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Red の商品レビュー

3.6

247件のお客様レビュー

  1. 5つ

    45

  2. 4つ

    82

  3. 3つ

    82

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

    3

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2020/03/19

まさかエピローグでこんなに泣くとは思わなかった。 切なすぎて眠れないほど泣いた! 自分でもびっくり! 読み手の性別、既婚か独身か、子供の有無で様々な感想が生まれるんだろうなぁ、、と。 “今の私”には超バッドエンドだった。 エピローグの鞍田さんの気持ちになると胸がギュッとな...

まさかエピローグでこんなに泣くとは思わなかった。 切なすぎて眠れないほど泣いた! 自分でもびっくり! 読み手の性別、既婚か独身か、子供の有無で様々な感想が生まれるんだろうなぁ、、と。 “今の私”には超バッドエンドだった。 エピローグの鞍田さんの気持ちになると胸がギュッとなって辛くなったけど、いつか私が嫁になり母親になってから読んだらまた違った見方になるのかなぁ。 その時にまた読み直したい。その時まで大切に保管しておく。 映画は酷すぎた。 原作と一致してるの登場人物の名前くらいだったもんな。。 理想の終わり方は映画だったんだけど、それだと眠れなくなるほど切なくなったRedの良さではないんだよなぁ、、

Posted byブクログ

2020/02/16

出会って数回の飲み友達にお借りした本。 どうしてこの本貸してくれたのかと思ったら、 映画化が控えてたからか! と感想を書こうとして気がつきました。 独身のうちに読んでてよかった。 なんとも熱くて、強くて、でも脆い。 人も、人と人の関係もそういうものかな。

Posted byブクログ

2020/02/16

映画化されるとのことで購入。 人間の欲望が、巧みに描かれている。主人公のキャラ設定によって、世の中の、同調圧力やこうであるべき的な当たり前に待ったをかける。 まあ、こんな女性いる!?という感じだけれど。。

Posted byブクログ

2020/02/16

自分の人生とは。とても切なくなる。とても。 自分の生き方は、それでいいのか、自分に問いたくなる作品。 幸せな家庭なのに、人という欲望は、どこまで求めてもいいものなのか。

Posted byブクログ

2020/02/16

イケメンの夫。可愛い娘。 夫の両親と同居しているが、姑ともうまくやっている。 何不自由ない幸せな暮らしだったはずが、、、 友人の結婚式でかつての恋人と偶然出会う。 彼との再会で、胸に仕舞い込んでいたあらゆる気持ちが解放されてゆく。 初めての島本先生の本。直木賞作家であるこ...

イケメンの夫。可愛い娘。 夫の両親と同居しているが、姑ともうまくやっている。 何不自由ない幸せな暮らしだったはずが、、、 友人の結婚式でかつての恋人と偶然出会う。 彼との再会で、胸に仕舞い込んでいたあらゆる気持ちが解放されてゆく。 初めての島本先生の本。直木賞作家であることは知っていたが、私の好みのジャンルとは違っていたので手に取ったことはなかった。 映画化が決まってか、書店に大々的に売り出されていた為、まんまと購入させられてしまった(笑) 私も正社員でずっと働き続けながら、2人の子供を育ててきて、育児も家事も全く協力しない夫を持っているので、主人公の気持ちが痛い程分かる場面もあった。 しかし、塔子は奔放過ぎないか!?とやや引き気味の自分もいた。 田舎のおばさんにはびっくりな展開で、一体これで最後はどうなるの!?とハラハラドキドキしたが、消化不良を起こすような展開ではなく、見事にエピローグへ繋がっていった。 読み始めは、何だ、少女漫画の延長か!?と思ったが、しっかり読ませてもらいました。 島本先生の別の作品も読んでみたい(*^^*)

Posted byブクログ

2022/04/17

主人公の夫はマザコンで子供っぽくて、妻のことも甘える対象としてしか見ていなくて、彼女を一人の人間として理解しようという部分が全く感じられない。私なら我慢できないが、幸い彼女には子供がいる。私なら愛する子供がいたら不倫という選択肢はなかったかもしれない。たとえ結婚していても誰かを好...

主人公の夫はマザコンで子供っぽくて、妻のことも甘える対象としてしか見ていなくて、彼女を一人の人間として理解しようという部分が全く感じられない。私なら我慢できないが、幸い彼女には子供がいる。私なら愛する子供がいたら不倫という選択肢はなかったかもしれない。たとえ結婚していても誰かを好きになるのは仕方がないけど、子供への愛は何にも勝る。夫の両親が同居でなかったら夫も少しは成長しただろうし、主人公もここまでストレスを抱えることはなかったのではないか。彼女は家では常に良い妻、良い嫁、良い母を演じていたが時には誰かに癒されたいと思い、また自分の居場所を探していたのかもしれない。性描写は多いが女性の生き方を考えさせられる本であった。

Posted byブクログ

2020/02/06

女ってなんだろう… 母であり、妻であり、娘であり、嫁であり… 「私」として、全てを受け入れて、全てを決めて、生きていくことはそんなに難しいことなのか… そんなことを考えさせられる一冊でした。

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2020/02/01

序盤、セクハラを超えて性犯罪だろうという描写、それを肯定的に受け入れているような塔子の心情に共感できず、読み進めるのが辛かった。自己肯定感が低い人の独白を聴き続けるのはしんどいが、社会的に抑圧された女性の立場からは共感が得られてるのかも知れない・・・ と思って我慢して読んで、最...

序盤、セクハラを超えて性犯罪だろうという描写、それを肯定的に受け入れているような塔子の心情に共感できず、読み進めるのが辛かった。自己肯定感が低い人の独白を聴き続けるのはしんどいが、社会的に抑圧された女性の立場からは共感が得られてるのかも知れない・・・ と思って我慢して読んで、最後まで読んでカタルシス。途中でやめなくてよかった。

Posted byブクログ

2020/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わああ言葉にするとこう表現できるんだって感銘するほど、絡み合う描写の表現がすごい。 塔子と鞍田さん応援してたから、最後の結末が少し残念だった。でも結婚したらやはりそれが最後、子供が生まれたらなおさら、いくら違和感があってもその人生から逃れることは許されない。翠も母と同じような道を辿りそう。

Posted byブクログ

2020/01/24

二十歳の時に経験した、大人の男性との不倫。 再会しても、お互いにガッカリするのは現実にありそうだけど...。 大きくなった翠が、あの日の記憶をずっと引きずっていたことが可哀想だった。 空気の読めない夫だったけれど、最後の手紙は良かった。搭子の出張の日、真君は本当に浮気しなかったの...

二十歳の時に経験した、大人の男性との不倫。 再会しても、お互いにガッカリするのは現実にありそうだけど...。 大きくなった翠が、あの日の記憶をずっと引きずっていたことが可哀想だった。 空気の読めない夫だったけれど、最後の手紙は良かった。搭子の出張の日、真君は本当に浮気しなかったのかちょっと気になる。 登場人物の男性を足して割ったくらいが理想的だな。 あのときこうしていたら...は誰でも思うけれど、その時はこれが一番正しいと思ってしまうから。 結婚は難しいな。

Posted byブクログ