未来 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
まぁ地獄。地獄しんど面白い。子供たちを取り巻く貧困や家庭内での問題がテーマで、未来を切り拓くために彼女達は残酷な選択をする。作者のあとがきにもあったように、こういったことは世界のどこかで起きているのではなく、すぐ自分の近くの現実でも起きてきて、今この瞬間にも苦しんでいる子どもがいるのかもしれない。そういったことを考えさせられる。未来の自分と名乗る者から手紙が来る…そんなワクワクするような導入からこんなに重いテーマになるとは流石です…。まだ湊かなえ作品の中でもかなり重い部類なのではないでしょうか。章子、ありさ、真珠(文乃)、篠宮先生今後のみんなに幸あれ…篠宮先生はハッピーエンドかな?「ママ」こと真珠(文乃)の過去はショックだった…それは心のスイッチつけますわね…
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過酷で過激なお話だけれど、虐待や貧困の問題がある限り、これが現実にも起こりうる。 声をあげた彼女たちに未来がありますように。
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作品紹介の文を読んで、「未来の自分から手紙が届くってことは、ファンタジー要素のある物語なのかな?」と軽く読み始めてしまったのが最後。ページをめくってもめくっても一向に救われる気配がなく(早く救われてほしい、とすごいスピードで読みました)、そのまま終わってしまいました。読んでて本当...
作品紹介の文を読んで、「未来の自分から手紙が届くってことは、ファンタジー要素のある物語なのかな?」と軽く読み始めてしまったのが最後。ページをめくってもめくっても一向に救われる気配がなく(早く救われてほしい、とすごいスピードで読みました)、そのまま終わってしまいました。読んでて本当にしんどかった。 あとがきを読んで湊かなえさんが何でこの物語を書いたのかが分かり、そこでようやくこの物語を自分の中に落とし込むことができました。
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映画化するとのことでAudibleで それぞれの場面で勇気を与えられたり、目指したい未来を思い描きながら、最悪な大人たちに挑む子どもたちの姿。ただのフィクションで片付けられない現実。 映画も観てみたくなりました。
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イヤミスの感じがすごいする。 子供達の貧困がテーマとあったが、考えさせられるというよりは、こんなことあるのかなと言った感じ。 あんまり楽しくはなかった。
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前半は未来から手紙が届いた主人公の女の子の視点で描かれていて、後半は主人公の周囲の人物の視点で描かれている。 目を背けたくなるような辛い内容が多く、読み進めていくうちにどんどんと心が抉られた。いじめや虐待などの描写も鮮明に書かれていて嫌な気分になる場面が非常に多かった。救いのない...
前半は未来から手紙が届いた主人公の女の子の視点で描かれていて、後半は主人公の周囲の人物の視点で描かれている。 目を背けたくなるような辛い内容が多く、読み進めていくうちにどんどんと心が抉られた。いじめや虐待などの描写も鮮明に書かれていて嫌な気分になる場面が非常に多かった。救いのないような話の連続で終わり方も主人公たちにとって希望を持てたのかが分からない。 作者は現実にもこういったことが起こっているのをとにかく知ってほしいのだろうと思った。 自分にできることが何かあるのかを考えさせられる。
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20年後の自分から手紙が届くというプロローグから物語の幕が上がったので、タイムトラベルミステリーなのかと思ったら!それはそれは辛くて重いお話でした。 貧困、虐待、苛め、暴力、淫行、欺瞞、売色…そして殺人。 普段ニュースで目にする悪事が満載です。 序盤は主人公の日記のように淡々と...
