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考えない練習 の商品レビュー

3.8

246件のお客様レビュー

  1. 5つ

    45

  2. 4つ

    89

  3. 3つ

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2014/03/18

五感を能動的に使えていない、というのは分かる気がする。 なので、思考に頼ってしまっているんだと。 しかし、その思考もその人の人生経験からくる反射でしかない。 反射の精度を上げるには五感を鋭敏にするしかなくて…、と、メビウスの輪状態に。 とりあえず、自分の感覚に素直にしているかど...

五感を能動的に使えていない、というのは分かる気がする。 なので、思考に頼ってしまっているんだと。 しかし、その思考もその人の人生経験からくる反射でしかない。 反射の精度を上げるには五感を鋭敏にするしかなくて…、と、メビウスの輪状態に。 とりあえず、自分の感覚に素直にしているかどうかを知るためにすぐできることは、「ありがとう」と言う言葉を使わずに感謝の意を伝える、ってことかな。 …本当に感謝してるかどうか、自分にはすぐわかるので怖い手法ではある。

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2014/01/07

知人に譲る前に再読。 改めて読み直してみると自分の体験と合わせて納得できる箇所が多かった。 特に計画に関するコラムなんか失敗例そのもの。 「考えない練習」とあるが、思考停止することではなく、不必要な思考を遮断し、本当に必要なことに思考を向けるための練習ということ。 あらゆる場面...

知人に譲る前に再読。 改めて読み直してみると自分の体験と合わせて納得できる箇所が多かった。 特に計画に関するコラムなんか失敗例そのもの。 「考えない練習」とあるが、思考停止することではなく、不必要な思考を遮断し、本当に必要なことに思考を向けるための練習ということ。 あらゆる場面で自我というものが邪魔をしていることがよくわかる。人によく思われたい、刺激が欲しい、それを考えるがあまり目の前の人の表情の変化に気付けないでいる。情報が溢れかえる昨今ではなおさら目の前のことひとつひとつに丁寧に向き合うことが難しくなっている。そんな中でも、目の前の事実を受け止め、五感が感じていることに集中する。まさにこれから大切にしていきたいことだったので読み返すことができてよかった。 「降伏する勇気」を持てるようになりたいな。

Posted byブクログ

2014/01/03

同世代のお坊様の著書なので自分には分かりやすかった。新年の初めにこれを読んだ。少しは穏やかに過ごせるように感じた。

Posted byブクログ

2013/12/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

常に無駄な考えで目の前のことに集中できない。 リアルな現実に向き合わなくなる 八正道(はっしょうどう) ①自分にルールを課して、ぶれない芯をつくる  正思性(しょうしせい)思考内容を律する  正語:言葉を律する律する  正業:行動を律する  正命:生き方を律する ②集中力を養う  正定:集中する  正精進:心を浄化する ③気付く  正念:心のセンターを磨く  正見:悟る 心はひたすら「より強い刺激を求めて暴走する」 淡く穏やかな幸福感より、ネガティブでも刺激の強い方へ 感じる 聞こえてくる→聞く 見えている→見る  五感を研ぎ澄ます 自分の発する言葉、バイブレーションに集中 明晰な話し方 仏道において人が幸せになるために育てるべき感情は4つ 慈 人々、生き物が穏やかである事を願う感情 悲 哀れみの感情、悩みや苦しみがなくなることを願う、同情心 喜 他者の幸福を喜ぶ 捨 怒りや迷いを持つ癖をなくし平常心を保つ心 無自覚的にものを増やしていくと必然ていに人格も次第に悪化 価値観、評価の入った事でなく事実のみを告げる 事実にフォーカス  

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2013/10/28

最近の私のテーマがずっと、「考えすぎない、感じる」です。 そんな時、ずっと前に買ってて、本棚にあってまだ読んでなかったこの本が目に入りました。 何かヒントをいただけるかもと、読みました。 僧侶の著者によると、脳はより強い刺激を求めて勝手に暴走するものらしい。そしてネガティブほど...

