美しいこと の商品レビュー
ちょっとのことに期待してしまったり絶望したり。怒りが込み上げることも幸せなこともあるし、時に責任転嫁したり、自己嫌悪にも陥る。ひとを好きになるということは、自分や相手の良い部分も汚い部分も知ること。その感情の描き方が秀逸。一日で読んじゃいました!
Posted by
痛かったです。 BL好きじゃない人にも読めるんじゃないかと思います、、と言うよりも、逆にBLにはまってない人のほうが読めるかもしれません。 レビューを見ていると本来はもう少しあとがある話のようなので読んでみたいと思います。
Posted by
好きなものは好き。 好きな人に嫌われたくない。 ホントの自分を愛して欲しい。 ものすごく、本能的な想い。 わかりすぎて、切なくて、もどかしくて。 極上の純愛小説。 泣ける。
Posted by
寛末に松岡の正体がばれるまでの綱渡りのような緊張感と、綱を渡っているんだという事を忘れそうになる程の恋の高揚感が、ビンビン伝わってきました。真実が分かってしまったら普通そこでジ・エンドとなりそうな物が、どこでどのように進展するのか気になって気になって。松岡の視点なので心情は痛いほ...
寛末に松岡の正体がばれるまでの綱渡りのような緊張感と、綱を渡っているんだという事を忘れそうになる程の恋の高揚感が、ビンビン伝わってきました。真実が分かってしまったら普通そこでジ・エンドとなりそうな物が、どこでどのように進展するのか気になって気になって。松岡の視点なので心情は痛いほど解るのに、寛末の思いが見えず、あー、じれったい!松岡と一緒に悶々とした次第であります。取り敢えず、会社に女装がばれなくて良かった^^
Posted by
主人公は好きだけど…… その相手が優柔不断で、ずるくてイライラしっぱなしだったw ただただ切なかった
Posted by
★2.5、四捨五入で★3 BLとしては画期的な作風なのかもしれないけれど、正直大絶賛される理由が良く分からなかった 「BL界の芥川賞」という評価を真に受けて読んだらがっかりする
Posted by
心の動きの細かさ、感情の豊かな表現ゆえに痛切な作品でした。不器用さ、もどかしさ、妬ましさ、自分の気持ちがコントロールできなくなるくらいに相手へ募る思い。しかもヘテロセクシャルである主人公が抱く相手は同性。 もうとめられない自分の気持ちに向き合ったり逃げたりする主人公の心に揺さぶら...
心の動きの細かさ、感情の豊かな表現ゆえに痛切な作品でした。不器用さ、もどかしさ、妬ましさ、自分の気持ちがコントロールできなくなるくらいに相手へ募る思い。しかもヘテロセクシャルである主人公が抱く相手は同性。 もうとめられない自分の気持ちに向き合ったり逃げたりする主人公の心に揺さぶられてわたしも揺さぶられ、読み終わったら混乱と疲労がそこにはありました。 人に薦められるかと聞かれると、果たしてどうだろうか?とは思いますが、主人公の気持ちの動きにどこか自分を投影してしまうような、そんな魅力はあります。再読してゆっくり噛み締めたら面白いのかもしれない。
Posted by
泣いた 趣味が女装で、実は社内の人で、と設定が好き 主人公がいじらしくて相手がいい人すぎて、落差が切なかった BLは苦手だけど読んでよかった
Posted by
女装と元の姿との乖離を描いた作品。だが、それが良い。女装している松岡が寛末を好きになってしまったときの苦悩は計り知れないもので、だからこそ忘れようとするが忘れられなくなってしまう、これこそ本物の女装ものなのではないだろうかと思った。また、寛末が「葉子」しかみていないと知ったときの...
女装と元の姿との乖離を描いた作品。だが、それが良い。女装している松岡が寛末を好きになってしまったときの苦悩は計り知れないもので、だからこそ忘れようとするが忘れられなくなってしまう、これこそ本物の女装ものなのではないだろうかと思った。また、寛末が「葉子」しかみていないと知ったときの松岡の絶望や、寛末の心の動きも綺麗に丁寧にかかれていて、これが木原作品か、と感動した。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんといっても、 えぇえええ!ソコでおわっちゃうの!?!? という感が…笑 しかし、久しく恋なんてしてない身としては、恋ってこんなにも苦しいのかしらん…?と、最初は一歩引いていたけど、 後半はヤバイ。 主人公に肩入れしまくって、もう 「そんな男やめとけよ~!!他にいいヤツいっぱいいるから!!!」 と無責任にも涙ながらに説得したくなった。 こんなに恋ってままならないものなんですかね~すべてが。 そんな恋はあんまりしたくないかな笑。 しようと思ってもできないだろうしね。
Posted by