主人公・綾瀬川次郎は、類まれな運動の才能に恵まれながらも、自分のせいで夢を諦めるひとがいる現実に孤独を感じていた。そんな彼が楽しい野球をモットーに掲げる弱小チーム「バンビーズ」に出会い、仲間たちと絆を深めていくが……。主人公をはじめ周囲の人々の心情を丁寧に描き出す、人間ドラマが魅力の青春野球マンガです。

よしきと光は、同じ集落に住む同い年の幼馴染。半年前行方不明になった光が戻ってきたら「別のナニカ」になっていた──。戻ってきた「光」は一体何者なのか、集落を襲う異変の原因とは。未知の存在への恐怖をじわじわと感じさせてくれる作品。

自分には才能があると自負する小学四年生の藤野。ある日、不登校で引きこもりの京本が描いた四コマ漫画を見て衝撃を受ける。「漫画」という共通点以外は、あまりに違っている少女たち。2人の間にある、憧れや劣等感を鮮烈に描き出します。ジャンプ＋での初公開当時、Twitterのトレンドも席巻し大きな話題となりました。

主人公の少年デンジは父の遺した借金にまみれ、普通の生活を取り戻せないまま「チェンソーの悪魔」であるポチタと共に、ヤクザお抱えのデビルハンターとしてなんとか生きていた。ある日そのヤクザのボスに騙され殺されかけるが……。「悪魔」と呼ばれる存在が日常にいる世界が舞台のダークファンタジー作品です。

世界各国が情報戦を繰り広げる時代、西国一腕のいいスパイである＜黄昏＞は任務でロイドと名乗り、偽装家族を作ることになる。 娘にするために孤児院で引き取ったアーニャが実は人の心が読める超能力者だったり、偽装妻にした女性が＜いばら姫＞というコードネームを持つ殺し屋だったりとトンデモ設定満載のスパイアクションコメディー。

壁に囲まれた美しい世界で暮らす子供たち。その一人であるトキオは、テスト中に「外の外に行きたいですか？」というメッセージを受け取る。壁の外はないと思っていたトキオだが、実は荒廃したもう一つの世界があった。そこにはトキオそっくりの顔をした少年マルがいて――。天国のような壁の中と魔境のような外の世界。同じ顔をした子供たちの秘密とは!?

孤児院で幸せに暮らしていたエマは、あることから自分たちは食人鬼に食べられるために育てられた商品であると知ってしまいます。エマは仲間たちとともに孤児院を脱走しようとしますが……。衝撃的な展開にハラハラしながらもページをめくる手を止められない！そんな作品です。

福本伸行さんの人気作『カイジ』に登場する利根川が主役のスピンオフ作品。福本さんが書いたと言われれば何の疑いも持たないほど本家に似た橋本智広さんの作画と、利根川の苦悩が見事なギャグ漫画として描かれています。ファンはもちろん、カイジ未読者でも楽しめる一作。

金も食糧もない！そんな主人公たちがダンジョンで自給自足をしながら、ドラゴンに食べられた妹の救出へと向かう。スライムやミミックといったRPGではお馴染みのモンスターたちが、主人公たちによっておいしく調理されていく……。妙に現実的なレシピはお腹がすいてきます。

学校でいじめを受けていた聴覚の障害をもつ硝子。しかしその犠牲者は、次第にいじめの中心人物だった将也へと移っていった。幾年の時を経て、将也は硝子に会いに向かうが… 過去の自分と向き合い、どう変わっていくか？デリケートなテーマを扱ったリアリティある作品。

月の7割を破壊した張本人でありながら、なぜか生徒思いの超生物…その呼び名は「殺せんせー」！E組生徒に課せられた使命は殺せんせーを殺すこと！？異色の設定で大人気！前代未聞のスクール暗殺コメディ。

今から約600年後、火星に施されたテラフォーミングは特殊な苔とゴキブリを放つことだった。時はたち、人類は緑の星となった火星のゴキブリ駆除に降り立つが、そこにいたのは進化した知的生命体だった…！

マンガの神様・手塚治虫の仕事ぶりを、当時の編集者への取材などからリアルに描き出す作品。手塚治虫のマンガ作家人生の明暗や、作品を生むことの苦労、作品への手塚先生のこだわりがよくわかるドキュメンタリーコミック！

突如現れた巨人により、巨大な壁の内側でのみの生活を強いられることになった人類。巨人の進撃は続き、人類の生活範囲は狭められていく。人類と巨人の壮絶な戦いを描く！異形の巨人たちが襲い来る様子は戦慄もの！

高校生の真城最高（サイコー）と高木秋人（シュージン）の2人が、プロの漫画家を目指して奮闘する様子を描く。実際の週刊少年ジャンプ編集部を作中に再現しており、リアリティのある編集事情などを描いて話題となった。

神の子・イエスと目覚めた人・ブッダが外界でバカンス！？立川で二人でルームシェアして、クールすぎるTシャツをメインに着こなし、聖人男性らしい徳のあるゆるい日常を送るギャグ漫画。聖人ならではのギャグに注目！

かつてプロ棋士を目指していたが、今は賭け将棋の日々を送る菅田。菅田は、ある時「アキバの受け師」と言われる凄腕真剣師に勝負を挑むも敗北を喫する。その悔しさから自身も真剣師を志す！「賭け」の要素を取り込んだ将棋マンガ！

おしゃれな音楽をやりたい根岸は、実はデスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」のカリスマボーカル！クラウザーさんと本来の根岸のギャップが面白いギャグマンガ。作中登場のCD「魔界遊戯」はリアルでも発売。

手塚治虫の「鉄腕アトム」のエピソードの一つ「地上最大のロボット」を、浦沢直樹が浦沢流アレンジを加えてリメイクした作品。物語は刑事ロボット「ゲジヒト」の視点で進む。 全8巻と読みやすい長さなのもうれしい。