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奇怪で不可思議な存在として恐れられながらも、人を惹きつけてやまない妖怪。
図鑑や画集、小説など、彼らのことを深堀りできる本を集めました。
水木しげる作品といえば『ゲゲゲの鬼太郎』。1965年に発表されて以降、妖怪という存在を世に広めた妖怪漫画の代表作です。鬼太郎の父を描いた映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』も話題になるなど、今もなお愛され続けています。
日本はもちろん、世界にも存在する妖怪たちのデータがぎっしり収録された図鑑です。『ゲゲゲの鬼太郎』でおなじみのキャラクターもたくさん登場しますよ。妖怪好き必読の書です。
水木さんの生誕97周年を記念して作られた画集です。繊細かつ緻密に描かれる、おどろおどろしくも愛嬌のある妖怪たちを、じっくりながめてほしいです。
水木さんが「憑物」について考察、解説した一冊。妖怪と幽霊とも違う憑物はどんなものなのか? 青鷺火やアゼハシリなどの図版をオールカラーで楽しめます。
ラフカディオ・ハーンの代表作。「雪女」「耳なし芳一」「ろくろ首」などの有名な怪談を再話した怪奇文学作品集です。
小泉八雲ことラフカディオ・ハーンは一体どんな人物なのか。妻・小泉セツとの出会いを含む半生が描かれており、その人となりを垣間見ることができます。
「ときめく図鑑」シリーズの妖怪編。本書は、妖怪の種類や生態を把握するための図鑑とは一線を画す内容です。妖怪と人間の関係をひも解いたり、妖怪名所マップが載っていたりなど、妖怪の入門書としてもおすすめ。
妖怪の殿様である「ガマとの」が、妖怪たちのことを解説してくれる児童書。妖怪が人間の前に姿を現した原因は? もし妖怪に出会ったらどうすればいいのか? インパクトのあるイラストと新しい切り口で楽しめます。
妖怪って、怖いだけじゃない! 思わず笑ってしまう、個性の強い妖怪たち80体の生態と、なんともいえないゆる~いイラストがクセになる一冊です。
各地に伝承されてきた怪異や妖怪を、地方別に紹介しているシリーズ作品。自分の住んでいる地域にはどんな怪異が存在するのか? 調べてみるのもおすすめです。
伊藤若冲、歌川国芳といった名だたる画家たちの描く「奇想」とは。彼らの生きた時代背景とともに、100点近い作品の絵の解説がされています。日本美術に興味のある方にぜひ読んでほしい一冊です。
歌川国芳は、「其まま地口 猫飼好五十三疋」をはじめ、たくさんの猫の絵を遺しました。本書には、踊る猫や妖怪猫などなど、国芳の描くユーモラスで魅力的な猫がたっぷり詰まっています。
舞台は明治29年。帝都・東亰(とうけい)では、奇怪で不可思議な連続殺人事件が起きていた。これらを引き起こしたのは人間か、それとも妖怪か。新聞記者の平河と大道芸師の万造が真相に迫ります。
妖怪研究家としても知られる小説家、京極夏彦さんが手がけるシリーズ作品。古本屋「京極堂」を営む中禅寺が謎解き役となり、妖怪にまつわる奇怪な事件を解決していきます。読み応え抜群のホラーミステリーです。
拝み屋の九一郎が営む「よろずあやかし相談処」に持ち込まれるのは、妖怪に関する悩み事。そこに居候することになった少女・みやびと飼い猫のニャンコ丸は、事件に巻き込まれて……!? 江戸が舞台の心温まる人情ものです。
大店長崎屋の跡取り息子である一太郎は、心優しい反面とにかく病弱だった。しかし、生まれ持った妖が見える特殊能力と持ち前の利発さによって、さまざまな事件を解決していきます。