我が友、スミス の商品レビュー
筋トレしてる人にはわかるのかもだけど、してない人間からすると器具とか種目とか詳しく説明された所でよくわからない 更に人の名前がO島とかT井だったり、GジムNジムってなってるのも読みにくい この作者のエッセイが面白かったから読んでみたけど、物語には向いてないのかな?
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U野は女性らしさを求められるのが嫌で(はっきりとは書かれていないがおそらく)筋トレを始めたが、その道を極めたボディビルという競技はもっと「クラシック」な女性らしさを求められるものだった。大会出場を目指すが、そのジレンマに陥るという物語。 「黄金比の縁」が面白かったのでこちらも読ん...
U野は女性らしさを求められるのが嫌で(はっきりとは書かれていないがおそらく)筋トレを始めたが、その道を極めたボディビルという競技はもっと「クラシック」な女性らしさを求められるものだった。大会出場を目指すが、そのジレンマに陥るという物語。 「黄金比の縁」が面白かったのでこちらも読んでみた。主人公が淡々としているところや、ちょっとしたユーモアがあるところは似ていたが、考え方が自分にはあまりはまらなかった。 個人名がU野やO島など頭文字が全てアルファベットなのは何でだろう。覚えにくいし、読みづらかった。
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スミスは人じゃなかった。 自分をどんどん追い込んで、のめり込んでいく様がいい。目的を達成するため食生活から見た目までとことんストイックになっていく。 結末が妙に現実感がありよかった。
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石田夏穂さんの作品を読むのはこれが2作目。 やはり文章が面白くて、好き。 まったく知らなかったボディビルの世界。 主人公の母親がそうであるように、 縁のない人間にとっては“女性らしくない”イメージのある種目。 しかし、実際はロングヘアに濃い化粧、脱毛に大きなピアスに、ハイヒール...
石田夏穂さんの作品を読むのはこれが2作目。 やはり文章が面白くて、好き。 まったく知らなかったボディビルの世界。 主人公の母親がそうであるように、 縁のない人間にとっては“女性らしくない”イメージのある種目。 しかし、実際はロングヘアに濃い化粧、脱毛に大きなピアスに、ハイヒールと “女性らしさ”をこれでもか、と求められる世界。 主人公の最後の決断を含めて、カラッとしてしている。 好きなものを嫌いにならずにいられそうで良かった。 印象に残ったのは、個人によって差はあれど、 このラインを超えたら恥ずかしいという着飾る感覚。(110ページあたり)
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カーリング藤沢五月さんのニュース見てこの本を思い出す…結構な率で読んだ方はそうだと思うけど笑 この本読んでたので裏では大変だったんだろうなと。読んだ当時はマニアック過ぎてそうゆう嗜好もあるんだね程度だったけど時間をおくて藤沢さんを経ると現実味を帯びてきたって感じ。でも何故か男性の...
カーリング藤沢五月さんのニュース見てこの本を思い出す…結構な率で読んだ方はそうだと思うけど笑 この本読んでたので裏では大変だったんだろうなと。読んだ当時はマニアック過ぎてそうゆう嗜好もあるんだね程度だったけど時間をおくて藤沢さんを経ると現実味を帯びてきたって感じ。でも何故か男性の筋肉美への追求の心持ちは理解しきれんわ
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傑作! 筋トレ、それは「自由である」ということ。 この世界、私も不思議だと思っていましたが、自分も見てみたい気にされられる作品でした。 自分を変えたい、自由になりたい。。。 没頭したい、没頭できる人が羨ましく、自分もそれを見つけたい、と思いました。 何と言っても、主人公のキャラ...
傑作! 筋トレ、それは「自由である」ということ。 この世界、私も不思議だと思っていましたが、自分も見てみたい気にされられる作品でした。 自分を変えたい、自由になりたい。。。 没頭したい、没頭できる人が羨ましく、自分もそれを見つけたい、と思いました。 何と言っても、主人公のキャラクター最高。そして著者の言葉と笑いのセンス、私の超ど真ん中でした。 満点‼️
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筋トレに励む主人公はその仕上がりから、 ボディビルの大会にでないかと誘われる。 そこから本格的な筋トレ、食事管理が始まるが、 女らしさから遠ざかりたかったはずの主人公が だんだんと女らしさを求められていく様はなんとも皮肉がすぎる。 その描写がすごくうまいと思った。
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後半までほぼ日常描写に感じたけど 男性ですので、ちょっと受取り方が女性読者と違うかな? 面白くてリズム良いです 世の中の息苦しい堅苦しいレギュレーションや感性の押し付けには違和感を覚えるモノノ 共感度?感動は低かったかな
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単純だと思うけど、自分の筋肉を愛おしく感じた。 仕事や人間関係など努力してもどうにもならないものがある中で、筋肉は裏切らないって使い古された言葉だけど、なるほどこの本を読んでしっくりきた。 私も本を読むまでは女性のボディビルはフィジークが望ましいと思ってた、女性らしさを残しつつ...
単純だと思うけど、自分の筋肉を愛おしく感じた。 仕事や人間関係など努力してもどうにもならないものがある中で、筋肉は裏切らないって使い古された言葉だけど、なるほどこの本を読んでしっくりきた。 私も本を読むまでは女性のボディビルはフィジークが望ましいと思ってた、女性らしさを残しつつ 筋肉の美しさを見せるバランスの良さがあるというか。正直読み終わった今でもボディビルよりフィジークの方が好きではある。けどボディビルは女性らしさとかそういうのを超越して、筋肉そのものをいかに美しく仕上げて魅せるか、いわば一種の芸術というか。真摯に筋肉に向き合ってる主人公が輝いて見えた。 さっそく私も宅トレ15分始めた、千里の道も一歩から。
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ボディビルとか未知の世界すぎるけど、なるほど、これはヒロインがのめり込んだのもわかるような気がする。 ラストもとても良かった。 ボディビルという競技は生まれ持ったものや努力はもちろん、内面的な適性もかなり重要なのだなと。 ともあれ、ここまで一心不乱に何かに向かう努力って本当に凄い...
ボディビルとか未知の世界すぎるけど、なるほど、これはヒロインがのめり込んだのもわかるような気がする。 ラストもとても良かった。 ボディビルという競技は生まれ持ったものや努力はもちろん、内面的な適性もかなり重要なのだなと。 ともあれ、ここまで一心不乱に何かに向かう努力って本当に凄い。主人公がひとつひとつを努力して直向きに課題をクリアしてく姿は眩しかった。 そんな経験は人生でなかなかできないし、この先も無駄になることはないと思うな。
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