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明日の記憶 光文社文庫
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明日の記憶 光文社文庫

荻原浩【著】

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明日の記憶 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介 山本周五郎賞受賞の感動長編!広告代理店営業部長の佐伯は、50歳にして若年性アルツハイマーと診断された。銀婚式をすませた妻との穏やかな思い出さえも、病が酷に奪い去る‥。けれども彼を取り巻くいくつもの深い愛が、失われゆく記憶を、はるか明日に甦らせるのであった。相反した、レンタル家族派遣業というけったいなビジネスを描いた『母恋旅烏』もご一緒に!
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2007/11/07
JAN 9784334743314

明日の記憶

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商品レビュー

4.1

351件のお客様レビュー

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2026/01/11

これは重い物語だ。 この作者の筆だからこそ読めたけれど、他のものは駄目だった。ちょうど 自分の夫が冒頭の主人公と似たような状況にあったからだ。 自分の記憶があやしくなっていく感覚ほど恐ろしいものはないと思う。自分の視覚が、自分の聴覚が、信じられなくなっていく。当然周囲のひとのこと...

これは重い物語だ。 この作者の筆だからこそ読めたけれど、他のものは駄目だった。ちょうど 自分の夫が冒頭の主人公と似たような状況にあったからだ。 自分の記憶があやしくなっていく感覚ほど恐ろしいものはないと思う。自分の視覚が、自分の聴覚が、信じられなくなっていく。当然周囲のひとのことばも行動も はてはそれが誰であるかも。 認知症の経過は個人差が激しいが、共通するものの多くがここにある。知ってさえいれば備えておけることも多い。自分自身が今 という方には恐ろしすぎるかもしれないが、このラストは美しい。 長谷川式で自分でチェックしてみて大丈夫そうだったから最後まで読みきれたのだが、診断がおりたあとだったら読めなかったかもしれない。 読んでいて良かったと すべてが終わった今思う。

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2025/12/16

めちゃくちゃ泣くようなことを想像してしまってたから拍子抜け 日記からどんどん漢字が少なくなって、文章量が減って、同じ文章を繰り返してるときにはドキッとした。 認知症になった主人公目線で話が進むから症状の進行具合がわからなかったけど、日記を途中途中で挟むことでここまで進んでますとい...

めちゃくちゃ泣くようなことを想像してしまってたから拍子抜け 日記からどんどん漢字が少なくなって、文章量が減って、同じ文章を繰り返してるときにはドキッとした。 認知症になった主人公目線で話が進むから症状の進行具合がわからなかったけど、日記を途中途中で挟むことでここまで進んでますというのを定期的に伝えてくれるのはすごくいい方法だった

Posted by ブクログ

2025/12/03

広告代理店営業部長の佐伯は五十歳にして“若年性アルツハイマー”と診断される。仕事では重要な案件を抱え一人娘の梨恵は結婚を間近に控えていた。 同世代といっても五十代のシッポの方の私と佐伯とでは少し違うかもしれない。ましてや妻の枝実子は四十代だ。 でも やっぱり自分自身とおきかえ...

広告代理店営業部長の佐伯は五十歳にして“若年性アルツハイマー”と診断される。仕事では重要な案件を抱え一人娘の梨恵は結婚を間近に控えていた。 同世代といっても五十代のシッポの方の私と佐伯とでは少し違うかもしれない。ましてや妻の枝実子は四十代だ。 でも やっぱり自分自身とおきかえて読んでしまう。 佐伯になったり枝実子になったり…。 失っていく記憶を補う為にとったメモでスーツのポケットを大きくふくらませ、人の表情に神経を尖らせ、それでも娘の結婚式まではと職場に居続けようとする佐伯。 病に良いといわれる魚や緑黄色野菜や発芽玄米を夕食に並べ 帰りの遅い佐伯をずっと待っている枝実子。 恐かったよね きっと。私だったら恐い。 明日の朝になったら 側にいる人の顔を忘れてしまうかもしれない。忘れられてしまうかもしれない…。 そんなふうに思いながら毎日を過ごさなければならないなんて残酷だ。 それでも病は確実に進行していく─。 その過程で起こった 佐伯が趣味で通う陶芸教室での出来事は とてもショックだった。佐伯が心安らげる唯一の場所だったのに! でも そんな事も佐伯は忘れてしまうのだ…。 最後は佐伯が二十七年前に度々通った奥多摩の山中。 「心配しないで。だいじょうぶですよ。この道で間違いない。僕がずっと一緒にいきますから」 やっぱり最後は号泣でした。

Posted by ブクログ