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明治・妖モダン の商品レビュー

3.4

89件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

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2014/03/02

時代背景は江戸から明治に代わった頃。(アイスクリン強しと同時代)登場人物は妖達。(しゃばけと同じ)畠中さんの人気シリーズのいいとこ取り!? ちょっと薄気味悪い悪い雰囲気が有る連続短編集。妖についていろいろ調べてみたくなります。 登場人物達は妖と思われるけど、まだまだよく分からない...

時代背景は江戸から明治に代わった頃。(アイスクリン強しと同時代)登場人物は妖達。(しゃばけと同じ)畠中さんの人気シリーズのいいとこ取り!? ちょっと薄気味悪い悪い雰囲気が有る連続短編集。妖についていろいろ調べてみたくなります。 登場人物達は妖と思われるけど、まだまだよく分からない輩たち!…正体は明かしてないので、続編有るのかな?いや、むしろ続編希望!!

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2014/02/15

若旦那シリーズよりもちょっと闇が深い雰囲気。 私、こっちの方が好みかも! 時代も好きな明治ですし。 続編出るといいな~。

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2014/02/11

アイスクリンとかの続編かと期待したら若干しっとり。 おもしろいけど、もう少し明るい方が好きでした。

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2014/02/08

ただの怪談話かと思ってたら出てくる登場人物がほとんどアヤカシという一風変わった話。 それぞれが人に化けて暮らしており、周りは怪しんだりもしないという設定だが、化けられたオリジナルの本人もいたりとユニーク。 しかしアヤカシの割に人間に痛め付けられたり殺されたり、どこか人間より人間ら...

ただの怪談話かと思ってたら出てくる登場人物がほとんどアヤカシという一風変わった話。 それぞれが人に化けて暮らしており、周りは怪しんだりもしないという設定だが、化けられたオリジナルの本人もいたりとユニーク。 しかしアヤカシの割に人間に痛め付けられたり殺されたり、どこか人間より人間らしい所が魅力か? 百賢さんの妹は殺されたんでなく、妹という設定で店に戻ってきただけだったらいいな~。

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2014/01/31

途中、よくわからないところもありましたが、江戸時代の妖が明治の時代に姿を変えて人々の暮らしに紛れているというのは面白いと思いました。 続き物になりそうですね。

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2017/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2014.1.30読了。 妖ものは結構好みだけど、これは好きでも嫌いでもないかな。登場人物の役割が『さらい屋五葉』(漫画・アニメ)によく似てる。そして女性はさとりでもきめでなくてもだれでも一様に妖怪ですぜ。原田(人)と原田(妖)の間には何か契約でもあったのかな?それとも妖の一方的なもの?残された奥さんとお子さんが切ない。装丁はカバーを外した中身の方が明治モダンっぽいかな。 内容は続きが出てもおかしくない終わりだな。 牛鍋食べたい。

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2014/01/15

少し分かりにくいところもありましたが、恐ろしさと優しさがバランスよく、さらりと読めました。誰が人で、誰が人ならぬ者なのか?彼らはお互いの真の姿を知っているのか?明かさないのも、まぁいいか、と思えました。最終話が美しいです。

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2014/01/12

珍しく…というのも何ですが、いつもの畠中作品とはひと味違う作品だったので良い意味で裏切られた気分でした。 最初は警察官が探偵役のありきたりなものかなーと思ったのですが、話が進むごとにどんどん怪しさが増していき、こういう話も書けるんだなぁと著者の新たな一面が見れた気がしました。 こ...

珍しく…というのも何ですが、いつもの畠中作品とはひと味違う作品だったので良い意味で裏切られた気分でした。 最初は警察官が探偵役のありきたりなものかなーと思ったのですが、話が進むごとにどんどん怪しさが増していき、こういう話も書けるんだなぁと著者の新たな一面が見れた気がしました。 こういう新しい著者の一面が見れるような作品を今後も出してほしいなと思います。

Posted byブクログ

2013/12/26

ちょっとゾクゾクします。 一人で真夜中読むのはカンベンかな。 江戸から明治にかけ大改革が起きたのは、 現代文教えるうえでは欠かせない知識。 歴史ではあっという間に変化したように教えられるが、 そこにどれほどの葛藤があったのかを教えるのが現代文。 この妖問題も必要不可欠な知識です...

ちょっとゾクゾクします。 一人で真夜中読むのはカンベンかな。 江戸から明治にかけ大改革が起きたのは、 現代文教えるうえでは欠かせない知識。 歴史ではあっという間に変化したように教えられるが、 そこにどれほどの葛藤があったのかを教えるのが現代文。 この妖問題も必要不可欠な知識です。 五つある話で、私好みはやはりラストの話。 切ないなぁ。 どういう顛末になるのかが描かれないのが切ない。

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2013/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸とは地続き、時続きの明治の世。街はアーク灯に照らされ近代化の進む文明開化の世で、妖かし達は何処へ行ったのか?  とても魅力的な設定です。 暗闇に潜むなにかを畏怖する事も少なくなった世の中でも、人に紛れてひっそりと暮らす妖達。 そりゃそうだよね、急に居なくなる訳がないもの。 畠中さんの他シリーズ等ともまた趣を変えて、妖しげでダークな仕上がりですね。 短編形式で語られていく物語ですが、引っ掛かりを残している部分もあるので、続編前提でしょうか? 妖達の集う店、百木屋の牛鍋が何やらとても美味しそうです。

Posted byブクログ