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ストーリー・セラー 幻冬舎文庫
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ストーリー・セラー 幻冬舎文庫

有川浩(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2015/11/01
JAN 9784344424135

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商品レビュー

3.8

467件のお客様レビュー

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2026/03/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

柄でもないので、恋愛小説はこれまで選択肢に入ってませんでしたが、友達に薦められて読んでみました。 SideAは思考すると死に至る奇病を患った女性作家の話。 SideBはふとしたきっかけで出会った自身の熱烈なファンを夫に持つ女性作家の話。 SideA:夫との出会いをきっかけに小説家として羽ばたいていくシンデレラストーリーと纏わりつく不運と不遇の狭間で壊れていく彼女の心…執筆を続ける=思考する、死を受け入れて小説を書くのは誰のためなのか。そしてそれを受け止める夫の気持ちに目頭が熱くなりました。 SideB:ふとしたきっかけで出会った自分のファンだと言う男性との出会い。好意を持ちつつも、小説家としての自分が好きなのでは…?と不安な彼女。そんな不安もさらっと打ち消してしまう彼の包容力に惹かれない女性はいないかな。そんな彼に襲った病魔。彼が少しでも長生きできるようにと気遣う彼女に「君を甘やかすのが人生の目標」だと死の淵に立ってもなお、彼女を愛する言葉にこれまた目頭が熱くなりました。 猫、剥げかけ 君に会う前から君が別格だった なかなかこんな恋愛はできないなぁ、と小説ならではの世界観を堪能しました。

Posted by ブクログ

2026/03/02

 自分の死の代償に物語を書く。脳を使えば使うほど、生命維持が劣化していって寿命が縮まってしまう。しかし、自分を好きになってくれた夫は、私の本の大ファン。こんな状況で人間はどんな決断を下すのか。  日々、死というものが目前に迫りつつある中で、ただボーッと過ごすだけの延命を望むのか、...

 自分の死の代償に物語を書く。脳を使えば使うほど、生命維持が劣化していって寿命が縮まってしまう。しかし、自分を好きになってくれた夫は、私の本の大ファン。こんな状況で人間はどんな決断を下すのか。  日々、死というものが目前に迫りつつある中で、ただボーッと過ごすだけの延命を望むのか、それとも作家として自分らしく生きるのか。

Posted by ブクログ

2026/02/26

これどこまでが彼女が書いた物語なんだろう。一つ目の話と二つ目の話は全くの別物の話だと思っていたけど、一つ目の話は二つ目の話の主人公の‘’彼女”が書いた物語で、その対になる物語が二つ目の物語だけどどこまでホントなんだろうか。これは有川浩さんが読者を騙しに来てる。こういう私たち読者が...

これどこまでが彼女が書いた物語なんだろう。一つ目の話と二つ目の話は全くの別物の話だと思っていたけど、一つ目の話は二つ目の話の主人公の‘’彼女”が書いた物語で、その対になる物語が二つ目の物語だけどどこまでホントなんだろうか。これは有川浩さんが読者を騙しに来てる。こういう私たち読者が困惑しているのを有川さんは「してやったり」というリアクションをとっているに違いない。 とにかく二つの物語に出てくる女性たちの執念や執着が凄まじかった。二人とも控えめな性格ではあるけれど、芯が強くて譲れないものがあって、好きなことには曲げられないものがある。大事なもののためなら多少の犠牲は厭わないし、大切な人のことを悪くいうのであれば、元々の性格なのか、豹変したのか、別人のように怒り狂う始末。パートナーに対してあんなにむき出しの愛を向けられるものかと。度を超えて依存にも見えてくる。パートナーが危篤の状態だと誰しもこうなるのかな。見開き1ページの呪いのような文面は恐ろしかった。

Posted by ブクログ