コトラーのマーケティング3.0 の商品レビュー
マーケティングの大きな流れの中で、最近注目されるマーケティング3.0、価値やミッションを基準においた考え方とはどのようなものか解説。なぜ、新たなマーケティングが必要なのか、どのように導入されるのか。少し冗長。
Posted by
具体的な施作についてはあまり記載されてはいないが、じっくり考えながら読むと自分に足りない要素が見つかる本。
Posted by
本書の内容は、正直難しかった。 どれくらい理解できたであろうか? しかし、マーケティング3.0はもう現実に起きていることである。 -----------------memo-----------------------------------------------------...
本書の内容は、正直難しかった。 どれくらい理解できたであろうか? しかし、マーケティング3.0はもう現実に起きていることである。 -----------------memo----------------------------------------------------- 近年、各社が提供する製品やサービスの品質水準が高度化し、コモディティ化が進むとともに、経済危機や資源枯渇などの社会的問題がクローズアップされるようになっている。貧困や格差は増大し、ソーシャルメディアの革新も進んでいる。顧客を受動的なターデットとして捉える伝統的なマーケティング発想では、機能面での満足を充足できても精神面での満足を充足することが難しくなっている。グローバル化した今日の社会において企業が貢献するためには人間の志や精神面にも目を向ける必要があるだろう。新しい時代とともに、マーケティングにもイノベーションが求められる段階になっている。 マーケティング2.0:顧客満足をめざす「消費者志向」 ・市場をセグメント化することによりターゲットを明確化し、ターゲットのニーズを読み解き、ニーズに合致した製品にユニークなポジションを規定する。ビジネス活動において、STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニン)を実施し、顧客志向を貫くこと。 マーケティング3.0:「協働マーケティング」「文化マーケティング」「スピリチュアルマーケティング」の融合 ・協働マーケティング 製品開発やコミュニケーションにおいて顧客や他社をいかに参加させ、協力を得るかがキー。 ・文化マーケティング グローバル化によるパラドックスといった文化的課題を自社のビジネスモデルの中心に据え、グローバル化によって引き起こされる消費者行動の変化にも対応できるようにする。 ・スピリチュアルマーケティング 単に人々のニーズを満たす製品やサービスだけではなく、精神を感動させる経験やビジネスモデルを提案し、心理精神的便宜の実現が進められる。
Posted by
非常にわかりやすく読みやすい。 マーケティングは、肉体→マインド→ハート、そして精神に訴える時代に来ており、それには「本物としての価値」が求められていることは、実感とともに入ってきた。 ソーシャルメディアはツールではなく、世の流れであることがこれを読むことで理解できる。
Posted by
「コトラー」「マーケティング」「ソーシャルメディア」というキーワードが気になり読んでみたが、内容は非常に残念。 マーケティング3.0というくらいだから、新しい視点からマーケティングについて説いているのかと思いきや、内容は陳腐。 企業のミッションの明確化と徹底、CSR活動による企業...
「コトラー」「マーケティング」「ソーシャルメディア」というキーワードが気になり読んでみたが、内容は非常に残念。 マーケティング3.0というくらいだから、新しい視点からマーケティングについて説いているのかと思いきや、内容は陳腐。 企業のミッションの明確化と徹底、CSR活動による企業ブランディングについてが主な内容であるが、中身は他の著名人からの引用も多く、何ら新しい要素が発見できなかった。 普通の内容を少し専門的な表現等を使って書いているだけの本。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
リーダーはもっぱら組織の内部に目を向ける執行リーダーであってはならない。新しい発見を進んで受け入れ、外部のものを積極的に取り入れる姿勢をもつ必要がある。vigilantLeaders 価値と行動を一致させるということ。 第一に企業は価値を弱める恐れがある現在の慣行を見直す必要がある。企業のほとんどの慣行が価値そのものではなく、制度化されたものなので、これは容易ではない。慣行を変えるためには、その会社のリーダー達が行動し、なおかつすべての社員と恊働することが必要だ。たいていの場合、社員も会社の慣行について、価値と一致していないという感覚を持っている。だが、リーダーが彼らに権限をあたえないかぎり、彼らは何も発言しない。第二に、企業は行動を直接、価値に結びつける仕組みをつけるひつようがある。例えば、イノベーションという価値を強化するために、売り上げの30%を新製品から生み出さねばならない仕組みをつくっても良いだろう。 社員の共有価値と共有の行動を一致させることである。ビジネス環境に作用している力を考えると、企業文化は協働的、文化的、創造的でなければならない。社員の生活をかえるとともに、社員に他の人々の生活をかえる力を与えなければならない。インテグリティを築くことで、企業は人材市場で競争優位にたち、生産性や消費者とのインターフェースを向上させ、組織内の差異をうまく管理することができる。社員に価値をマーケティングすることは、消費者にミッションをマーケティングすることに劣らず重要である。
Posted by
マーケティング1.0→2.0→3.0へ 製品中心から顧客中心。そして協働へ。 これだけソーシャルメディア化した時代だからこそマーケティングの概念も変えなければならない。 一回読んだだけでは難しく再読の必要あり。
Posted by
うーん、イマイチ。 コンセプトは斬新なんだけど、抽象的。マーケティング3.0の特徴かもしれないけど、この本もなんかスピリチュアルなような。 時代の流れを把握したり、クリエイティブ作成のための予備知識としては良いかも。
Posted by
SNSの台頭に対し感覚的に変化を感じていても、活字にまとめるとこまでは中々しないので、感覚を射た文章には付箋と、メモだらけ。
Posted by
マーケティング3.0は顧客中心からソーシャル中心に変化していくということが簡潔に解説されている。事例なども多くあり、とてもわかりやすかったです。
Posted by