商品詳細
内容紹介 | 山本周五郎賞受賞の感動長編!広告代理店営業部長の佐伯は、50歳にして若年性アルツハイマーと診断された。銀婚式をすませた妻との穏やかな思い出さえも、病が酷に奪い去る‥。けれども彼を取り巻くいくつもの深い愛が、失われゆく記憶を、はるか明日に甦らせるのであった。相反した、レンタル家族派遣業というけったいなビジネスを描いた『母恋旅烏』もご一緒に! |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2007/11/07 |
JAN | 9784334743314 |
- 書籍
- 文庫
明日の記憶
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明日の記憶
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商品レビュー
4.1
324件のお客様レビュー
ユーモアを交えた 軽いタッチの小説かと思えたのは初めだけ 主人公とその妻の苦しみが手に取るように分かり 真剣に読み進めた 病気になるのは仕方ないことだし 完全に避けることはできない 病気と向かい合わなくてはならなくなったとき 自分の人間性が問われることになるのだと思う
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とても臨場感のある作品で映画のほうは観ていないけど、どんなシーンか想像しながら読めました。 忘れたくない、記憶をなくしたくないと思う気持ちが痛いほどに伝わり涙なしでは読めません。 個人的には娘の結婚式あたりからがもうやばかったです。 自分にも子供がいるのでその存在を忘れていくなんて、忘れていた事に気づいた時には絶望で自分自身を許せなくなるんじゃないかと思いました。
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ひやひやしながら読みました。主人公よりも一回り年長ですが、これから人生でこのような病気なるかも知れません。この小説を読むことで、少し予習になった気がします。
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