乳と卵 の商品レビュー
最初、なかなかいいかもって思ったけど、期待を裏切られた。 うーん。やっぱ違うなー。感覚的にだけどさ。 芥川賞向きではあるけど、なぜ受賞したのかいまいちわかんない。 でも、ラストは大爆笑。 いろいろまとめようとしたのだと思うけど、あれで終わらせるとは!! 川上さんには不満はない...
最初、なかなかいいかもって思ったけど、期待を裏切られた。 うーん。やっぱ違うなー。感覚的にだけどさ。 芥川賞向きではあるけど、なぜ受賞したのかいまいちわかんない。 でも、ラストは大爆笑。 いろいろまとめようとしたのだと思うけど、あれで終わらせるとは!! 川上さんには不満はないけど、芥川賞が一体どこに向かおうとしているのかわかんなくなってきた。
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20080423読了! ダメでした。リズムにのりきれなかった。敗北感でいっぱい・・・ 関西弁の気持ち悪さにやられて酔った。 それからわたしが隠したいことが書いてある。これは男性に読んでほしくない。 これが純文学・・・純文学、だろうけど。嫌だ。 なんだか、生理的にいや。 題材は...
20080423読了! ダメでした。リズムにのりきれなかった。敗北感でいっぱい・・・ 関西弁の気持ち悪さにやられて酔った。 それからわたしが隠したいことが書いてある。これは男性に読んでほしくない。 これが純文学・・・純文学、だろうけど。嫌だ。 なんだか、生理的にいや。 題材は悪くない。 でも、わたしが好むのは一瞬でいいから「静謐な瞬間」というものがある物語だ。 この物語は、女三人(ひとりほとんど言葉を発しないけど)かしましくてウルサイ。 なにか、ふとした瞬間にたちどまれるようなシーンがほしかった。 このひとの「さすわさされるわ」みたいなタイトルのも読んだことがあるけれど、 あれこそ本当に全然意味わからなかった。 わたしは、この作家はもうこれ以上読まない。 選考委員の山田詠美さんの評価がたかかったという話・・・ 詠美さんは好きですよね、こういうの・・・
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ちょっとナイ文体にとまどったけど、読みすすむうちに、すっかりリズムにはまってしまった。 他の作品も読んでみたい。 ところどころにはさまれる、緑子ちゃんの文章に、胸打たれたなぁ・・ 思春期の、モノ考えていた頃を思い出した。 感動した!
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乳と卵の卵って、最初の方は「卵子」のことかなぁ?と思ってたけど、こんなところに卵が出てくるとは!てとこで卵が出てきたのでびっくりしました。なんかちょっとおもしろかった。緑子の気持ちにもなんとなく共感。お母さんがなんで豊胸手術するか、わからんすぎるもん。 この本には「あなたたちの恋...
乳と卵の卵って、最初の方は「卵子」のことかなぁ?と思ってたけど、こんなところに卵が出てくるとは!てとこで卵が出てきたのでびっくりしました。なんかちょっとおもしろかった。緑子の気持ちにもなんとなく共感。お母さんがなんで豊胸手術するか、わからんすぎるもん。 この本には「あなたたちの恋愛は瀕死」って話も入ってるけれど、「つるつるとした百貨店」とか「のんきなしましま」(横断歩道のこと)とか、表現が好きでした。ティッシュ男がこわすぎるけど。。
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芥川賞を取ったというので読んでみたけれど。。。 文体がとても無理をしている気がしてちょっと違和感。 文学っぽく一生懸命している、というか。 でも思春期の繊細過敏な少女と、ある意味KYで大人になりきれていない母親との 葛藤の物語は母娘ならわかる〜と思わせられる部分もありました。...
芥川賞を取ったというので読んでみたけれど。。。 文体がとても無理をしている気がしてちょっと違和感。 文学っぽく一生懸命している、というか。 でも思春期の繊細過敏な少女と、ある意味KYで大人になりきれていない母親との 葛藤の物語は母娘ならわかる〜と思わせられる部分もありました。 思春期というのはやはり不安定でガラスの心だねぇ。
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町田康っぽい文体の、句点なしのぐだぐだぐだぐだ関西弁。芥川賞受賞作。 母子が卵まみれになって本音をぶつけるシーンは圧巻。 “生まれてきたら最後、生きてご飯を食べ続けて、お金をかせいで生きていかなあかんことだけでもしんどいことです” いろいろいろいろ考えただけでブルー...
町田康っぽい文体の、句点なしのぐだぐだぐだぐだ関西弁。芥川賞受賞作。 母子が卵まみれになって本音をぶつけるシーンは圧巻。 “生まれてきたら最後、生きてご飯を食べ続けて、お金をかせいで生きていかなあかんことだけでもしんどいことです” いろいろいろいろ考えただけでブルーになることっていっぱいあるよなぁ。 賛否両論あるみたいだけど、私は好きです、これ。
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芥川賞を受賞した作品の中では、まだ読みやすいとは思いますが、やはり若手にありがちなきつい内容でした。豊胸手術をしたいという母親と、そんな母親に反発して口をきかなくなった思春期の娘を描いています。文体が読みにくかったですが、気持はなんとなく伝わったように思います。
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私には文学がわからないのだろうな・・・ 卵をぶつけるシーンは芸術的というのか、目に映るように鮮烈?だったけど 文体がつながってて読みにくかった。 他人の人生の切り取り部分をみたよう。
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芥川賞受賞作品って事で読んでみました。 3回程読み返しましたが、完全には理解出来ないと思いました。 でも主人公の姉はきっと若返りたかったんじゃなくて、幸せだった昔に戻りたいんじゃないのかなぁ?
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文藝春秋2008年3月号に掲載分を読了。 10ページを経過したあたりからリズムに慣れ、流れるように読めた。 ただ、それまでは非常に読みづらい。 リズムに乗ればどんどん読める、と事前に聞いてはいたものの、あまりにも読みながら引っかかったので何度か音を上げそうになり、この作品の良さ...
文藝春秋2008年3月号に掲載分を読了。 10ページを経過したあたりからリズムに慣れ、流れるように読めた。 ただ、それまでは非常に読みづらい。 リズムに乗ればどんどん読める、と事前に聞いてはいたものの、あまりにも読みながら引っかかったので何度か音を上げそうになり、この作品の良さも全く分からなかった。 読みとおしてみると、なかなかの作品だった。 石原慎太郎氏は選評で「豊胸手術のことばかりで面白くない」といった趣旨の発言をしているが、誤解を恐れずに言えば、ある意味それは非常に男性的な視点だと思う。 型にはめるつもりはないが、1つの大きなトピックの中であちこちへ行きつ戻りつしながら延々だらだらとひとくさり喋るのは、女性的な会話の特徴。 だからこの文体・構成は、登場人物である女たちの生の様子を描くにはぴったりではないだろうか。 緑子がノートに書き付けている(という設定の)内容が結構共感できて面白い。
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