最近の私のテーマがずっと、「考えすぎない、感じる」です。 そんな時、ずっと前に買ってて、本棚にあってまだ読んでなかったこの本が目に入りました。 何かヒントをいただけるかもと、読みました。 僧侶の著者によると、脳はより強い刺激を求めて勝手に暴走するものらしい。そしてネガティブほど強い刺激で、その強い刺激を、本当は苦なのに快だと認識するらしい。 だから放っておくと、どんどんネガティブな考えに走ってしまう。 そして頭で考えるのは最もエネルギーを使うので、感じる余裕がな くなる。そうすると、五感が鈍くなって、今目の前で起こっていることの実感がなくなり、しっかりと生きている充足感がなくなり、よって幸福感が薄くなる。 だから今この瞬間をしっかりと感じることが重要。 それには五感を研ぎ澄ます練習をして、集中力を高める。 能動的に五感を使うコツがいろいろと書かれててとても参考になりました。 瞑想は良さそうなので毎朝瞑想することにしました。

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2013/10/18

書いてあることは、わかります。 心穏やかに刺激の少ない人生を送ろうや、という本。 ただ、あまりに世間離れした感じがあるのよね。

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2013/10/12

禅僧である小池龍之介さんの著書です。 「考えない練習」といってもボーっとしようという内容ではありません。 人間の脳は、いつも勝手に考えてばかりになってしまう。 人間の脳は反射的脳内でストーリーと作り出し、それをあたかも自分が考えて選択したように思わせる。 それが人間の煩悩「怒り...

禅僧である小池龍之介さんの著書です。 「考えない練習」といってもボーっとしようという内容ではありません。 人間の脳は、いつも勝手に考えてばかりになってしまう。 人間の脳は反射的脳内でストーリーと作り出し、それをあたかも自分が考えて選択したように思わせる。 それが人間の煩悩「怒り」「欲」「迷い」の原因となっている。 そのため、人は毎日様々なストレスにさらされている。 こういった脳に踊らされている状態を抜け出すために、基本的な人間の活動である、「話す」「聞く」「見る」「書く/読む」「食べる」「捨てる」「触れる」「育てる」のそれぞれで、どのような練習をすれば良いかを提唱している。 著者の立ち位置に辿り着くには相当の訓練が必要だと思う。 しかし、全ては自分の頭の中で作り上げた考えに基づいているということを知っているだけでも、何かの際には有効だと思う。 私個人としては、「捨てる」の項目に興味を惹かれた。

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2013/08/24

心の衝動エネルギーのうち、大きいものが欲、怒り、迷い。 早口になっていると気が付いたら、途中で一息おく。 相手を突き動かしているのは、苦しみ=ストレスなのではないか、と洞察。 自分の心が乱れそうになったとき、いったん視界を遮断して、自分の心の動きを見直す。

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2013/08/17

平らかな心で生きて行きたい。。。 でも、快・不快を感じなくなる、というのではないのだね。 そういう次元の話なのではないのだなぁ、と気付いた。 もう一段階、突き抜けたところに自分がいるんだね。 なるほど。

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2013/08/06

この本を読んで悟る、とまではいかないが、心に波風を立たせないための本としての完成度は高いと思った。 仏教の十善戒、三毒、八正道なども紹介されているが、 むしろ筆者の素の文章が、仏教の考え方をわかりやすく 伝えてくれているように思う。 ただ、これをパーフェクトに実行できたら聖人...

この本を読んで悟る、とまではいかないが、心に波風を立たせないための本としての完成度は高いと思った。 仏教の十善戒、三毒、八正道なども紹介されているが、 むしろ筆者の素の文章が、仏教の考え方をわかりやすく 伝えてくれているように思う。 ただ、これをパーフェクトに実行できたら聖人君子かもしれないが、 「そんなの自分らしくないよね(笑)」と、叔母と感想を共有した。

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