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〈あの絵〉のまえで の商品レビュー

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113件のお客様レビュー

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2023/01/19

芸術作品は心の薬のようだなーと。 ふとした絵画との出会いが、慰めになったり人生に彩りを与えてくれたり。 登場人物の人生に共感しておもわず涙。

Posted byブクログ

2023/01/18

行きたい美術館が増えました。まだまだ知らない美術館がいっぱいあるんだな。 大好きなアートにパワーをもらって、自分だけの物語を作りたくなりました。

Posted byブクログ

2023/01/16

6作品の絵を契機に、それぞれの人生が動いていく短編集。 通して感じたのは、マハさんの絵に対する愛情や尊敬、そして美術館への誘い。 見たことがない作品ばかりだったけれど、観る人によってどのように絵を感じるか、それぞれの思いを表現している文章が美しくて、登場する美術館へ行って...

6作品の絵を契機に、それぞれの人生が動いていく短編集。 通して感じたのは、マハさんの絵に対する愛情や尊敬、そして美術館への誘い。 見たことがない作品ばかりだったけれど、観る人によってどのように絵を感じるか、それぞれの思いを表現している文章が美しくて、登場する美術館へ行ってみたくなった。幸い全て国内! 物語から広がる背景は、就職活動への苦労、近しい人からの妬み、大切な家族を失う哀しさや後悔、予期せぬ病…といった重いものが描かれる。 でも、さらりとした語り口、温かい思いやりをもつ人が主人公を見守り、希望を感じさせてくれる着地に。 マハさんの優しさを感じる読後感でした。

Posted byブクログ

2023/01/15

6つの絵についての物語。 一つ一つにそれぞれの人生があって・・・。 素晴らしい絵には見る人を勇気づけるバワーがあるんだなぁと思いました。美術館にもあまり行かないし、絵を描くのも苦手な私ですが、年を重ねるごとに美術館に行きたいと思うことが増えてきています。誰にでも「運命の一枚」とな...

6つの絵についての物語。 一つ一つにそれぞれの人生があって・・・。 素晴らしい絵には見る人を勇気づけるバワーがあるんだなぁと思いました。美術館にもあまり行かないし、絵を描くのも苦手な私ですが、年を重ねるごとに美術館に行きたいと思うことが増えてきています。誰にでも「運命の一枚」となる絵画、あるかもしれません。

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2023/01/15

出てくる絵をインターネットで調べながら読みました。美術館にいてる感覚にもなり、読み終わって、実際にこれらの絵を観に行きたくなってます。

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2023/01/28

『常設展示室』的な1枚の絵にまつわるちょっとせつない小さな6つの物語 表紙絵にもなっているクリムトの絵のお話で鼻の奥がツーン、となる。 親子(このお話は祖母と孫)の分かり合えないまま、あるいは言いたかった言葉を 言わずに永遠の別れとなってしまう、そんなお話がすごくすごく痛くて。 ...

『常設展示室』的な1枚の絵にまつわるちょっとせつない小さな6つの物語 表紙絵にもなっているクリムトの絵のお話で鼻の奥がツーン、となる。 親子(このお話は祖母と孫)の分かり合えないまま、あるいは言いたかった言葉を 言わずに永遠の別れとなってしまう、そんなお話がすごくすごく痛くて。 「おばあちゃんが期待していた未来を、私は生きてはいなかった」 親が期待するとおりの未来を生きているこどもはこの世界にどれくらいいるのだろう。 直島のモネのお話に出てくるどうやらこの島の重要人物らしい初老の男性。 『常設~』のLa Vie en Rose に出てくる紳士とかぶる。 それはさておき、このお話の主人公たちの絵の観方が実に良い、と勝手に思う。 先入観もなくて、すーっと心に入っていく感じが。 美術館に行くのが好きな私だがそんなふうに絵を観られたことがあったろうか。

Posted byブクログ

2023/01/12

どの話も良かったけど、1番最後の「さざなみ」は絵の持つ力や絵を通しての人との出会いが見れて良かった。 昔はルーブル美術館に行くことに憧れてたのに、毎日の忙しさの中でいつの間にか忘れてしまってた。 このお話みたいにわたしもいつか美術館に行ってみたいな。

Posted byブクログ

2023/01/11

読んでいるときに美術館へ行きたいと強く思いました。 短編それぞれで登場する作品たち。その中には自分の住んでいるところから近いものもあって、尚更に実際に見たいと感じました。原田マハさんの普遍的な日常の描き方がうまいのもあって、劇的ではなく小さな問題を抱えて生きてる普通な自分でも美術...

読んでいるときに美術館へ行きたいと強く思いました。 短編それぞれで登場する作品たち。その中には自分の住んでいるところから近いものもあって、尚更に実際に見たいと感じました。原田マハさんの普遍的な日常の描き方がうまいのもあって、劇的ではなく小さな問題を抱えて生きてる普通な自分でも美術館の〈あの絵〉のまえに行けば何か感じられるのかもしれないと強く思えました。 自分のお気に入りは「聖夜」という話でした。学芸員さんの画の解説もあって、より作品に感じ入ることができました。

Posted byブクログ

2023/01/10

表紙のクリムトに惹かれて、思わず手に取ってしまいました。 本って、表紙や手触り感も、私にとっては重要。 短編集で、読みやすいです。 私は、やはり「豊饒」がお気に入りでした。 どの美術館へも訪れてみたくなる そんなお話ばかりでした。

Posted byブクログ

2023/01/10

檸檬が良かった。 絵が思い浮かばないものもあったので短編ごとにカラーで挿絵を挟んで欲しかったかも。 睡蓮の話だけ解説ないのなんでなんだろ。

Posted byブクログ