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ドミトリーともきんす
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ドミトリーともきんす

高野文子(著者)

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ドミトリーともきんす

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2014/09/24
JAN 9784120046575

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商品レビュー

4.2

113件のお客様レビュー

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2025/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドミトリーともきんす 天才高野文子氏の科学エッセイ入門といったかんじでしょうか。 科学界の著名人たち、朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹氏たちが寮婦のともさんとその子供のきん子ちゃんにより、その著書の一部が引用されて、その世界に案内されます。 題名はジョージ・ガモフ氏の「トムキンスの冒険」のもじり。 理系である科学者の言葉を文系である高野氏のセンスで語りなおすというところに本書の意義があるのかもしれません。 いくつかの著作、読んでみたくなりました。 特にトムキンスの冒険! 竹蔵

Posted by ブクログ

2025/09/27

まず印象に残ったのは絵の美しさ。柔らかくて繊細な線やコマの間に流れる静けさが心地よく、読んでいるだけでゆっくりとした時間の中に引き込まれていくような感覚になります。 「科学」と聞くと難しそうで、少し身構えてしまうところがあるがこの作品では、科学の世界をマンガというやさしい形で伝え...

まず印象に残ったのは絵の美しさ。柔らかくて繊細な線やコマの間に流れる静けさが心地よく、読んでいるだけでゆっくりとした時間の中に引き込まれていくような感覚になります。 「科学」と聞くと難しそうで、少し身構えてしまうところがあるがこの作品では、科学の世界をマンガというやさしい形で伝えてくれていてとても新鮮に感じました。 登場する科学者たちが“○○くん”と呼ばれて親しみやすく描かれていることで、「すごい人」ではあるけれど「遠い存在」ではなく、身近に感じられる。 特に、科学の考え方や感じ方を、日常の風景や会話の中にさりげなく取り入れているところが印象的で、難しい説明ではなく、「こんなふうに考えるって、ちょっと面白いな」と思わせてくれるような場面が多かったです。 これまで科学に興味がなかった人や、苦手意識がある人でも、この作品を通して「科学ってこんなふうに感じてもいいんだ」と思えるきっかけになると思います。

Posted by ブクログ

2025/08/06

朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹という4人の科学者が同じ下宿屋に住んでいたら…という設定で描かれる。4人のうち中谷さんだけは岩波少年文庫の『雪は天からの手紙』など読んだことが❄️(すごくいい本です!) 湯川氏曰く科学と詩は近く、それは「出発点が同じだからだ。どちらも自...

朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹という4人の科学者が同じ下宿屋に住んでいたら…という設定で描かれる。4人のうち中谷さんだけは岩波少年文庫の『雪は天からの手紙』など読んだことが❄️(すごくいい本です!) 湯川氏曰く科学と詩は近く、それは「出発点が同じだからだ。どちらも自然を見ること聞くことからはじまる。バラの花の香をかぎ、その美しさをたたえる気持ちと、花の形状をしらべようとする気持ちのあいだには、大きなへだたりはない」。私と夫みたい(牧野氏みたいな人)。湯川氏の著作読んでみたい☺

Posted by ブクログ