20年後の自分から手紙が届くというプロローグから物語の幕が上がったので、タイムトラベルミステリーなのかと思ったら!それはそれは辛くて重いお話でした。 貧困、虐待、苛め、暴力、淫行、欺瞞、売色…そして殺人。 普段ニュースで目にする悪事が満載です。 序盤は主人公の日記のように淡々と日常生活の出来事が綴られていきますが、中盤からは胸糞悪い出来事が続々と勢揃いしていきます。結末はもちろん悲劇で収束させておりますが、小説の題名が「未来」と称されていることから、どんなに辛くて挫けそうになっても希望だけは捨てないでという作者の声が聞こえてくる気がしました。辛く切なく無惨な情景を描いているのに清廉な気持ちで読めたのは女性作家さん特有の言葉の柔らかさからくるものだろう。 さすがイヤミスの女王との異名を持つ湊かなえさんの作品なので、後味はあまり良くなかったのですが、不法行為の未然防止と悲惨な悪行を風化させてはならないと強く世間に訴えかけているようにも感じました。 良い事もあれば悪いこともある。まさに、禍福は糾える縄の如し! 湊かなえさんって、きっとボン・ジョヴィが好きなんでしょうね。小説の中に何度も出てきて嬉しかった。ボン・ジョビではなくちゃんとボン・ジョヴィと表記されてたということは確実にファンの証です笑 親近感が湧きました。
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久しぶりに湊かなえさんの本を読もうとNのためにと未来を購入。Nのためにはあまり響かず湊かなえブームは去ってしまったのかと悲しく思っていたが、未来を読み終えた今、やっぱり湊かなえ最高だ。こんな文章を書ける人をデビュー当時から知っていた自分は天才なんじゃないかと興奮した。未来という名...
久しぶりに湊かなえさんの本を読もうとNのためにと未来を購入。Nのためにはあまり響かず湊かなえブームは去ってしまったのかと悲しく思っていたが、未来を読み終えた今、やっぱり湊かなえ最高だ。こんな文章を書ける人をデビュー当時から知っていた自分は天才なんじゃないかと興奮した。未来という名前がいい。今苦しかったり辛くても未来はきっと今よりは良いものになっているかもしれないと希望を見出してくれた。また文中に出てくる 「人はつい自分の基準で他人を測ってしまう。けれど、それぞれ育った環境も事情も違う。自分の物差しで人を比べてはいけない。」他人の物差しと比べては落ち込み、自分の不甲斐なさに落胆する自分には鋭い矢が刺さったまま抜けない。湊かなえさんはなぜ子供の貧困をテーマにしたのか経緯が気になるが問題を提唱しようとしてこのような文章を書けて780円で読めてしまうのは申し訳なく感じた。
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親ガチャという言葉が世の中でも一般化されつつあるが、まさに象徴的なストーリー出会った。 物語の前半は、章子という小学生が未来の自分から手紙をもらい、そのあとはひたすら、章子が未来の自分に当てて書いた手紙の内容が続く。 最初のシーンは10歳の章子の書いた手紙が続くため、漢字とひらがなが入り混じった読みにくい文章であり、これがいつまで続くのだろうという気持ちになる。しかし、物語が進むにつれ、手紙を書く章子も成長していくため、文章もきちんと漢字で書かれ、文体も変わってくる。 章子は、父を亡くし、精神を病んだ母と2人で生きていくが、担任教師が母のストーカーとなったり、疎遠だった父方の祖母から「母親は人殺しである」と聞かされたり、母と恋仲になった男性から暴行を受けたりと、非常に辛い人生を送る。 その頃仲良くなったアリサもまた、母親を亡くし、父親から暴力を振るわれる弟を守ろうとしたが、弟は父親に売られて性接待をさせられたことを苦に自殺をするという、影を背負った少女であった。 2人は、父親を殺害しようと決意する。 その後、章子は父親が生前に残したフロッピーデスクを発見し、父と母の出会いについて知る事になる。 母の父親は、社会的に地位のある人物だったにも関わらず、実の娘である母を犯し、父と親友になった母の兄と共に、母の父を殺害しようと計画する。 母の兄が、父に「自分が毒殺したあと、家に火をつけて欲しい」と頼み込んだが、実は父が家に火をつけた際には、母の兄も家にいて、そのまま亡くなっていた。 母は、父を庇うために「自分が火をつけた」と自供し、人殺しのレッテルを貼られる事になった。 物語を読み進める中で、いろいろな登場人物それぞれが抱える複雑な家庭の物語があり、表面的には見えなくても、さまざまな苦しみを抱える人がいるという事を忘れてはいけないと思った。
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最悪の家族のオンパレードですね。よくこれほど酷い話しを書けるものだと感心しました。 この手の話には最後の最後に救いがありますが、本作はほぼ無い。早く口直しをしたい感じです。
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