明治・妖モダン の商品レビュー

畠中恵(著者)

2014/01/04

時は明治になって20年煉瓦作りの建物が並びアーク灯が灯る銀座の一画に浮いたような掘っ立て小屋のような巡査派出所。そこに勤務する瀧と原田のもとへ相談事や事件が舞い込む。それがまた明治になって途絶えたはずの妖がらみ。近くの牛鍋屋の百木屋に集う常連客とともに解決していく。最後には優しさが感じられる話でソフトホラーと言うかファンタジーっぽいやはり畠中ワールドなんでしょうか？
瀧と原田がしゃぱけシリーズの仁吉と佐助、百木屋の常連客は長崎に住む妖たちにだぶって見えた。

2013/12/14

江戸が明治に改まって２０年。モダンな景色の銀座の町中に、掘立小屋のように立つ派出所があった。そこに勤める原田と滝は、市民から持ち込まれる、様々な相談事の解決に奔走するが、それらは、「世にも不思議」なものばかりで…。
「こんな妖怪なら、友達になりたいな」と思えるキャラもいたりして(笑)むしろ、人間の方が怖いな、とも。短編風になっているのだけれど、最後は、ちょっと切なかった。

2013/12/13

妖ﾓﾉのお話しが好きなのもあって、2日で読了ww
畠中恵さんの本は初めてやったけど、読みやすくて面白かった♪
登場人物が魅力的やし、ﾐｽﾃﾘもあるからﾄﾞｷﾄﾞｷしながら読める。
どのお話しも、救いがある訳やないけど、優しさが残る終わりやから、切なさがちょっと残るｶﾝｼﾞが良かった。
私の中でまだまだ謎が多く残ってるから、続きがあるなら読みたいなぁーって( ＇∇＇)

2013/12/04

畠中さんは、俺の大好きな作家さんの一人だ。
軽快な文章とリズム、そして数多の登場人物が繰り広げるストーリーには伏線などもシッカリ張られており・・
読み終えた後の爽快感と満足感は、充足に足る。

でも、今回はまったくそうでは無い。

登場人物には入り込みにくく・・
伏線も曖昧で、しかも解決されないまま本書は結ぶ。
俺主観だが、人物への魅力も感じなかった。

町名主麻ノ介シリーズ】は大好きです！
つくもがみシリーズ】の次作は、ちとイメージと違った。でも一昨目は素晴らしかった！
政治家秘書／聖？】のシリーズは、順調にいい感じだ。
そして・・
しゃばけシリーズ】は、もう説明すら要らない安定のクオリティ。

本作・・
シリーズ化したいのだろうけど？どうかな？とは思う。
（＊宮部さんの●あんじゅうみたく、二作目で出版社も変わり、秀作になるパターンも有るだろうけど・・
正直、この作品には少しガッカリしたかな？）

でも、畠中さんの作品。
これからも応援したく思います☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

2013/11/30

新しいシリーズにするようですが、イマイチ、インパクトに欠けるなあ～

最近、彼女の著作に飽きてきてるように自分を感じる。何がそうさせてるのでしょうか・・・

2013/12/02

なんかテンポがはっきりしないへんな小説　借りてきたのに好みに合わない 読み終わったが妖怪にたぶらかされたように　頭がうすぼんやりして霧の中のような読み応えだ　まともな人の書いた本と　は　信じられない
搾取は妖怪の眷属なんだろう

2013/11/26

題名通り　　明治の妖話。

巡査たちが妖たちを見たり怖がったり不思議話だったらガッカリ。
だったけど・・・。
なかなか～
そうでしたか～
続くのかな？

2013/11/24

軽くホラーだった。。。。。。。。。。。。。
悲しいかな、苦手だった。しゃばけな感じで読んでいたらアウトだった。残念。

世の中は明治と名を変えたが、江戸とは地続き、時続き。
って、文句は好きなんだけどね。内容がね。
若様組をもっと書いて欲しいな、なんて。

2013/11/22

続き物だと思って読んだのだけど。
実際、現代でもこうゆーのアリそう。

お会いしたコトないけれど。
きっと溶け込んでいるはず。

2013/11/20

江戸から明治に時を移して間もない頃
銀座のモダンな町並みに不似合いな、
古い派出所の巡査達が巻き込まれる事件。
読みやすいけどちと物足りない。
シリーズ化しそうなので、もちょっと膨らみ、深みがほしい。
【図書館・初読・11/20読了】