〈あの絵〉のまえで の商品レビュー

原田マハ(著者)

2023/12/30

読んでいて、明るく温かい気持ちになれた豊饒、聖夜が好きでした。
転職までの時間かなり自由な時間があったのに、1人でどこにもいけなかった事をすごく、さざなみを読んで後悔した。どこにだって行けたはずなのに。
この本で出会った絵に私も会いに行ってみよう。

2023/12/28

「本日は、お日柄もよく」を読んで以来の原田マハさん。

短編集と言うこともあり、どれも非常に読みやすい。

その中でハッとさせられたり、ウルッとさせられたり。
読んだ後の爽やかな感じは何とも言えません。
オススメです。

2023/12/26

絵画にまつわる６つの短編集

絵と「会話する」って経験をまだしたことがないけど、できてみたいな（笑）
一度友達と直島に行ったことがあり、その時に地中美術館にも立ち寄った。
サーーっと見て周り、そこにモネの睡蓮があったなんて、全く覚えていない...
側にあった綺麗な池では写真を撮ったけど、それがジヴェルニーのモネの池を再現したものだったとは、この本で初めて知った..
その頃はまだ原田マハさんの本には出会っていなかったので仕方ないけれど。
知って行くこと何も知らずに行くのとではやっぱり違う（笑）
大原美術館にもいつか行ってみたい！

2023/12/21

豊穣と聖夜が胸に沁みた。
絵画を通して、自分を見つめ直したり、暮らしを再生する物語は好きだ。
とくに聖夜の結末は余韻が残る。
心に灯りがともったような、なんとも言えない気持ちになった。

2023/11/16

投げ出してしまいたいことは、ある程度投げ出しても問題ないこと！そんな勇気と元気をわたしも絵からたくさん貰いたくなった！

2023/11/10

どの作品も前へ進んで行こうと思わせてくれる作品でした。聖夜は涙しました。何事も始める事に遅いなんて事はないんだ。今からでも一歩踏み出そう。
しかし原田マハさんの作品を読んだ後の心が暖まる感じ大好きです。すぐに次の小説は読まずにこの余韻を楽しみます。それぞれの解説も良いですね。

2023/11/01

６編の美術作品が作中に登場する短編集。それぞれの作中にはその話の主人公に関わる実在の美術作品が出てきてそれぞれのストーリーの中に自然に存在しているところが読んでいて心地の良い作品でした。作品によっては所蔵の美術館名も出て来たりしてて近くに行った時は、訪れてみていなぁとも感じました。(^_^

2023/10/28

美術館で人とアートが起こす奇跡の物語。
物語中に登場した美術館、アートを体感してみたいと思った。
アートの素晴らしさを再認知できた。

2023/10/17

絵画は人により見え方、感じ方が違うと思うのですが、この短編集では物語ごとに登場人物の心の中を覗き見た気分になりました。
マハさんは度々「絵画は友達」、美術館は「友達の家」と表現されていると思うのですが、まさにその感覚を味わえた本だと思います。
スガワラさんと同じく「豊饒でした」がほろりと口から出てしまいそうな、アートで満たされた読後感でした。

2023/10/10

2023.10.6
短編だから最初の話と繋がってたりするかなと思ったけどそうでもないっぽい
紹介された美術館行きたくなった