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神様のカルテ(2) の商品レビュー

4.4

266件のお客様レビュー

  1. 5つ

    134

  2. 4つ

    86

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

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2015/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

軽く読めるものを求めて手にとりました。 相変わらず細君は現実離れしていて、素敵ですね。 世の女性のどれほどが、あのような接し方ができるのでしょう。 医師と一緒に働いたことがある者として…一緒に働いていて良い医者だと思う人ほど、プライベートは一緒になりたくないと思ったものです。 古狐先生の奥さんも一止先生の奥さんも、文句も言わずに主人を支えるタイプですが、私には出来そうもありません。 自分はそんなに強くもないし、自分も支えてほしい時があるから。 前の職場で患者さんの具合が悪く、家族が心配していた時に連絡がつかなかった主治医がおり、私は散々心の中で罵倒したのですが、のちにその時その医師の母の具合が良くなかったことを知り、すごく反省したことがありました。 医業って、素晴らしい職ですが同時にとても因果な職だと思います。

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2014/10/25

映画よりもイチさんに人間味がありハルを好きなことが伝わってくるし、周りにいる医師や看護師たちもそれぞれ問題を抱えているので話の展開がたのしみである。

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2020/03/25

生と死について考えさせられる作品だと思います。そして、今の医療現場の逼迫している現状について、分かると思います。その逼迫した中にも、温かいやり取りがあり、人と人との繋がりがあります。ハルと一止とのやり取りがそうだと思います。古狐先生と千代夫人のやりとりもそうだと思います。他にもた...

生と死について考えさせられる作品だと思います。そして、今の医療現場の逼迫している現状について、分かると思います。その逼迫した中にも、温かいやり取りがあり、人と人との繋がりがあります。ハルと一止とのやり取りがそうだと思います。古狐先生と千代夫人のやりとりもそうだと思います。他にもたくさんあるので書ききれないのですが、人と人との繋がりひとつひとつを大切なんだということを思わされます。読んでよかったなぁってすごく思っています。

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2014/10/14

進藤の家族の話、古狐先生の話どちらも良かった。 仕事ってなんだろう?医者だけじゃなく誰にでも問題になる。プライベートと仕事。バランス。仕事の奴隷にはならない。でも、誠実に、良心に従おうと思った。 偉大な先輩、僕にもたくさんいる。たくさんのものを引き継ぎ、それを受け渡していきたいと...

進藤の家族の話、古狐先生の話どちらも良かった。 仕事ってなんだろう?医者だけじゃなく誰にでも問題になる。プライベートと仕事。バランス。仕事の奴隷にはならない。でも、誠実に、良心に従おうと思った。 偉大な先輩、僕にもたくさんいる。たくさんのものを引き継ぎ、それを受け渡していきたいと思った。

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2014/10/03

1を映画で見た後かりる。砂山先生のイメージが違ったかな。古狸先生と古狐先生が混ざったエピソードで映画は、行くのね。タツの登場で考えさせられる。自分だって自分の子人に預けて、人の子世話してる場合じゃないって思うから。家族愛よりも、仕事との向き合い方を考えてしまう。

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2014/09/15

医療ものだし、小説だしでやはり人の死が描かれるものの、普段から死に接している事からの冷静さ、通りいっぺんの悲しみとは違うものを感じる。 また、とにかく読みやすく分かりやすい文章で、頭のいい人なんだろうなと思った。

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2014/09/12

主人公医師の栗原の学生時代の親友の進藤が同じ病院で働くことになり、その進藤とのやり取りが序盤展開され、後半は古狐先生の病魔との格闘を主体に展開されました。 栗原を取り巻く相変わらずの個性豊かな面々との絡みもよく、ほっこりするストーリーで本当に癒されます。 次巻もまた楽しみですね!

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2014/09/10

医師の話だけでなく、自分の事にも置き換えられるような、人間の話でした。 栗原先生のような人間になりたいと思ったけれど、どうやったらあんなに優しくなれるのか、、、男爵との掛け合いも凄く好き。将棋を始めたくなったし、夏目漱石も手にとってみようかなんて、すぐに流される。

Posted byブクログ

2014/08/26

購入後1年以上寝かせていたものにやっと手を伸ばした。…もっと早く読めば良かったと後悔するほど、作品に引き込まれ、また、いろいろ考えさせられる作品であった。 今巻の話題の中心人物として据えられているのは、一止の学生時代からの友人・進藤辰也と、古狐先生こと内藤先生。命の現場で24時間...

購入後1年以上寝かせていたものにやっと手を伸ばした。…もっと早く読めば良かったと後悔するほど、作品に引き込まれ、また、いろいろ考えさせられる作品であった。 今巻の話題の中心人物として据えられているのは、一止の学生時代からの友人・進藤辰也と、古狐先生こと内藤先生。命の現場で24時間365日戦いを求められる医師は、また同時に一個の人間である。現実世界にも、文字通り自分の命を削りながら患者を診続けている医師達がいるのだと気付くと、患者としてのあり方を改めて考えさせられる。 古狐先生と奥さんの温かさ、戦友を失った大狸先生の静かな号泣に涙が止まらなかった。

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2014/07/13

夫婦、家族、友とりまくすべての、人生に関わるすべての人と、その時間を失うことを思って怖くなったけれど、無くした後の始まりがくること、そうやって生きていくことを、教えてくれました。

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