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Red の商品レビュー

3.6

247件のお客様レビュー

  1. 5つ

    45

  2. 4つ

    82

  3. 3つ

    82

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

    3

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2020/03/25

前半8割の官能小説な部分と、後半2割の感動(?)部分にギャップがあった。 塔子みたいな女性、今時いるんだろうか…

Posted byブクログ

2020/03/21

理解のない無邪気な夫と、夫の両親と同居する主婦塔子が、職場復帰し昔の恋人に再会し、揺れ動く心を描いた物語。主婦向けの官能小説か?というくらい濃厚なセックスシーンが多く、映画化されるほどの深い物語だとは思えなかった。昔の恋人に会ってレイプ紛いのことをされてるのに、そんなに心トキメク...

理解のない無邪気な夫と、夫の両親と同居する主婦塔子が、職場復帰し昔の恋人に再会し、揺れ動く心を描いた物語。主婦向けの官能小説か?というくらい濃厚なセックスシーンが多く、映画化されるほどの深い物語だとは思えなかった。昔の恋人に会ってレイプ紛いのことをされてるのに、そんなに心トキメクか?おっとり見えてすぐ脱いじゃう、友達だったら絶対嫌いなタイプ。 でも主婦として共感できることがないわけではなかった。子供を産んだら、[愛すること、きちんと世話が出来ること、さらに母親として生きることはすべて違うのだと知った]り、[外見も仕事の能力も優しさも家事も、ぜんぶ、やんなきゃいけな]かったり、その息苦しさから時々一逃げ出して一人になりたくなる気持ちは理解出来る。[母親として妻として何重にもなった役割を負っても、埋まらないものがある]から。

Posted byブクログ

2020/03/17

なかなか刺激的な内容だった。一般的に男の方が不倫をするものと言われるが、当たり前だが相手あっての事なので、不倫をする女性側の気持ちの揺れ動きについてなるほどなと思わされた。しかしながら、主人公のお酒を飲んでいい男に言い寄られると結構無防備な感じがハラハラしたし、ちょっとどうなの軽...

なかなか刺激的な内容だった。一般的に男の方が不倫をするものと言われるが、当たり前だが相手あっての事なので、不倫をする女性側の気持ちの揺れ動きについてなるほどなと思わされた。しかしながら、主人公のお酒を飲んでいい男に言い寄られると結構無防備な感じがハラハラしたし、ちょっとどうなの軽すぎだろう、と正直思ってしまった。

Posted byブクログ

2020/03/16
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好きと思えば、止めるも判断も弱っちゃう。 流石に塔子よ、男に流されすぎてはと思ったが私も全く同じ、特に理由なんてなくて、家への不満は心の鬱憤よ1つに過ぎなくて、って感じかな・・・ 人には伝えらヘないし理解されなさそうですが、とても自分の未来みたいでした。 ついでに映画も見ようかなと。

Posted byブクログ

2020/03/16
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「RED」を読みました。Amazonのレコメンドに出たからなのだけど、それ以前に本屋さんで見て、ちょっと気になる本でもありました。大人の恋愛小説というか、渡辺淳一さんの小説を思い出しました。官能小説というわけではないけど、まあそういう感じのシーンも結構ある小説。でも、御主人の両親と同居でいろいろ鬱積するものもあると思うけど、そんなに簡単に不倫するかな。ちょっと異性を意識し過ぎなんじゃないかなと思ってしまいました。ただ、ラストは少し想定外でした。ただ、その辺が現実的かもしれない。

