Red の商品レビュー
主人公は2歳の娘を持つ村西塔子。 官能小説でありながら、個性豊かな登場人物達の心理描写が丁寧に描かれていて、男とは?女とは?そして家族とは?と色々と考えさせられた。 そして不倫の行き着く先が気になり一気読み。 ただの我儘夫だと思っていた村西真(しん)からの手紙は印象的。 ...
主人公は2歳の娘を持つ村西塔子。 官能小説でありながら、個性豊かな登場人物達の心理描写が丁寧に描かれていて、男とは?女とは?そして家族とは?と色々と考えさせられた。 そして不倫の行き着く先が気になり一気読み。 ただの我儘夫だと思っていた村西真(しん)からの手紙は印象的。 不倫がテーマと言う事で、賛否両論分かれる作品だと思われるが、読み応えは十分。
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うーん。 なんというか。 好き嫌いなんでしょうが、私としては はあ、そうですか…と言う印象。 官能描写がスバラシイ的な解説もあったけど、 私的には、もうお腹いっぱいで、 それいいから、話進めて、って感じだった。 そこが醍醐味だったとすると、私は全然ダメだったかなー。くどす...
うーん。 なんというか。 好き嫌いなんでしょうが、私としては はあ、そうですか…と言う印象。 官能描写がスバラシイ的な解説もあったけど、 私的には、もうお腹いっぱいで、 それいいから、話進めて、って感じだった。 そこが醍醐味だったとすると、私は全然ダメだったかなー。くどすぎたかな。 朝の通勤電車で、読む本じゃないわな。 塔子にも、全然共感できない… いや、昔の自分を考えればなくもない?のか? そりゃ、優しくされりゃなびくよね、と。 仕事で認められたいよね、と。 でもねー。 好きじゃない。 後は、なんとなくやっぱり嫁姑ってそんな感じだよな、と思った。 私も、以前、姑と仲良くしたい、とか、 仲良くできてるとか思った時期もあったけど、 数々のトラブルがあって、その度、自分の気持ちを伝えたりして、それで、もっと良い関係になれればと思ってたけど、 姑には、 そっちも言いたいこと言ってるじゃない、と思われてたらしいから。 似たような場面があって、 うわぁー…と思った。 いづれにしろ、 読後感としては、イマイチだった。 でも、途中で止まることなく読み進んだって事は、嫌いじゃなかったのかな? わかんないけど。
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女性がどう他者から傷つけられるのか、そしてそれがどう自分を蝕んでいくのか。女性として生きる上で気をつけていようと思う。
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言葉選びも描写もすごく好き。小説としては満足できる。 オチに過激な展開を求めてしまっていたから、ストーリーに関しては個人的に納得いかないけど、逆にそれが良かったりするのかな…
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寂しい。読み終えて、寂しくてたまらなくなった。 どうして「Red」なのか気にしながら読んだ。それが女だけが流すものだと知り、そこに作者の、自己を「赤裸々」 にする覚悟を見た気がする。濃厚な官能描写。でもこれは純愛だ。 嘘がない、女の性と生を直視した作品。
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すごくおもしろかった。女性のちょっと醜いところや本能みたいなのが、読んでいて少し共感できてしまった。Redというタイトルがぴったり。最後は切なかった。
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自分とは対極な位置に居て気持ちは理解できないけどこういう風な境遇で悩んでる人もいるんだなと思った。女性が人生レールに沿って歩いてきたときに思うふとした孤独感。それは社会からの接点もあまりなく毎日が同じ様な一日でそれと同時に夫からの愛に飢える日々。 まだまだ社会に存在する女性の...
自分とは対極な位置に居て気持ちは理解できないけどこういう風な境遇で悩んでる人もいるんだなと思った。女性が人生レールに沿って歩いてきたときに思うふとした孤独感。それは社会からの接点もあまりなく毎日が同じ様な一日でそれと同時に夫からの愛に飢える日々。 まだまだ社会に存在する女性の労働地位の低さも彼女を隅へと追いやっていく。待遇や周りの視線、仕事ができたとしても疎まれる。想像のつかないほど過酷な世界だ。そんな彼女が愛を求め快楽に走るのも納得はできる。 作中にもある通り愛されるというのはその刹那のみのが点々と存在して、受け取ろうと思って受け取るのが難しいし、ほとんどの人は要求できないだろう。だからこそ人は分かり合えないし、繋がりあうというのは尊いのだと感じる。
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描写の生々しさと濃密さが重いけどリアル。でも共感というか、ああ私もこうなるかも…って思ってしまったり。読んでいる間も、読み終わった後も、暫く目を閉じて色々考えさせられた。女性の作家さんが描くこういうキャラクターって本当に共感できる。結婚したり子供ができた後の夫との関係性の変化、仕事、友人との関わり、とか、胸が締め付けられるほど共感できる。自らが考えて選び取った選択だと思っていても、その考えの裏にはこれまで育ってきた家庭環境だったり、変化を恐れる心だったり、本心を隠してのことだったり、するよなとか。大人になると現実の重みが強すぎて、無難な選択と自分を傷つけないことしかしていけないよなとか。家族ができたらやっぱり、喜びも増えるけど、制約や縛りつけられる何かがあるよなとか。小鷹に翻弄されたり、鞍田さんをまた愛してしまったり、すごく人間味があって共感しかありませんでした。
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今の時代に生まれて、 たくさん選択肢があるからこそ、不自由。 呪いに縛られずに、 自分のしあわせの形を見つけたい。 自分の人生を納得いくように戦いたい。
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あまりにも官能すぎて1/3ほどでいったん挫折。 でもエピローグはよかった。 塔子は好きにはなれないけど。
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