくんが、使者を前向きに捉えることができてよかった。

Posted by ブクログ

2025/05/27

読んだのは2回目かもしれない。善良と傲慢を読んだ後で同書が良かったので改めて読んでみた。死者と生きているものをつなぐ使者。死者と会った者たちの目線と使者の目線からの2部構成。 主人公の葛藤が見えるが、最後にはつなぐの役割で両親がそうだったのか、との納得感。いい作品だと思う。

Posted by ブクログ