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未来 の商品レビュー

3.9

611件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2026/07/31

自分が見ている景色がすごく表面だけなんだなと感じた。近くに苦しんでいる子どもたちはたくさんいるかもしれない…そう感じた作品。

Posted byブクログ

2026/07/30

あとがきまで全ての人に読んで欲しい。 自分が経験してきたことや、目にしていることが全てではないし、当たり前ではないと改めて痛感させられました。

Posted byブクログ

2026/07/23

正直ムカつく登場人物もいて、でもその人にも事情はありそうで… どこかにあるかもしれないような人生を切りとってきたようなお話。 どうか、2人の未来が少しでも幸せでありますように。

Posted byブクログ

2026/07/17

湊かなえさんの映像作品はいくつか観たが、やはり重かった。だが、これは決してフィクションではない。今もどこかで起きているかもしれない社会問題。終始残酷で切なく、気分のいい内容ではないが、たくさんの人に読んでもらいたい作品。

Posted byブクログ

2026/07/12

最近、「拡散社会」、「子どもの貧困」や「虐待」というニュースを目にすることが増えました。遠い世界の出来事ではなくなってきている感じがします。湊かなえさんの『未来』は、その生々しさを突きつけられる一冊です。読み進めるのが苦しくなるほどに。 物語は、10歳の少女・章子のもとに「20...

最近、「拡散社会」、「子どもの貧困」や「虐待」というニュースを目にすることが増えました。遠い世界の出来事ではなくなってきている感じがします。湊かなえさんの『未来』は、その生々しさを突きつけられる一冊です。読み進めるのが苦しくなるほどに。 物語は、10歳の少女・章子のもとに「20年後の自分」から一通の手紙が届くところから始まります。いじめ、家庭崩壊、貧困、そして大人に頼ることすらできない孤独。その過酷な現実の中で、少女は未来を信じようと必死にもがき続けます。湊かなえさんらしい巧みな構成で物語は二転三転し、読み進めるほど「なぜ、この悲劇は繰り返されるのか」という問いへと導かれます。 最近、長谷川眞理子先生の進化生物学に触れることがあり、人類は「共同繁殖(Cooperative Breeding)」という特徴を持つ生物だと述べています。子どもは親だけで育てるのではなく、祖父母や親族、近所の大人など、多くの人が少しずつ関わりながら育ててきました。だからこそ、人間は弱い子どもを長い時間かけて育てることができ、文明を築いてきたのです。 ところが現代は、核家族化や地域とのつながりの希薄化によって、その共同体が失われました。章子たちは貧しいから苦しんでいるだけではありません。「助けを求められる大人が誰もいない」という孤立こそが、最大の悲劇なのです。 以前読んだ川上未映子さんの『黄色い家』では、社会の片隅で小さな共同体をつくり、生き延びようとする人たちが描かれていました。一方、『未来』の子どもたちは、共同体そのものを持てません。だから最後に彼女たちが選んだのは、「助けて」と社会へ向かって叫ぶことでした。あの叫びは、単なるSOSではなく、「ここにいる」と共同体へ戻ろうとする、人類が本来持っていた本能のようにも感じられます。 読み終えたあと、湊かなえさんのあとがきが胸に刺さりました。「今もどこかで章子たちのような子どもがいるかもしれないと思ってほしい」という言葉は、読者への静かな願いです。 この本は、貧困や虐待を告発するためだけの小説ではありません。「助け合って子どもを育ててきた人類は、その社会をもう一度取り戻せるのか」という、大きな問いを私たちに投げかけています。 読後、明日すれ違う子どもの表情が少し気になるかもしれません。ニュースの向こう側にいたはずの誰かが、「同じ社会を生きる隣人」として見えてくる。その小さな視点の変化こそ、この作品が私たちに残してくれる未来なのだと思いました。

Posted byブクログ

2026/07/12

貧困やいじめ、家族の問題など、さまざまな社会問題が描かれていて、「こんな現実が本当にあるのだろうか」と考えさせられました。読んでいて正直しんどい場面も多く、胸が苦しくなる作品でした。 それでも一番心に残ったのは、未来から届く手紙です。「こんな未来が待っている」と信じられることが...

貧困やいじめ、家族の問題など、さまざまな社会問題が描かれていて、「こんな現実が本当にあるのだろうか」と考えさせられました。読んでいて正直しんどい場面も多く、胸が苦しくなる作品でした。 それでも一番心に残ったのは、未来から届く手紙です。「こんな未来が待っている」と信じられることが、人が前を向いて生きる力になる。希望があるからこそ、つらいことにも立ち向かえるのだと感じました。 また、この作品を読んで、自分が当たり前だと思っている日常は決して当たり前ではなく、とても幸せなことなんだと改めて気づかされました。決して明るい物語ではありませんが、最後には「希望」の大切さを感じられる一冊でした。

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2026/07/10

しんどい。この作品に登場する人物が、今日もどこかにいるのだと思うとやるせない気持ちになる。 過去の話だけど、未来の話。

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2026/07/09

何とも後味がスッキリしない作品だ。 「エピソード」の各章が前段の「章子」を補足する構成は面白いと思う。 内実が分かる。 ただ「エピソードII」以外は後味が何とも言えず、「終章」も未来に希望が持てない。 全てが明るい終わり方をする作品ではないが、これから先が全く分からずに終わる作品...

何とも後味がスッキリしない作品だ。 「エピソード」の各章が前段の「章子」を補足する構成は面白いと思う。 内実が分かる。 ただ「エピソードII」以外は後味が何とも言えず、「終章」も未来に希望が持てない。 全てが明るい終わり方をする作品ではないが、これから先が全く分からずに終わる作品も読み方としては困ってしまう。

Posted byブクログ

2026/07/09

久しぶりに序盤から深みにハマり一気読みした昨日でした バラバラだった2人が運命的に出会って共感できるまでの過程が目を離せなかった 色々あって、こらからも多難な道を歩むのだろうけど、終盤に彼女達に不幸の連鎖を断ち切る新たな勇気が芽生えたのが救いだった(私はそう信じたい)

Posted byブクログ

2026/07/08

絶望と希望の物語。登場人物が多数で誰が誰なのか中々覚えられなかったが、理解してからは面白かった。主人公に未来の自分から手紙が届くという発想も良かった。

Posted byブクログ