Posted byブクログ

2020/03/15
  • ネタバレ

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不倫の話ですな。 文学のために不倫を題材にした物語なら、不倫が嫌いだからって酷評したりはしないけど、本書は「不倫サイテー」としか思えないものだった。 主人公の塔子が2歳の女の子の子育て中という設定だったので、今の私には、2歳の子供を抱えて自分の時間を作れるわけないし、ファッションに気を配れないし、不倫に至るようなフェロモン出せるわけないし…とかそういうことしか思えなかった。 女ごころを全然わかっていない、ちょっとマザコン気味(というか少々世間知らずであんまり反抗したこともないヤワな男性ならこれくらい普通かなと私は思うけど)の夫との性の不一致のため、昔関係を持った男性と再会して勢いで不倫しちゃうっていう話です。彼のちょっとした言動に「彼はこういう人…無理をしているのね…」などと内面を探ろうとする記述がいちいち気持ち悪い。まぁ、夫婦がどういう具合にすれ違っていくのかという展開は読み応えというか、少しは楽しめました。自分を偽ったままでは結婚生活はできないよね!ということだけはよくわかりました。夫くんアホだなーとも思いました。変な雑誌とかアダルトサイトで女性をわかったつもりになったり、逆に清純そうに見える女性を神聖化しすぎたり…そんな単純な男いるのか?いるのかもな…。

Posted byブクログ

2020/03/14
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塔子と共通点の多い私は、彼女に素直に共感できた。 彼女は娘の一言で夫と生きる道を選んだ。 ただしそれは、家族としての形を選んだに過ぎない。 夫への気持ちは変わったのだろうか。 それがまだ分からなくて、また読み直したいと思う。

Posted byブクログ

2020/03/11

女性はいつの日か 奥さんになって 母になって。 いい事だし、素敵なことだけれど やっぱり女性でいたいし 女性でいさせ続けてくれる存在が必要なんだなって。 それが旦那さんならば きっと浮気なんてないし キラキラな夫婦生活を送り続けられるけど んー、きっとなかなかな難題。 . その存...

女性はいつの日か 奥さんになって 母になって。 いい事だし、素敵なことだけれど やっぱり女性でいたいし 女性でいさせ続けてくれる存在が必要なんだなって。 それが旦那さんならば きっと浮気なんてないし キラキラな夫婦生活を送り続けられるけど んー、きっとなかなかな難題。 . その存在を外で見つけてしまったならば とっても幸せだろうけど とっても寂しい。

Posted byブクログ

2020/03/09

恋愛小説だった。母として、妻として、嫁として、女性として生きながら、今を迷う彼女を近くにも遠くにも感じながら、最後まで読んだ感想は、「あぁ、これは恋愛小説だったんだな。」ということだった。 夫の両親と同居をしながら、2歳の子どもの育児と家事に追われている塔子。優等生である自分を必...

恋愛小説だった。母として、妻として、嫁として、女性として生きながら、今を迷う彼女を近くにも遠くにも感じながら、最後まで読んだ感想は、「あぁ、これは恋愛小説だったんだな。」ということだった。 夫の両親と同居をしながら、2歳の子どもの育児と家事に追われている塔子。優等生である自分を必死に守りながら暮らしていたが、友人の結婚式で、昔の恋人、鞍田さんと再開した所から、沼にはまっていくように、ずぶずぶと、二人の関係は濃度を増していく。塔子が仕事をしてから出会っていく人たちとの中で、今まで守ってきたものや価値観が、本当に自分が望んでいる姿ではないことに気づいていく。この先に、何が見えるのか。 最後の最後まで、どうなるんだろうと思いながら読み進めていましたが、終わりは少し青春を感じさせる爽やかさを感じて、なるほど、恋愛小説だったんだなと思えました。

Posted byブクログ

2020/03/06
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登場人物の誰にも共感できない。 強いてあげるなら、友達の矢沢か次点では姑の麻子さんか。 物語としては面白く読めたけど、塔子がただの淫乱女にしか見えないなんだけど、言い寄ってくる男なら誰とでもって感じで。 同居の閉塞感や夫の無理解、無神経さ、仕事と子育ての両立の大変さはすごくよくわかる、けど、だからって…。 エピローグに成長した翠の独白があってそっからが一番、面白かった。 結局、鞍田は死んでないし、塔子は離婚もしてない。 (義父母との同居は解消) 読んでて、妻夫木や夏帆の顔が浮かぶけど、なんか違う。 柄本佑は小鷹役なんだろうけど、納得!

Posted byブクログ