神様のカルテ(2) の商品レビュー
2011年本屋大賞8位 内科医栗原一止の勤める信州の病院に大学の同級生だった進藤辰也が血液内科医としてやってきた。 学生時代には「医学部の良心」と呼ばれていた進藤であったが… 泣きました(T ^ T) でも悲しい涙とはちょっと違い、どちらかというと温かさで。 何と言っても登場...
2011年本屋大賞8位 内科医栗原一止の勤める信州の病院に大学の同級生だった進藤辰也が血液内科医としてやってきた。 学生時代には「医学部の良心」と呼ばれていた進藤であったが… 泣きました(T ^ T) でも悲しい涙とはちょっと違い、どちらかというと温かさで。 何と言っても登場人物がみな温かい。 この世で唯一確かなことは「人は死ぬ」ということ。 トヨさんとマゴさんの老夫婦の件は「どんな人生を歩んできたかは、語らずとも死ぬときに明らかになる」ということを教えてくれているように感じました。 『良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬になる』セオドア・ソレンソンの言葉は心に染み入りました。
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『二〇一三年 一月 九日 初版 第一刷 発行』版、読了。 以前に単行本で読了しましたが、今回は文庫本版で読了。 加筆改稿されているようですが、それがどこなのかサッパリわからなかったほど、魅了させられた内容でした。 このシリーズは個人的に大好きなシリーズです。新刊が出るたびにむさぼるように読みふけっては、「次」が出るのが待ち遠しくてたまりません。 巻末には作家の田中芳樹さんが解説をしております。そちらもなかなかの筆致で、本編とあわせても贅沢な一冊になっています。 そして、読了してしまうと、刊行されている「3」を読みたくなって仕方ありませんwww
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人は人であるということ。 ときどき忘れてしまう。 人はある職業の人物である前に人である。 だから、とらなくてはならない行動の前に、 とりたい行動があり、その動機がある。 仕事としての振る舞いの前に、 人としての振る舞いがある。 人としての生活がある。 それは決して忘れ...
人は人であるということ。 ときどき忘れてしまう。 人はある職業の人物である前に人である。 だから、とらなくてはならない行動の前に、 とりたい行動があり、その動機がある。 仕事としての振る舞いの前に、 人としての振る舞いがある。 人としての生活がある。 それは決して忘れてはいけないこと。 そして、人である以上、 人から生まれ、 いつか死ぬ。 僕もあなたも人であるということ。 忘れてはいけない。
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医者だって人間。 生死に関わる部署で懸命に働いていらっしゃる方々には頭が下がります。 (もちろん医者全員がそうだとおもっているわけでもないが) 医者を支える家族も人並みならぬ苦労があることを認識しなければならない。 昨今の緊急でもないのに救急車出動やら、緊急でもないのち夜間や休日...
医者だって人間。 生死に関わる部署で懸命に働いていらっしゃる方々には頭が下がります。 (もちろん医者全員がそうだとおもっているわけでもないが) 医者を支える家族も人並みならぬ苦労があることを認識しなければならない。 昨今の緊急でもないのに救急車出動やら、緊急でもないのち夜間や休日に救急外来に押しかける人たちにも警鐘を鳴らす1冊でもある。 外出先で読んではいけません(笑)
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1巻よりはよかった。大狸先生の信念を貫くために、サポートし続ける古狸先生の生き様がかっこよかった。死に様も。どうもハルが好きになれない(女性としての実体がなくて幽霊みたい)ので、彼女があまり出てこなかったのも好印象の理由かも。
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1を飛ばして2から。 主人公の魅力が理解できなかったので周りから一目置かれているのがちぐはぐで、世界には入り込めず。 現代の医者の過酷さとか働き方とかの主題には興味があったから残念。
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図書館で借りたのだが、買おうかな。。。 登場人物達のセリフで また聞きたいセリフがあるので。 折しも介護学校の看護師6名が同時に辞めるというニュースがあったが、医者も人間であり彼らにも幸せになる権利は当然ある事を忘れないようにしたい。 この小説では実際に亡くなるシーンよりも、亡くなる前に主人公が接する場面で泣けてしまうのは何故だろう。。。
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とても良かった。 過酷な労働環境でも、人間らしい優しさで救われる人たちを読んでいて、とても頑張ろうと思える気持ちになった。 「医者の話をしていない、人間の話をしているんだ」っと一止が叫んだ最後の言葉、とても響いた。 どんな仕事でも人間らしくしないといけないね。
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やっぱり、よい!すごく、よい!!! たくさんの人が死んで、決して明るい内容ではないのだけれど、始終小春日和のようなポカポカ感。好きだなーこのシリーズ。イチさんのような人と結婚したい。古狸先生のくだりで号泣。
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安定の面白さ。温かい気持ちになりたいときはやっぱりこのシリーズだな。私は南国だから北国の桜事情はわからないけれど、ちょうど良い季節に読んだと思う。大病もしたことなく、ほとんど病院にも行かない私だけど、こんな先生いたら理想的だな。でも進藤先生の気持ちもわかるわけで…複雑だな〜。
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