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我が友、スミス の商品レビュー

3.9

119件のお客様レビュー

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2024/01/06

最近小さめのスポーツジムが建設中なのをよく見かけますが増えているんでしょうか。 自分の周りにもジムに通っている人がいますが私はそこまでの気力がありません…。 でも、本書を読み終えると、まるでスクワットを50回くらいしたような疲労感を味わえるので、もしかしたら少し痩せてるかも!?(...

最近小さめのスポーツジムが建設中なのをよく見かけますが増えているんでしょうか。 自分の周りにもジムに通っている人がいますが私はそこまでの気力がありません…。 でも、本書を読み終えると、まるでスクワットを50回くらいしたような疲労感を味わえるので、もしかしたら少し痩せてるかも!?(んなわけない)    ◇ ジムではないですが、泳ぐのは好きなのでたまに地元のプールに行きます。先日も久しぶりにプールへ。 あれ?なんか人が多いなあ…。 …今日はやめよ(速 そうして家に帰ってすることといえばやっぱり読書…。 つまりブクロガー(?)の私にとっての〈我が友〉は、やっぱり「本」なのでしたというオチで…。いやオチてない。

Posted byブクログ

2023/02/28

ボディビルの大会に出場する女性が、自分の体ととことん向き合って理想の身体を作り上げていく。 女性ボディビルダーに対する世間の目。女らしさとは。 筋トレの描写が細かくてセリフも少ない割にサラッと読めた。

Posted byブクログ

2023/02/25

筋トレ通いからボディビル大会出場の中で主人公が人間的な成長や価値観の変化を面白く時に真剣に物語は進んでいく。 何でもいいので、何かに一心不乱に打ち込める時間が人生においてかけがえのない時間であることは共感しました。 時に、ジェンダー的な事柄や社会的、世間一般的な価値観に触れる...

筋トレ通いからボディビル大会出場の中で主人公が人間的な成長や価値観の変化を面白く時に真剣に物語は進んでいく。 何でもいいので、何かに一心不乱に打ち込める時間が人生においてかけがえのない時間であることは共感しました。 時に、ジェンダー的な事柄や社会的、世間一般的な価値観に触れるときがあり、ただのトレーニー小説ではなく、現代を反映した文芸であることを窺える。 蓋し、どんな事柄でも世間と分断することは不可能であると考える。然し、内面では時に、世間と断つことも大切なことと思う。 主人公のキャラが個性的www 良い漢字の勉強になったwww(調べながら読み進めた)

Posted byブクログ

2023/02/18

第45回すばる文学賞佳作作品、かつ第166回芥川賞候補作品。 スミスと言う名の外国人の友との物語かと思いきや、スミス=トレーニング・マシンの名称だった件。 主人公は職場と自宅の中間地点にあるGジムに1年3ヶ月通うU野。 「別の生き物になりたい」と日々筋トレに精を出していた彼女...

第45回すばる文学賞佳作作品、かつ第166回芥川賞候補作品。 スミスと言う名の外国人の友との物語かと思いきや、スミス=トレーニング・マシンの名称だった件。 主人公は職場と自宅の中間地点にあるGジムに1年3ヶ月通うU野。 「別の生き物になりたい」と日々筋トレに精を出していた彼女が、O島の勧めでボディ・ビル大会へ出場する事を決める。 想像はしていたがそれを超えるストイックな世界だ。 なりたい自分と世間が求めているものとのギャップに葛藤する主人公の姿と心の揺れに共感出来た。 ジェンダー問題を絡めたマニアックな筋トレ小説。

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2023/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 筋トレをしている女性は、必ずしも痩せて引き締まった体を目指しているわけではない。  自分が理想とする体型をそれぞれ持っていて、それをコンテストで他人に証明するにはジェンダーという壁にどうしてもぶち当たる。  体を鍛えるということは、単純な行為だと思っていたが、何かを世間に認めてもらうためには、俯瞰して冷静に自分自身と向き合う必要がある。そして、それは、自分の理想とかけ離れるかもしれないと同時に、孤独がつきまとうということ。コンテストを通してトレーニーが革新的になるのを女性目線から物語っていてとても面白かった。

Posted byブクログ

2023/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あっさり読めてしまった 筋トレをやっていると共感できることが多かった 女性らしさ 男性らしさを求めるためにどこまでするのか 競技だから割きらないといけない 一方で、自分の満足のために筋トレすることもあっても良い

Posted byブクログ

2023/02/09

面白かった!女性のボディビルの世界は全く知らなかったので興味深かった。 そしてまさか小説でアイシールド21の進清十郎の名前を見掛けられるとは思わずうれしくなった

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2023/02/08

笑える言い回しや視点はあるけれど、全体としては特に楽しめなかった。もう少し、テーマに興味が持ててたら違うのだろう。

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2023/01/07

筋トレは全く興味がないけど、面白かった! 文章が面白い。小説だけどエッセイっぽいなと思った。 ただ筋トレのことを書いてあるだけではなくて、女性として世の中から求められることに関しての違和感についても書かれていてそこも面白かった。 著者の別の作品も読みたいと思った。

Posted byブクログ

2022/11/09

途中までは「新しいことを始めた(しかもフィジカル系)自分発見」的な話かと思っていたが、そう来ましたかと。それも女性だととても得心が行く内容。男性はどう思うんだろ。ふーんって感じで終わっちゃうのかな。

Posted byブクログ