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ブックオフユーザーにアンケートで教えていただいた「最恐の一冊」が大集合。
おばけ、妖怪、怪奇現象、人間の闇……さまざまな作品がそろっています。新たな怖い本と出会いたい方にもおすすめです。
「ある場所」について探れば探るほど不可解な現象が起き、日常が侵食されていく。モキュメンタリーホラー独特のリアルな表現が最後まで怖かったです。
大正時代、ヒグマが人間を食い殺した「三毛別羆事件」を基にしたノンフィクション作品。人肉に飢えて次々と凄惨な殺戮を繰り返す熊の恐ろしさたるや、壮絶なものがあった。
知るたびに、近づくたびに逃げ場が無くなる。湿度のある生々しさを感じられる描写が凄まじい。読み終わった後、本棚から視線を逸らしたくなるぐらい怖かった。蛇口に女が映るシーンがあり、もし自分の家にもいたらどうしようと、家中の蛇口に恐怖を覚えた。
結局、人間が一番怖いのだと思い知らされます。活字を目で追っているだけなのに湿度と音を生々しく感じられる作品。あまりにも滅入ってしまうので、手元に置いておきたくなくて手放しては、また読みたくなって手に入れる、を繰り返しています。
ロジックに気がついた瞬間、一気に恐怖が襲ってくる読書体験はこの本以外には味わえない。ロジックの確認をするために読み返すのは更に怖い。
どこにでもいる主婦たちが犯罪に手を染めていくのですが、徐々に追い詰められていくところに緊迫感があります。死体の解体シーンはなかなかショッキングでしたし、本当にグロい……。
もともとライトノベルだったもののリライト版です。軽い口調の一人称の小説だったので気軽に読み始めたら、巻数が進むにつれてどんどん怖くなっていきました。表現や描写が生々しくて、想像しやすいところも良かったです。
身体の一部が欠けた女性たちの遺体の謎に、刑事の藤堂が迫っていくサイコスリラー作品。シリーズ2作目だけど、自分的には一番推したい。虫が苦手な人は読まない方がいいかも。背筋がぞわっとする。
ずいぶん前に読んだ作品ですが、じわじわと湿っぽい恐怖がいつまでも背中に張り付いているような読後感が忘れられません。生きている人間の恐ろしさよ……。
9つの短編を楽しめるので良い。言葉で説明できないものって怖いなと思う。背後からじりじりと迫ってくるような恐ろしさのある作品だった。
人間の悪意がとにかく怖い。主人公がなにもできず、ひたすら女の子が不幸になっていく様をとことん見せられます。胸糞悪いまま話は進み、最後まで読み進めればきっと……という期待まで裏切られる。本当に最後まで「人が怖い」作品でした。
ラストの逃げ場の無さに震えました。自分が主人公だったら発狂する。この小説を読んでから、水が怖くなりました。
グロかったり気持ち悪かったりすることはないのに、本当にありそうな不思議な世界が、ある意味深い怖さを作り出している。著者は本当に夜市を経験したのではないか? と思ってしまう。
底しれない不気味な感じ。じわじわ怖くなってくるんです。怖くて最後まで読めなかったのに、怖いという思いだけがずっと残っている作品です。
現実に起こりそうな内容で恐ろしかった。自我を乗っ取られて自分が自分で無くなるというのは、心霊などより恐ろしい。よく研究し、作り込まれた設定だと思う。衝撃のラストが単純に怖いだけのホラーではない。
人間の奥底に潜んでいる悪の部分の描写で、ここまで怖いと思ったことがない。とにかく気持ち悪さが勝る。不気味で、この本を家に置いておくのも嫌になったくらい。
言葉の力だけで人の醜さに抗おうとするも、現実の残酷な仕打ちになす術なく倒れる姿をありありと書き表している。
全体的に後味の悪い、いわゆるイヤミスの短編集。予想のできる結末のものが多かったけど、タイトルの通り「あーあ。」となる展開を楽しめた。
ホラーとミステリーが混ざったような、救いのないお話。文章だけなのに痛みや苦しさが伝わってくる。登場人物の暗く重いところも読み取れて、フィクションと分かっているのに情景描写が本物のように思えた。
呪いが連鎖してゆく一連の描写に、真実味や生々しい実感があってとにかく怖かったです。他者への軽率な悪意の発露がきっかけとなって、転がるように呪いの連鎖が生じていく。悪意の根源となった人物に見事に報いが返ってゆく転帰が見事で今でも忘れられません。
実際にどこかで誰かが体験したような、自分にも降りかかるような怖さがあります。文章が淡々としていて、それでいて現実味が強い。読後にふと思い出しては追体験してしまう。書架に並べることに不安を感じて手放しました。そんな本は後にも先にもこの作品だけです。
