神様のカルテ(2) の商品レビュー
やっぱり、よい!すごく、よい!!! たくさんの人が死んで、決して明るい内容ではないのだけれど、始終小春日和のようなポカポカ感。好きだなーこのシリーズ。イチさんのような人と結婚したい。古狸先生のくだりで号泣。
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安定の面白さ。温かい気持ちになりたいときはやっぱりこのシリーズだな。私は南国だから北国の桜事情はわからないけれど、ちょうど良い季節に読んだと思う。大病もしたことなく、ほとんど病院にも行かない私だけど、こんな先生いたら理想的だな。でも進藤先生の気持ちもわかるわけで…複雑だな〜。
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ちゃんと生きなければいけない。 そう思わせてくれるシリーズです。 激務の中で、それでも大切なことを見失わないイチさんはすごい。 そんな風にいられるのは、はハルさんの存在も大きいのだろう。 医師であるのが先か、人間であるのが先か。 進藤先生の話も、古狐先生の話も、根底にあるのは...
ちゃんと生きなければいけない。 そう思わせてくれるシリーズです。 激務の中で、それでも大切なことを見失わないイチさんはすごい。 そんな風にいられるのは、はハルさんの存在も大きいのだろう。 医師であるのが先か、人間であるのが先か。 進藤先生の話も、古狐先生の話も、根底にあるのはその問題だった。 この難しい問題を、実に美しい星空が、全部包んで、飛び越えていった。 理想と現実の間で、もういいやって思ってしまいそうになるけれど、理想を持たないなんて、そんな面白くない人間にはなりたくないと思った。
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1よりも2の方が良かった。自分にとって大切な人、家族、友人との絆の大切さを実感する1冊。医者も人間、限界はあるが現実はそうはいかない、難しい問題。そして、生きていれば、必ず死がやって来る。その時に自分はどう思うのだろう。マゴさんとトヨさんみたいに、古狐先生と千代さんみたいに、自分...
1よりも2の方が良かった。自分にとって大切な人、家族、友人との絆の大切さを実感する1冊。医者も人間、限界はあるが現実はそうはいかない、難しい問題。そして、生きていれば、必ず死がやって来る。その時に自分はどう思うのだろう。マゴさんとトヨさんみたいに、古狐先生と千代さんみたいに、自分にとって大切な人といれて本当によかったと思えるといいな。そのために今を楽しく、しっかりと生きたい。
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人は死を前にしたとき、どんなことを思うのだろう。家族、夫婦、そして同志のような存在の人を亡くした時どれほどの悲しみが訪れるのだろう。それぞれの絆が強いほど訪れる悲しみも大きくて、それを乗り越えるのに時間がかかると思う。心に響いてくる本でした。
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神様のカルテの第二弾!! 24時間365日を掲げる本庄病院で、忙しく休みのない診療を続けるイチ。 そんな中、東京の大病院から、大学時代の同級生、タツがやってくる。 かつて「医学部の良心」と呼ばれたほどの男が、着任後悪評が目立つようになる。 夕方になるとすぐ帰る。 夜には連絡がとれ...
神様のカルテの第二弾!! 24時間365日を掲げる本庄病院で、忙しく休みのない診療を続けるイチ。 そんな中、東京の大病院から、大学時代の同級生、タツがやってくる。 かつて「医学部の良心」と呼ばれたほどの男が、着任後悪評が目立つようになる。 夕方になるとすぐ帰る。 夜には連絡がとれない。 そんなタツに失意するイチであるが、タツには事情があった…。 また、本庄病院の危機…それは、本庄病院を支えている古狐先生こと副部長先生の突然の発病…。 どうなるのか⁉︎とどんどん読み進めてしまいます。 一巻に引き続き、入りやすい文章で、イチの世界に入り込んでしまいました。 今回は同級生との再会があり、友情のシーンには思わず笑ってしまいました。イチがコーヒーをかけて、カフェインの効能について語るシーンがあり、さすがイチだと思いきや、次はタツがイチにコーヒーをかけ、お互いを思い合うシーンには、ほっと暖かくなりました。 またタツの方がひと段落したと安心したら、次は古狐先生の急病。 「この町に、誰もがいつでも診てもらえる病院を」 大狸先生と古狐先生が交わした大事な約束。その約束を果たすために、2人が自分の生活を犠牲にして、二人三脚で本庄病院を支えてきた。 そんな古狐先生と千代さんとのやり取りには、涙が出ました。 長年連れ添ってきた2人。なんで神様は古狐先生を選んだのだろう…そんなことを思わずにはいられません。 でも、最後ハルのアイディアとイチらの作戦実行によって、千代さんと2人で夜空を見れた古狐先生のシーンには、ジーンときました。 また、イチが大蔵省先生に放った発言。 「医師の話ではない。人間の話をしているのだ。」 すごくかっこよかったです。 イチのような医師は、患者にとってはまさに理想な医師像ですよね。贅沢かもしれませんが、私も患者として病院に通っていて、イチのような医師に診てもらえたらいいなぁと思ってしまいます。患者としっかり向き合ってくれて、患者に時間と治療を注いでくれる。また安心させてくれる。 でも医師の立場からしたら、医師だって人間だし、患者と同じように家族だっている。それに、患者には医師は1人しかいないけど、医師1人で何十人もの患者を診なければならない。 私は、医療のことは全くの未知ですし、これからも患者という立場でしか、医療のことはわかりません。 でも、患者という立場からでも、医療とは何なのかを理解することが大切だと感じさせられました。 この神様のカルテシリーズは、本当に色々なことを考えさせられるお話です。 家族や友人、仲間…。 読み終わった後に、ほっと心が温かくなります。 3巻目も楽しみです。
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神様のカルテ1巻目も泣ける良書でした。しかし、この2巻は号泣ものでした。 1巻で大学病院に異動せず、地方病院である本庄病院に残ることにした主人公一止。そんな一止のもとに、東京の大病院からかつて医学部の良心といわれた旧友が出世をせずに舞い戻ってくる。大学時代の後輩で、一止のかつて...
