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未来 の商品レビュー

3.9

376件のお客様レビュー

  1. 5つ

    87

  2. 4つ

    176

  3. 3つ

    89

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    3

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2025/01/07

最後まで展開がどうなるのかと面白いけど、 色んなネガティブ要素が詰め込んであり、読んだあと気が重くなる作品だった。

Posted byブクログ

2025/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人形と人のスイッチを切り替えられるママが実は一番心が強いのか。。。? 優しく清く正しく生きてきたのがパパの過去を読んでなんとも言えない気持ちになった。 人は誰しも汚れているものがあったり、心の拠り所となる夢の国?場所?のようなものがあるんだろうな〜とか感じた。 結局アッコとアリサはどうなったのか気になるところ。 ママはどう娘を庇ったのか。。。。アリサの父や早坂はどんな償いをすることになったのか。。。読み終わった後も色々想像を駆り立てられる作品。

Posted byブクログ

2024/12/29

未来って、何となく明るい想像をする言葉だけど 終始重い話の本でした。 最後は涙が自然に溢れてきた。 その後がとても気になるけど、どうか明るい未来であってほしい。

Posted byブクログ

2024/12/29

かなり読み応えがありました。 湊かなえさんの作品を読むのはこれで4本目、どの本も面白かったですが、現時点その中でも本作が個人的に1番面白い。 ただ、読み終わった時に後悔したのは 前半と後半で日数を空けて読んでしまったこと。 本作は一気に読む方が理解度を上がるゆえ、楽しく読める...

かなり読み応えがありました。 湊かなえさんの作品を読むのはこれで4本目、どの本も面白かったですが、現時点その中でも本作が個人的に1番面白い。 ただ、読み終わった時に後悔したのは 前半と後半で日数を空けて読んでしまったこと。 本作は一気に読む方が理解度を上がるゆえ、楽しく読めるかと。

Posted byブクログ

2024/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

湊かなえさんの本を読むのは二作目になる 白雪姫が面白かったので、次はどれにしようと題名だけで読む事を決めた一冊 初めの主人公の母が自分のように精神的に難アリで共感して読みました 娘が人形のようになる時、人間になる時、と、表現がいいなあと思っていましたが、本当にソレだとは……そして、私よりも重い過去をお持ちでした ここの登場人物は全員家庭に難アリ しかも、本当に実在するのかよ、みたいなものまで しかし、あとがきにある通り現実に存在する そして放火や殺人などに走ってしまう だって、それしか手段が分からないから とも取れました 嫌な奴も背景も家庭環境が……もしかしたら、かもしれない でもそんなの見てられない 自分が何より可愛いし、家庭環境が悪いからって人を責めていい理由にならない でも、その子は自分が悪魔でないとその環境にいられない………… 難しい問題だと思いました 本当に難しい でも、未来が待ってる 未来はいいものがあるかも、と救いをもたせる終わり方は個人的に良かった (人によっては、いやどーせ、かもしれないけど)

Posted byブクログ

2024/12/18

4.5 調子のすごくいい時と悪い時の2パターンしかないお母さんのことが気になって気になって仕方がなかった。あまり中弛みすることもなく後半になるにつれ物語に前のめりになっていった。特にお母さん、あやのさんの過去。真珠さんだった時の話。苦しい話だった。お父さんがそんなに醜い見た目で苦...

4.5 調子のすごくいい時と悪い時の2パターンしかないお母さんのことが気になって気になって仕方がなかった。あまり中弛みすることもなく後半になるにつれ物語に前のめりになっていった。特にお母さん、あやのさんの過去。真珠さんだった時の話。苦しい話だった。お父さんがそんなに醜い見た目で苦労してきたことがあっこの話からは全く想像できなかったから、本当にお父さんの話なのかと思うくらいだった。たくさん苦しい話が出てきたけれど、最後は未来に希望をもてるような良い終わり方だった。 Audible

Posted byブクログ

2024/12/09

すみません、内容というよりはaudibleで聴き始めたのだけそ、のんの朗読のせいで入り込めず。挫折してしまいました。

Posted byブクログ

2024/11/30

辛い経験をしていても、言葉にできない子が世の中にたくさんいる。気付いてあげるためにはどうしたら良いのだろうか、、と考えさせられる

Posted byブクログ

2024/11/27

2018年の単行本第一刷で読んだ(他者のレビューにある筆者のメッセージに触れられないことは残念) 恥ずかしながら 賞取レースにの峰意図され、一番早く落ちた事も知らなかった。 しかし、この厚さだけではなく、取り上げている現代的な問題への取り組みの想いは十分に伝わってくる展開だった。...

2018年の単行本第一刷で読んだ(他者のレビューにある筆者のメッセージに触れられないことは残念) 恥ずかしながら 賞取レースにの峰意図され、一番早く落ちた事も知らなかった。 しかし、この厚さだけではなく、取り上げている現代的な問題への取り組みの想いは十分に伝わってくる展開だった。 序章で章子の周辺状況から掘り下げられていく。「30歳の」みらいのわたしからの手紙という形で「章子の心象風景」がベールを脱いでいく・・それは熾烈なものであり、小学生の彼女にとって言葉を絶するような過酷なもの。 嫌ミスで名を挙げただけあって、実力は履歴が示している。とはいうものの、個人的には筆者の小説作法が肌に合わず、避けてきた~トルストイが語る【すべての幸福な家庭はたがいに似ている。不幸な家庭はそれぞれの形で不幸である】という言を噛み締めつつも、余りの重なる苛酷な状況が読み続けることを苦悩の奈落へ落とされて行く感覚が大きい為。 しかし、現実は苛酷、きわめて人の在り様を描いているとは思う。読了後「未来」という題をつけた筆者の想いは濃い灰色の靄の中で浮遊しているままだった。 エピソード1~3は序章で語られた状況を不可彫りしていく部分・・そこで読み手はリアルを目の当たりにするのだが。。。精神疾患、自殺、故意の焼死、乖離性障害的な設定(ひいてはいじめの現況がそこにあったケースの解決への道の困難さ)近親相姦 自分のメンタルのやわさを改めて自覚した・・辛すぎて、とぎれとぎれで時間をおいてでないと読み続けられなく。。 ここまで現代の問題状況を網羅した作品から送るメッセージを受け止められる自分はない・・そう強く思った。 だが、評価はできる~作者の想いと実力。

Posted byブクログ

2024/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「未来へ」というタイトルがとても深い。 本を読み進めていくと、フィクションであるにも関わらず、今、この瞬間にもこうやって声を上げることが出来ず、苦しんでいる子ども達がいるのではないかと考えさせられる1冊。 そしていつものことながら、伏線回収がすばらしい。全く繋がりのない人達の話のようで、意外なところで結びついて、繋がりを理解した瞬間がとても気持ちいい。

Posted byブクログ