コトラーのマーケティング3.0 の商品レビュー
さすがコトラー。同類のテーマの本と比べると、明快さが際立つ。(教科書的とも言えるが。) 言ってることの本質は、理念に実践が伴っているような、いい人、いい企業じゃないと生き残れないよ …つまり、某やらせメール事件の逆… ってことだと思うのだが、本当にそういう世の中になって欲しい。そ...
さすがコトラー。同類のテーマの本と比べると、明快さが際立つ。(教科書的とも言えるが。) 言ってることの本質は、理念に実践が伴っているような、いい人、いい企業じゃないと生き残れないよ …つまり、某やらせメール事件の逆… ってことだと思うのだが、本当にそういう世の中になって欲しい。そういう世の中にしていきたい。
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さすが、マーケティングの神様と思いきや、このコンセプトの骨格 は、インドネシア出身の共著者二人が固めたものとのこと。 少々残念な気もする。
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マーケティング3.0の10原則 ・顧客を愛し、競争相手を敬う ・変化を敏感にとらえ、積極的な変化を ・評判を守り、何者であるかを明確に ・製品から最も便益を得られる顧客を狙う ・手頃なパッケージの製品を公正価格で提供する ・自社製品をいつでも入手できるように ・顧客を獲得し、つな...
マーケティング3.0の10原則 ・顧客を愛し、競争相手を敬う ・変化を敏感にとらえ、積極的な変化を ・評判を守り、何者であるかを明確に ・製品から最も便益を得られる顧客を狙う ・手頃なパッケージの製品を公正価格で提供する ・自社製品をいつでも入手できるように ・顧客を獲得し、つなぎとめ、成長させる ・事業はすべてサービス業である ・品質、コスト、納期のビジネスプロセス改善を ・情報を集め、知恵を使って最終決定を 競争相手をけなすのは簡単だけれど、敬うことがなかなかできていない人が多いと思う。
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コトラーが「今」の状況を踏まえて提唱している新たなマーケティング概念。内容はやや概念的な話が中心だが、これからのマーケティングに示唆される内容は多い。 Meting 3.0を実践する上で重要な10要点をクレドとして巻末にまとめてある。 第1のクレド 顧客を愛し、競合に尊敬の念...
コトラーが「今」の状況を踏まえて提唱している新たなマーケティング概念。内容はやや概念的な話が中心だが、これからのマーケティングに示唆される内容は多い。 Meting 3.0を実践する上で重要な10要点をクレドとして巻末にまとめてある。 第1のクレド 顧客を愛し、競合に尊敬の念を払え 第2のクレド 変化に敏感であれ、構造変化の準備を整えろ 第3のクレド 自分の名前を守り、自分が何であるかを明確にせよ 第4のクレド 顧客は多様である。故に、あなたからベネフィット最も得る顧客の所に最初に行け。 第5のクレド 常に良いパッケージを公正な価格で提供せよ 第6のクレド 常に顧客から手の届く様にしておき、良いニュースを広げなさい。 第7のクレド 顧客を得て、そして維持し、育てよ。 第8のクレド どんなビジネスであれ、それはサービスビジネスである 第9のクレド ビジネスプロセスの品質、コスト、デリバリーについて常に磨きをかけよ 第10のクレド 適切な情報を集めろ。しかし、最終判断をするには知恵を使え (英語版からの抄訳)
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価値に基づくマーケティング。これまでの企業本位から顧客本位そして環境本位へ。地球に良いことをすることが結果企業の利益を導く。リーマンショックをへてマーケティングのコンセプトも変化を見せている。フクシマを眺めると、東京電力の経営が間違っていたことは明白だ。環境に悪いことはこれから破...
価値に基づくマーケティング。これまでの企業本位から顧客本位そして環境本位へ。地球に良いことをすることが結果企業の利益を導く。リーマンショックをへてマーケティングのコンセプトも変化を見せている。フクシマを眺めると、東京電力の経営が間違っていたことは明白だ。環境に悪いことはこれから破壊的な負債を生み続けることだろう。
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CSRは企業に信頼と利益をもたらす、という趣旨の本。この本自体もさることながら、この本が皆に読まれているということが大事だと思う。
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難しい。しかも、最近のマーケの本の基礎となってる本だから、「あー、こんな話あったなー」ったこともある。一番始めに読むべし。
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11.04.21読了。これからの時代のマーケティングの姿を分析した一冊。新たなメディアの中でマーケターの新たなあるべき姿をさがす。
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提供しているサービスや商品の高度化・コモディティ化が完了し、さてどうやって売ってくか?という問に対するひとつの回答が3.0。 高度化・コモディティ化が達成されていない状態でこれに取り組むと、商品・サービスの悪い評判で企業価値が蹂躙されるだろうな。 コーズよりサービスの質を上げろと...
提供しているサービスや商品の高度化・コモディティ化が完了し、さてどうやって売ってくか?という問に対するひとつの回答が3.0。 高度化・コモディティ化が達成されていない状態でこれに取り組むと、商品・サービスの悪い評判で企業価値が蹂躙されるだろうな。 コーズよりサービスの質を上げろと罵られればまだいい方で、実際には商品は見向きもされず、社会への貢献も不発に終わりそう。
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某雑誌のある企業トップの今年のおすすめ図書から興味を持って読んでみた。 ダイハード3.0みたいなタイトルだ。 「過去60年のマーケティングの変遷をまとめている。 マーケティング1.0:製品中心の考え方 マーケティング2.0:消費者志向の考え方 マーケティング3.0:価値主導へ...
某雑誌のある企業トップの今年のおすすめ図書から興味を持って読んでみた。 ダイハード3.0みたいなタイトルだ。 「過去60年のマーケティングの変遷をまとめている。 マーケティング1.0:製品中心の考え方 マーケティング2.0:消費者志向の考え方 マーケティング3.0:価値主導へ」 この区切りが非常に明快でわかりやすい。 「マーケティング3.0の目的は、世界をよりよい場所にすること。消費者との交流もOne to oneから、多数対多数のSNS的関係性を伴うものとなる。」 今後勝ち残るマーケティングとは、企マーケティング2.0における、企業と製品のポジショニングから、企業のミッション、ビジョン、価値感での戦いに変化していて、そこに所属する社員含めた意識のあり方などが書かれていた。 少々学術論文的な部分もあるが、3.0という形で過去と明確に区別した点が戦略的な観点から参考になるものであった。
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