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〈あの絵〉のまえで の商品レビュー

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107件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2023/02/01

2023.02.01 #005 絵にまつわるお話。 本当にある美術館なので、回ってみたいと思う。

Posted byブクログ

2023/02/01

絵画のメッセージは受け取る人によってまったく異なってくるといいますね。ひとつの絵からこんなに深いストーリーを描ける原田マハさんというのは素敵だと感じました。 親子のやりとり、方言も入った会話を通じ、その美術館がいかに地元で愛されているか、事前に溶け込んでいるかが伝わってくる。そ...

絵画のメッセージは受け取る人によってまったく異なってくるといいますね。ひとつの絵からこんなに深いストーリーを描ける原田マハさんというのは素敵だと感じました。 親子のやりとり、方言も入った会話を通じ、その美術館がいかに地元で愛されているか、事前に溶け込んでいるかが伝わってくる。その感覚が味わい深い。読み終えたのに印象的なシーンはまた読んでしまいました。 いわゆる教科書的な鑑賞は不要で、自分も単純に絵を観て感じてその自分も入ったシーンを目に焼き付けたい、そのストーリーの意味を考えてみたい、と思いました。

Posted byブクログ

2023/02/01

圧倒的に芸術的な感性がないため、手に取る小説を選ぶ際にもそういう作品はスルーしてきました。 なのに本作を購入した理由が思い出せないんですが、読んでみてやはり芸術性の欠如を再認識しました。 一応、各章にまつわる絵をネットで鑑賞してから読む、と楽しもうという努力はしてみましたが、ふ...

圧倒的に芸術的な感性がないため、手に取る小説を選ぶ際にもそういう作品はスルーしてきました。 なのに本作を購入した理由が思い出せないんですが、読んでみてやはり芸術性の欠如を再認識しました。 一応、各章にまつわる絵をネットで鑑賞してから読む、と楽しもうという努力はしてみましたが、ふーん、こんな絵なんだ。以上の感想が出てこず。。。話との繋がりもよく分からず。。。 すいません、私には合いませんでした。

Posted byブクログ

2023/01/31

またまた美術館に行きたくなるマハさんの短編小説。一枚の絵に見る人それぞれの物語がある。 私も思い出の絵画があるといいな。

Posted byブクログ

2023/01/31

------------------------- 今日もまた、 どこかの 美術館で 小さな奇跡が 起こっている。 アート小説の名手がおくる、 心温まる物語集。 ------------------------- 6編の作品が収められており、 各話ごとに一つの絵が登場します。 ...

------------------------- 今日もまた、 どこかの 美術館で 小さな奇跡が 起こっている。 アート小説の名手がおくる、 心温まる物語集。 ------------------------- 6編の作品が収められており、 各話ごとに一つの絵が登場します。 登場人物たちは、 それぞれ年齢も性別も環境も違うのに、 一生懸命で、優しくて。 それでも思い通りにいかないことが多く、 悔しい思いをしたり、 心に消えない傷を持っていたり。 だけど、それぞれが絵画と対峙し、向き合うとき。 絵を通して、作者、自分自身と対話をする。 一歩を踏み出せたり、 ありがとうと言われているみたいだったり、 背中を押されたり、 大丈夫だよ、と包んでもらったり。 とにかく各話、全てがあたたかくて、泣けました。苦笑 本人が死んでも、作品は生き続けて、 沢山の時代を経て、変わらずに佇み、 今なお私たちと繋がってくれる。 絵画への興味もですが、 原田マハさんの小説にも感謝です。

Posted byブクログ

2023/01/28

原田マハさん、やっぱり天才です。完全に惚れ込んでおります。。。 行きたい美術館がたくさん増えました。最近読んだ原田マハさんの著作中に出てくる美術館は殆どが海外で、行きたくてもすぐには行けないなあ、と歯痒く思っていました。 でも本作に出てくる美術館は、全て!日本の美術館です。 都...