神様のカルテ1巻目も泣ける良書でした。しかし、この2巻は号泣ものでした。 1巻で大学病院に異動せず、地方病院である本庄病院に残ることにした主人公一止。そんな一止のもとに、東京の大病院からかつて医学部の良心といわれた旧友が出世をせずに舞い戻ってくる。大学時代の後輩で、一止のかつての想い人である如月と結婚し、3歳の子供をもつタツ。どうして戻ってきたのかーーーー。そして、そんな新しい風も吹く中、本庄病院は大事な人を失おうとしていた。 1巻よりさらに増しているのが、松本の、長野の自然の美しさだ。独特の文体で紡がれる素敵な文章によって、厳かにそして神秘的に山々の美しさが描かれている。 また、榛菜姫のすばらしさは健在だ。本当に素敵。 そして、今回初登場の千代さん。そっとそばによりそうシーンや手を添えるシーンなど、内藤夫婦の信頼関係を温かく切なく描いている。 考えさせるところも深い。今回は、医者も人間、というところだ。主治医と連絡がつかなかったら罵倒されるのが当たり前?そんなはずはない。医者だって、医師である前に人間なのだ。しかし、現実には厳しい医療現場があり……そんななかでの、ハルとイチさんのやりとりは一段と仄かな温かさをもたらしてくれる。 1巻よりそういう名言名シーンが盛りだくさんだ。一止の患者である留川さんが亡くなったシーン。唄のシーンは号泣必至。星のシーンもそうだし、古狸先生のシーンも号泣。あとで引用もまとめておきたいと思います。 ぜひぜひ読んでほしい一冊。心が洗われます。
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☆4.0 身近な人の死について考えさせる話。 地方医療の苛酷さに抗うことなく 諄々と働き続ける大狸先生以下、一止たち本庄病院の先生。 その中核を担う古狐先生が倒れた。悪性リンパ腫。 一止の甘酸っぱい学生時代の恋バナ→失恋もあり、医師ではない、人間「一止」が描かれている。 次...
☆4.0 身近な人の死について考えさせる話。 地方医療の苛酷さに抗うことなく 諄々と働き続ける大狸先生以下、一止たち本庄病院の先生。 その中核を担う古狐先生が倒れた。悪性リンパ腫。 一止の甘酸っぱい学生時代の恋バナ→失恋もあり、医師ではない、人間「一止」が描かれている。 次巻ももちろん読むつもり。
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おそらく現実世界で起きている「医療の問題点」を書き込んでいるのだろうなぁと想像。それを人間の悲喜こもごもにまぶしてあるのが面白い。
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栗原一止は、夏目漱石を敬愛する信州の内科医だ。「二十四時間、三百六十五日対応」を掲げる本庄病院で連日連夜不眠不休の診療を続けている。 四月、東京の大病院から新任の医師・進藤辰也がらやってくる。一止と信濃大学の同級生だった進藤は、かつて"医学部の良心"と呼ばれた...
栗原一止は、夏目漱石を敬愛する信州の内科医だ。「二十四時間、三百六十五日対応」を掲げる本庄病院で連日連夜不眠不休の診療を続けている。 四月、東京の大病院から新任の医師・進藤辰也がらやってくる。一止と信濃大学の同級生だった進藤は、かつて"医学部の良心"と呼ばれたほどの男である。だが信任後の進藤に、病棟内で信じがたい悪評がたつ。失意する一止をさらなる試練が襲う。副部長先生の突然の発病ーこの病院で再び奇跡は起きるのか?
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