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神様のカルテ(2) の商品レビュー

4.4

266件のお客様レビュー

  1. 5つ

    134

  2. 4つ

    86

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

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2014/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

爽やかな本です。 現場の過酷さ、医療の限界を描きつつも、その中で何とかしようとするイチたち人間の思い。 それを包み込んでくれる信州の大自然。 信州に行きたくなります。

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2014/04/13

1が無かったので2から読みましたがスラスラ読めました。ハルとイチの夫婦愛が素晴らしいですねー。読んでいて幸せな気持ちになります。

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2014/04/07

 信州の病院で働く若手内科医の奮闘を描いたシリーズ2作目。 これ、久しぶりに私の中で大ヒットの小説になりました。 著者が現役の医者ということもあって、医療現場の緊迫した空気はリアリティを持って伝わってきます。 それに対して、仕事を離れた場面でののんびりした会話や信州の美しい風景描...

 信州の病院で働く若手内科医の奮闘を描いたシリーズ2作目。 これ、久しぶりに私の中で大ヒットの小説になりました。 著者が現役の医者ということもあって、医療現場の緊迫した空気はリアリティを持って伝わってきます。 それに対して、仕事を離れた場面でののんびりした会話や信州の美しい風景描写も素敵です。 1と比べて、新しい登場人物も加わり、それぞれのキャラクターがより深く掘り下げられていました。 中でも「人の死に対する医者の葛藤」読みながら泣いた。 そして、あまりに意外な展開にこれまた涙…。 そして、今回の大きなテーマは「医者と家族」。 医者だって一人の人間であって、家族がいる。 そんな当たり前のことが3組の家族を通じて書かれていました。 シリーズ3も続けて読みます。

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2014/04/06

★2014年3月21日 善き人は、善き仲間を得、善き人生を送る。 お医者様の待遇が改善されるといいなぁ。 格調高い筆致に酔いしれる。 現役医師が書いているとのこと、『神様のカルテ』以外の作品はないようだが、他にも読みたいものだと思う。

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2014/04/05

仕事を取るか、家庭を取るか。そんな二者択一の言葉が思い浮かんだ。 この小説では主人公が「医者」という命を扱う職業についているから余計に、仕事に重きを置いて欲しい患者さんたちの無言の重圧がかかる。手抜きをするのではない。ただ医者だって人間なんだと、家族がいるのだと思い起こさないと...

仕事を取るか、家庭を取るか。そんな二者択一の言葉が思い浮かんだ。 この小説では主人公が「医者」という命を扱う職業についているから余計に、仕事に重きを置いて欲しい患者さんたちの無言の重圧がかかる。手抜きをするのではない。ただ医者だって人間なんだと、家族がいるのだと思い起こさないといけないのだと感じた。かといって、ケガも病気も待ったなしだから患者だって遠慮ばかりしてもいけない。 この作品では家庭のことも顧みず働くことも、自分の家庭を第一に考えて働くことも否定しない。ただ、そういうことがあるのだと語られるだけだ。 読みながら、自分はどうだろうかとただ自問するも、結論は出せなかった。ただ古狐先生やイチ先生のように、ずっとずっと寄り添ってくれる人がいたら幸せだなぁと思うばかりだ。

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2014/04/02

シリーズ2作目。 今作も多忙を極める医療現場。同僚や上司、先輩、患者そして家族とのことなど、悩むことがいっぱい。悩みながらも前を向く一止たちの姿に自分も背中を押される。 悲しい別れがあったけれども、温かく爽やかな読後感。都会の殺伐とした中ではなく、信州という自然に囲まれている中と...

シリーズ2作目。 今作も多忙を極める医療現場。同僚や上司、先輩、患者そして家族とのことなど、悩むことがいっぱい。悩みながらも前を向く一止たちの姿に自分も背中を押される。 悲しい別れがあったけれども、温かく爽やかな読後感。都会の殺伐とした中ではなく、信州という自然に囲まれている中ということもあるかも。 「医師である前に人間である」当たり前だけど、いざ自分が患者やその家族になると忘れがち。

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2014/03/23

 今回のテーマは夫婦だと思いました。  主人公夫婦のこと、上司の夫婦のこと、そして友達の夫婦のことが中心に書かれていました。  夫婦によってお互いを思いやる方法も違うのだなぁと思いました。

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2014/03/23

前作に引き続き、気持ちの良い物語 『良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬である』セオドア・ソレンソン が印象的

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2014/03/10

新幹線で読む本が欲しくて、以前から気になっていた本書を購入したのが本日。そのまま本日中に読了しました。 そのくらいに熱中してしまう良作です。 僕の個人的な狭い世界観の中では、シリーズものとなると、どうにも一作目が最高となり、二作目以降は満足度が薄れていくと思っていたのですが。...

新幹線で読む本が欲しくて、以前から気になっていた本書を購入したのが本日。そのまま本日中に読了しました。 そのくらいに熱中してしまう良作です。 僕の個人的な狭い世界観の中では、シリーズものとなると、どうにも一作目が最高となり、二作目以降は満足度が薄れていくと思っていたのですが。 一作目を読んでからの期間が適当であったからなのか、いや、そうではなくこの二作目も素晴らしい作品であると、そう感じて止まない次第です。 「良心に恥じぬということだけが、確かな報酬である」 この言葉は医師だけでなく、どの職業にも、もっといえば、職業だけでなく、全ての人の全ての行動に当てはめたい言葉だな、と。まあ元はと言えばセオドア・ソレンソンの言葉でしたね。 蛇足ではありますが、相も変わらずハルさんに惚れます。

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2014/02/18

最後は涙で読み進められなかった。 医者である前に人間。当たり前のことなのに、それがまかり通らない医療現場が日本の現実だと知った一冊。

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