原田マハさん、やっぱり天才です。完全に惚れ込んでおります。。。 行きたい美術館がたくさん増えました。最近読んだ原田マハさんの著作中に出てくる美術館は殆どが海外で、行きたくてもすぐには行けないなあ、と歯痒く思っていました。 でも本作に出てくる美術館は、全て!日本の美術館です。 都内から行くには旅行になってしまう場所に位置しているところが多いけれど、それでも国内旅行であればすぐに行けそうな気がします。 すぐにGoogle MAPでピンを立てました。 早いうちに行きたいなあ。 絵の前で、この本の作品たちを思い出しながら、いろんなことを感じたい。と思いました。

Posted byブクログ

2023/01/26

原田マハさんのあの絵をベースにした6つのストーリー。絵をスマホで確認しながら読みました。 それぞれの絵の持っている創作された意図を現代に生きる人々の日常的なストーリーと重ね合わす事によって、実際にこの絵を見に行きたくなります。 原田マハさんにしか書けない素敵な物語でした。

Posted byブクログ

2023/01/26

知ってる人も多いと思うが、コメダ珈琲のコーヒーはセントラルキッチンで抽出したものを各店舗で温め直して提供している。 まあ、それでも十分に美味しいけれど。 なるほど、そう言えばレジの横で豆売ってたな(ここで言っている豆はコーヒー豆の方です。付け合わせの豆菓子の方ではありません)。今...

知ってる人も多いと思うが、コメダ珈琲のコーヒーはセントラルキッチンで抽出したものを各店舗で温め直して提供している。 まあ、それでも十分に美味しいけれど。 なるほど、そう言えばレジの横で豆売ってたな(ここで言っている豆はコーヒー豆の方です。付け合わせの豆菓子の方ではありません)。今度、試しに買ってみようかな、温め直しであの味なら、挽きたてで飲んだらさぞかし旨かろう。 と、この本を読んで思った次第です。 原田マハさんは、絵画を観て物語を膨らませるのか、物語に絵画を合わせてるのか、多分前者だと思うけれど、その思い付きというか想像力というか、そういう能力が抜群だよね。これは短編集だけど、これをもっとふくらませたのが異邦人とか風神雷神とかの長編になるのかな。原田マハ作品は、ほんと楽しい。

Posted byブクログ

2023/01/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

てっきり1つのお話だけかと思っていたら、短編集だった。一つ一つのお話は、それぞれの人の半生というかそんな様子が描かれて、最終的には絵に力をもらうというような感じ。もちろん、感動したりと面白かったのだが、短編でこれからどうなるのだろうというその後が全て気になり、それが描かれないのが物足りなく感じた。

Posted byブクログ

2023/02/04

クリムトの絵が観たくなり豊田市美術館に行ったのですが、オーストリアの美術館に貸出中で観ることができませんでした。7月には戻ってくるそうですが展示するかは未定との事でした。 行かれるなら事前に美術館に問い合わせした方が良いと思います。リヒター展開催してたのでそちらを観て帰りました。...

クリムトの絵が観たくなり豊田市美術館に行ったのですが、オーストリアの美術館に貸出中で観ることができませんでした。7月には戻ってくるそうですが展示するかは未定との事でした。 行かれるなら事前に美術館に問い合わせした方が良いと思います。リヒター展開催してたのでそちらを観て帰りました。 改めて思うとクリムトの絵が展示されてなくってよかったと思いました。 小説の先入観をもって作品をみてしまうので、それは原田マハさんの世界であって私がその絵に対峙した時に受ける印象はクリムトから直送されるものでなければいけないかなと思いました。 共感するところがあれば素敵ですが まずは自分の感性で捕えていきたいかなww 聖夜がちょっと悲しい話しでした。 初めての雪山で遭難なんて山岳部で経験者同行ならまず起こらないと思いますけど? 初雪山が地元の八ヶ岳じゃなくて谷川岳遠征とゆうのも謎?

Posted byブクログ