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美しいこと の商品レビュー

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106件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2016/05/16

BLで有名な作家さんとは知らずに購入。 途中、煮え切らなさにイラつきましたが思いの外、面白かったです。 そっち系に目覚めることはないと思うけれど、この作家さんの他の本も読んでみたいなぁ。

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2016/03/03

今回も泣かされました。木原さんの作品を読みはじめて4作目です。続きをもう知ってしまったのですぐには続編を読まないと思いますがお互いの気持ちが痛いほど伝わって来て苦しくも切なくも、でも惚れた弱みなんでしょうか。松岡、優しすぎ!!末長くお幸せに。と思わずにはいられない素敵な作品でした...

今回も泣かされました。木原さんの作品を読みはじめて4作目です。続きをもう知ってしまったのですぐには続編を読まないと思いますがお互いの気持ちが痛いほど伝わって来て苦しくも切なくも、でも惚れた弱みなんでしょうか。松岡、優しすぎ!!末長くお幸せに。と思わずにはいられない素敵な作品でした。

Posted byブクログ

2015/11/08

趣味で女装をしている男が、偶然会社の同僚と女装姿で出会ってしまい、実は男と気づかれないまま、恋愛関係に発展してしまう…と、私が好きな「宇田川町で待っててよ」と似た設定だなぁと思って読み進めていたんだけれど、宇田川町とは異なっていたのは、実は男だとわかった後の、相手の戸惑いと拒絶。...

趣味で女装をしている男が、偶然会社の同僚と女装姿で出会ってしまい、実は男と気づかれないまま、恋愛関係に発展してしまう…と、私が好きな「宇田川町で待っててよ」と似た設定だなぁと思って読み進めていたんだけれど、宇田川町とは異なっていたのは、実は男だとわかった後の、相手の戸惑いと拒絶。女装をしていた側の主人公の目線で物語が語られるので、けっこうキツイ・・。相手の男も、最初こそ仕事はできないけど、見ず知らずの人にも躊躇わずに助けの手を差し伸べられる、心優しい男、と描かれていたのに、いざ主人公と恋愛になった後は、相手を気遣わない無神経な言動ばかりに終始。主人公が何故この男に惹かれたのか、後半になるにつれわからなくなり、モヤモヤモヤ。 残念だけれど、私にはこの話は合わなかった。

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2019/09/19

ちょっと前に雑誌ダ・ヴィンチで作者の名前を知って気になっていたら、講談社の1位フェアでラインナップされており、どんなもんかと読んでみたらば。 三浦しをんに絶賛させるだけのことありあり、ジャンルはBLに入るからといって、食わず嫌いするのはもったいない。女装してて惚れ込まれる男って、...

ちょっと前に雑誌ダ・ヴィンチで作者の名前を知って気になっていたら、講談社の1位フェアでラインナップされており、どんなもんかと読んでみたらば。 三浦しをんに絶賛させるだけのことありあり、ジャンルはBLに入るからといって、食わず嫌いするのはもったいない。女装してて惚れ込まれる男って、どんなけ可愛いねん。

Posted byブクログ

2015/08/25

女装子。最近流行っている分野である。大概の場合、男性はいくら美形であっても女装すると男くささを隠しきれないものだがこの主人公は女以上に美しい女装子。恋愛対象は女性であるものの、戯れに始めた女装にのめり込み、また彼を女性と信じて一途に愛をぶつけてくる男性をいつしか愛してしまう。両想...

女装子。最近流行っている分野である。大概の場合、男性はいくら美形であっても女装すると男くささを隠しきれないものだがこの主人公は女以上に美しい女装子。恋愛対象は女性であるものの、戯れに始めた女装にのめり込み、また彼を女性と信じて一途に愛をぶつけてくる男性をいつしか愛してしまう。両想いではあるがここに悲劇がある。愛は精神のみに宿るものでなく、肉体を伴うからだ。秘密を打ち明けた後の男は冷たく変貌し、余りに身勝手。主人公の苦悩は計り知れず、せつない。

Posted byブクログ

2015/08/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでる途中で何度も心臓がキリキリした。 でも、恋愛感情って自分にはどうにもならないものだよなぁとか、たくさん共感もしました(主に松岡に)。 寛末は、あんまり好きになれなかったな。優しい人だけれど、だからこそムカツク部分があるというか、気をまわせないところに「もーなんでなのっ?」となります…いや、いい人なんですけどね…? 彼よりは葉山さんが好きでしたね(笑) BLは読む本数が少ない方ですが、ここまでリアリティあるものは初めてかもしれないです。解説の宮木さんが書かれていたように、BL作品ってけっこう「男のこと好きになるなんて、俺っておかしい?」となりながらもそこに葛藤しつづけることがメインではないので。悩んでいてもすぐ「でも好きなんだからしょうがない」ってなりますし。そういう意味において、自分の恋人が男だと判明したときの寬末の態度は、とてもリアルに思いました。じっくりとした描写に、また胸を刺激されたりして。読んでいる間ずっと主人公の気持ちに寄り添っていました。おかげで読了後はちょっと疲れましたけど(汗) 甘すぎず(むしろビター)、読みやすかったです。BLに興味があるけど手を出しにくいという方には、導入としておすすめしたいと懐いました。

Posted byブクログ

2015/07/09

切なさも不安も焦燥感も迷いも葛藤も苦しさも喜びも、心に浸透するようなすばらしい心理描写だった。一気読み。

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2015/06/10

とてもとても、好き。 同性愛なのだけれど、それに至るまでのふたりの(主に主人公の)葛藤がとても好き。

Posted byブクログ

2015/05/29

寛末がちょっと煮え切らなさすぎて頭に来ますね…。読んでるの圧倒的に女性が多いと思うのでみなさんほぼカチンとくるかと。 松岡が迫ると引いて、松岡が引くと迫る感じがうーーーーん!!!!!!鈍感・優柔不断が本当にイライラ。 この後どうなっちゃうんだろ?

Posted byブクログ

2015/02/20

途中ちょっと生々しいというか、異性愛者同士の恋愛の苦しさが浮き彫りになって読むのがつらかった。けど、異性も同性も愛のかたちや在り方は変わらないんだと思った。あのなんとも言えぬ終わり方は、好み。

Posted byブクログ