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あやかし長屋 嫁は猫又 講談社文庫
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あやかし長屋 嫁は猫又 講談社文庫

神楽坂淳(著者)

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あやかし長屋 嫁は猫又 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/08/12
JAN 9784065245637

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2022/12/07

言ってしまえば猫またが人間に惚れてー緒になり、事件を解決していく話なのですが、主人公は猫またという妖怪。 この妖怪の心理描写が面白いです。ここまで妖怪の心に踏み込んだ小説見たことない。いゃあ、興味深い。もしかして作者も妖怪? 作者「俺に何かようかい?」

Posted by ブクログ

2022/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Tさんのお勧め。 とても上手くできている。 今どきの江戸ものには、 あやかしとか捕物とか長屋はよく出てくるが、 それをどう組み合わせるのか。 また、 あやかしと人間をどういう関係にするのか、 江戸の人々とはどういう関係にするのか。 どんなあやかしがいるのか、 それはどう言う存在なのか、 力は強いのか、弱いのか。 そこら辺の設定がとてもうまい。 猫又はいい大きさの箱を用意されると入って寝てしまうとか、 小豆洗いは羊羹に弱いとか、 妖怪は約束を破らないとか、 ろくろ首には、首が抜けるのと抜けないのがいるとか。 さえない岡っ引きの平次は、 猫又のおたまと住んでいる。 そこへ町奉行がやってきて、 江戸でおきるあやかしがらみの事件を解決するよう、 頼まれる。 その代わり、平次と夫婦として認め、 長屋に住めるようにすると。 たまと妖怪たちの捕物がはじまる。 せっかく平次にもらった簪を壊されたおたまが 榎の妖怪のもとにかけつけると、 その怒りを共感してくれる場面が良かった。

Posted by ブクログ

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