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〈あの絵〉のまえで の商品レビュー

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107件のお客様レビュー

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2024/01/31

美術館へ足を運びたくなる短編集。 原田マハの絵画に触れる本はみんなそうである。 実在する美術館に収蔵・展示されている絵が出てくるので、作品がより身近に感じられ「わたしも観に行ってみようかな」と思わせる。 絵画には、それぞれ、そして絵に出会った人の数だけ物語が生まれ思い出になる...

美術館へ足を運びたくなる短編集。 原田マハの絵画に触れる本はみんなそうである。 実在する美術館に収蔵・展示されている絵が出てくるので、作品がより身近に感じられ「わたしも観に行ってみようかな」と思わせる。 絵画には、それぞれ、そして絵に出会った人の数だけ物語が生まれ思い出になる。読んだあなたにも、自分だけの〈あの絵〉を見つけられますように。 最後の本物の学芸員の書く解説もとてもいい。 なかなかこのようなものは読めないので貴重である。

Posted byブクログ

2024/01/31

美術館で絵を観る、絵に囲まれてその世界に浸る特別な時間が、その空間が好きだ。 それぞれの登場人物が抱いている、それぞれの絵に対する思いがあるように、私自身にも好きな絵がある。 疲れたとき、気分を変えたいとき、落ち込んだとき、少しの時間でもいいから絵を観に行こう!と思えた作品。

Posted byブクログ

2024/01/21

1枚の絵との出会いで人生が変わる瞬間。 実際に存在する美術館を訪ねてその絵の実物を美術館の空気に触れながら見てみたいと思いながら読んだ。 最後のお話を読んで、この作品をなぜ読もうと思ったのかを思い出した。 また、直島を訪ねたくなった、、、。

Posted byブクログ

2024/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

色んな人たちの人生を、絵画と美術館に絡ませてる?短編集。私は心のなかにモーさん(だったかな?)がいるヒロインのお話が好き。 自分の中で会話出来るのっていいよね、と思った。これが悪意になってしまうとやばいけど…。 私も、自分の魂を癒やしてくれる絵画と美術館に出会えたらいいよなあ〜と思ったけど、絵心ないから無理や…ってなった(笑)

Posted byブクログ

2023/12/30

読んでいて、明るく温かい気持ちになれた豊饒、聖夜が好きでした。 転職までの時間かなり自由な時間があったのに、1人でどこにもいけなかった事をすごく、さざなみを読んで後悔した。どこにだって行けたはずなのに。 この本で出会った絵に私も会いに行ってみよう。

Posted byブクログ

2023/12/28

「本日は、お日柄もよく」を読んで以来の原田マハさん。 短編集と言うこともあり、どれも非常に読みやすい。 その中でハッとさせられたり、ウルッとさせられたり。 読んだ後の爽やかな感じは何とも言えません。 オススメです。

Posted byブクログ

2023/12/26

絵画にまつわる6つの短編集 絵と「会話する」って経験をまだしたことがないけど、できてみたいな(笑) 一度友達と直島に行ったことがあり、その時に地中美術館にも立ち寄った。 サーーっと見て周り、そこにモネの睡蓮があったなんて、全く覚えていない... 側にあった綺麗な池では写真を撮っ...

絵画にまつわる6つの短編集 絵と「会話する」って経験をまだしたことがないけど、できてみたいな(笑) 一度友達と直島に行ったことがあり、その時に地中美術館にも立ち寄った。 サーーっと見て周り、そこにモネの睡蓮があったなんて、全く覚えていない... 側にあった綺麗な池では写真を撮ったけど、それがジヴェルニーのモネの池を再現したものだったとは、この本で初めて知った.. その頃はまだ原田マハさんの本には出会っていなかったので仕方ないけれど。 知って行くこと何も知らずに行くのとではやっぱり違う(笑) 大原美術館にもいつか行ってみたい!

Posted byブクログ

2023/12/21

豊穣と聖夜が胸に沁みた。 絵画を通して、自分を見つめ直したり、暮らしを再生する物語は好きだ。 とくに聖夜の結末は余韻が残る。 心に灯りがともったような、なんとも言えない気持ちになった。

Posted byブクログ

2023/11/16

投げ出してしまいたいことは、ある程度投げ出しても問題ないこと!そんな勇気と元気をわたしも絵からたくさん貰いたくなった!

Posted byブクログ

2023/11/10

どの作品も前へ進んで行こうと思わせてくれる作品でした。聖夜は涙しました。何事も始める事に遅いなんて事はないんだ。今からでも一歩踏み出そう。 しかし原田マハさんの作品を読んだ後の心が暖まる感じ大好きです。すぐに次の小説は読まずにこの余韻を楽しみます。それぞれの解説も良いですね。

Posted byブクログ