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明治・妖モダン の商品レビュー

3.4

89件のお客様レビュー

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    6

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2013/10/08

長崎屋の若旦那の時代よりは近代である、明治のお話 だけど、畠中さんトーンが健在でいい感じ。 最初の作品でいきなり、がつんとショックを受けて、 その後も、決して明るい話ばかりではないのだけど、 救いがないわけでもない。 百賢さんの牛鍋屋、行ってみたいなぁ。

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2013/10/01

なるほど! 今までのかわいいあやかし物語よりブラックな話なんですね! でも、仲間がいて正義があって、勧善懲悪じゃないけど やっぱり気持ちのいい部分のある畠中さんの話は大好きで 読み始めるとあっと言う間に読んでしまいました。

Posted byブクログ

2013/09/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時代は、江戸から明治にかわって 町はどんどんモダンになっていくものの、人々の心はまだまだついていけず生活の不安から 剣呑な事件が起こるたび 不安な気持ちをどうしていいのかわからず 妖しの仕業ということにすることで しかたないのかぁ~。心を落ち着かせるような世の中… たしかに、妖しはいますよぉ~  だけど、人間が一番怖いんです!! 一太郎シリーズの方が好き♪ 

Posted byブクログ

2013/09/30

江戸が明治に変わって暗闇が消えていくなか、妖怪は作り話になりつつある頃。 銀座4丁目にある派出所の原田と滝の周辺に起こる不思議な事件。

Posted byブクログ

2013/09/25

しゃばけシリーズが可愛い妖なら、こっちは必殺仕事人っぽくてカッコイイ妖(^^) どちらにしても畠中さんの書く妖は良い人間には優しい♪

Posted byブクログ

2013/09/20

文明開化の明治の世にも、摩訶不思議なモノたちはひっそりと息づいていた…銀座の派出所に勤務する2人の巡査を軸に織りなす連作短編集。 このモダンな世にすでに妖などいないと侮って悪事をなす人間たちは因果応報な結末を迎えるのだが、登場する妖たちに謎が多いままで、少々すっきりしない点もあり...

文明開化の明治の世にも、摩訶不思議なモノたちはひっそりと息づいていた…銀座の派出所に勤務する2人の巡査を軸に織りなす連作短編集。 このモダンな世にすでに妖などいないと侮って悪事をなす人間たちは因果応報な結末を迎えるのだが、登場する妖たちに謎が多いままで、少々すっきりしない点もあり。

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2013/09/18

江戸から明治になって、文明開化が開けてきた頃。 妖怪が作り話になりつつある状態で 周囲で起こっている不思議すぎる話。 連続、だと思われる短編集。 とにかく不思議すぎる。 一体どこからが現実で、どこからが夢なのか。 現実にいた、と思ったのに、いつの間にやら不思議な世界へ。 両方合...

江戸から明治になって、文明開化が開けてきた頃。 妖怪が作り話になりつつある状態で 周囲で起こっている不思議すぎる話。 連続、だと思われる短編集。 とにかく不思議すぎる。 一体どこからが現実で、どこからが夢なのか。 現実にいた、と思ったのに、いつの間にやら不思議な世界へ。 両方合わさった、境目に立っている状態です。 最初の話はまだばかされた、と思っておわれるのですが その次…成長しているのを目にすれば、どう考えても 現実なのですが、非現実? それを呑み込めるほどの器があると思えば いいのと巡り合った、とも言えます。 3つ目はかなりあくどい話だな、と思ったのですが そんな話のあらすじは、最後の件でさようなら? やはり違う生き物なのか!? というのが浮き彫りに。 そして4つ目も、違う人が浮き彫りに。 これはかなり用意周到に噂を広めようとしてましたが 詰めが甘い! という状態に。 まだまだ混同している世の中ですから、確実にばれますし。 詐欺を働いていた彼らもどうするのか…気になります。 しらばっくれても、評判は付いて回るわけですから。 そして気になる最後。 きれいに全員の正体がばれた状態ではありますが それよりも最後。 何という愛の告白。 普通の人が吐いたら変態ですけど…w これはこれで幸せな台詞ですね、人だったら変質者ですけどw

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2013/09/16

内容紹介 江戸が明治に改まって20年。 煉瓦街が並び、アーク灯が夜を照らすモダンな銀座に、掘立小屋のようにして建つ派出所あった。 そこで勤務する巡査の滝と原田は、市民から持ち込まれる相談事の解決に奔走するが、 そこには、明治の世では消えてしまったと思われている妖たちが跋扈してい...

内容紹介 江戸が明治に改まって20年。 煉瓦街が並び、アーク灯が夜を照らすモダンな銀座に、掘立小屋のようにして建つ派出所あった。 そこで勤務する巡査の滝と原田は、市民から持ち込まれる相談事の解決に奔走するが、 そこには、明治の世では消えてしまったと思われている妖たちが跋扈していた! 摩訶不思議な妖怪ファンタジー 文明開化の世の中で、妖たちはどこ行った? 【目次】 第一話 煉瓦街の雨 第二話 赤手の拾い子 第三話 妖新聞 第四話 覚り 覚られ 第五話 花乃が死ぬまで 内容(「BOOK」データベースより) 「江戸が終わって20年。妖たちが、そう簡単にいなくなると思うかい?」煉瓦街が広がり、アーク灯が闇を照らす銀座に、ひっそりと佇む巡査派出所。そこに勤務する原田と滝は、“かまいたち”に襲われた者や、瞬く間に成長を遂げる女の子の世話など、不思議な対応に追われてばかり。それらは、とてもこの世のものとは思えず…。摩訶不思議な妖怪ファンタジー。

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2013/09/06

しゃばけよりも軽く、アイスクリンよりも浅く、若様組よりも萌えない。江戸に近い明治という時代設定だが、風俗や世相や習慣などの描写が少なく、その時代である必要が感じられない。鮮烈なビジュアルイメージが浮かばず、登場人物に強い個性も感じられず、結局ボンヤリとした読後感しか残らない。何を...

しゃばけよりも軽く、アイスクリンよりも浅く、若様組よりも萌えない。江戸に近い明治という時代設定だが、風俗や世相や習慣などの描写が少なく、その時代である必要が感じられない。鮮烈なビジュアルイメージが浮かばず、登場人物に強い個性も感じられず、結局ボンヤリとした読後感しか残らない。何を書きたかったのかな?という疑問すら浮かぶ。

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