ホテルによどんだ悪意の霊にそそのかされる父親の変貌が恐ろしい。理由がはっきりしないまま、だんだんおかしくなっていく描写が見事。
ヒグマが人を襲う描写がとてもリアルに感じました。特に、人を食うときのそしゃく音の表現には吐き気を催すほど……。今や日本のいたるところでクマの出没がニュースになっていますし、この作品からクマの恐ろしさを学べます。
この世のものではない何かにじりじり追い詰められて行く恐怖の表し方、演出がとてもうまくてゾクゾクしながら一気に読めた。
怖いというより、不気味で気持ち悪い感じ。読み進めていくうちに背筋がザワザワしてくる。正体のわからないものが次々と現れて、どんどん怖さが増す。知念さんの状況説明の言葉選びが巧みだと思う。
最初にこの小説を読んだときは、後ろに誰かがいる気配にゾッとしながら読んでました。そういうときに限って、嫁さんが「あのさー」とか声をかけてくるので、びっくりして飛び上がった覚えがあります。
人間的な恐怖、心理的な恐怖、生理的な恐怖が詰め込まれた作品。学生の頃に読んでトラウマになりかけました。特に冷蔵庫にあったシチューのくだり。
有り得ないくらいホラーでグロテスクな内容なのに、それを実体験かのように感じさせる。作者の才能も一緒に恐ろしい。
あらゆるレベルの不幸が積み重なる。意味がわからないくらい救いがないし、絵にも不幸感があふれている。怖すぎて所持出来ない。
じめっとしたまとわりつくような文章も怖いし、独特のじっとりとしたイラストも怖い。何度見てもゾッとする絵本です。最後のページが頭から離れなくなる。
戦争、原爆の恐ろしさを教えてくれる一冊です。小学生のときに読み聞かせしてもらい、あまりの怖さでいまだにトラウマです。二度と同じことが起こらないようにと心から願います。
児童書のわりには挿絵が少なく、一度読み始めると気休めを得ることができなくなる。話の内容もとても怖く、だんだんと主人公が怪異に囲まれていく状況に恐怖を覚えた。児童書だからと侮ってはいけない。
大人が子どもに何気なくする対応によって、まさかの結末に。子どもに近付く黒い影の正体はなんなのか。現実にもそんなことが……と思うと恐ろしすぎる。
未知への恐れを感じました。心霊やホラー、ミステリーとは違う恐怖をどこか感じさせる作品です。少ない言葉から想像力を掻き立てられます。
付きまとわれる恐怖が描かれる。この女は、人間なのか、それとも怪異なのか。どちらにしても、とにかく不気味だし怖い。
すべての文明が滅び、一本の草木もない近未来に小学校が丸ごと飛ばされる異次元のホラー。特に、序盤で頼りになるはずの先生(大人)たちが次々と自殺していき、子どもだけが取り残される展開には恐怖で震えました。
新聞を読むたびに縮まる寿命、現実に起こる不幸の数々。呪いを払うためにお堂にこもり、やっと呪いが解ける……と思ったらまさかの展開。怖すぎて、読んだことを後悔した。家にマンガを置いておくと、私のところにも恐怖新聞が届いてしまうのではないかと不安になり、高校を卒業するまでずっと友人たちに貸し続けた。
オカルト雑誌の編集者がカメラマンと一緒に怪奇現象を追う作品。オカルトを独自解釈してホラーに落とし込んでいる。独特な絵柄もクセになってきて、読む手が止まらなくなった。
独特のタッチのイラスト、個性的すぎるキャラクター、そして不可思議で不気味な物語。こんなに強烈で印象的な作品は見たことがない。常に「この先どうなるんだろう」と緊張しながら読んでいた。個人的には「六壁坂」が一番恐ろしかった。
常にじっとりとした空気をまとっていて、読んでいるだけで夏のジメジメを感じられるホラー。謎が謎を呼ぶ展開も良いし、「シャワシャワシャワ」という擬音の演出、表現が恐怖を増長させてくる。
うずまきに取り憑かれて狂っていく人たちと、そこで起こる怪奇現象にまつわるお話。ストーリー、キャラ設定など、どれをとってもインパクト大。傑作だと思う。
戦争の恐ろしさ、悲惨さをありありと教えてくれる漫画。それと一緒に、命の尊さも伝えてくれる。小学生のときにアニメも見たが、原爆が落ちた後、水を求めてさまよう人たちの姿を見るのは本当につらかった。
漫画なのにおばけの描写が妙にリアルで、話の内容も現実にありえそうでめちゃくちゃ恐かった。
直球のホラー。絶対、夜中に読んではいけない。身近に起こりそうだから余計に怖いと感じた。読み応えは抜群なので、ホラー耐性のある人にはぜひ読んでほしい。
小さい頃に読んで、漫画の背景の暗いトーン、リアリティのある人物描写、へび女の登場、動きの怖さが忘れられなかった。
雛見沢村を舞台にしたサスペンスです。暴力と理不尽だらけの惨劇が止まらないのですが、ついつい読んでしまう……! 個人的には「目明し編」が好き。