乳と卵 の商品レビュー
芥川賞受賞作品。 なんというか全体に流れる倦怠感?物憂げな感じがよい味で あった。あとほどよい関西弁で語られるところとか。読んだ からって感慨も何も生じないんですけれど、それが文学なの かもしれん。他の話も読んでみたい。
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女って胎児の時から女であり その女である女の様は いろいろな姿や形の変化をとげる生き物なのだろうか と考えさせられた
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理解ができなかった。 というより 読んで10ページで読む気を失った。 たぶんいい本なのかもしれないが 自分に作風があっていないのではないかと思う。 ということで、読むのを断念w でも最後の方の短編は読んだ。 ここで ティッシュを配る男の子が出てきたんだけど 去り...
理解ができなかった。 というより 読んで10ページで読む気を失った。 たぶんいい本なのかもしれないが 自分に作風があっていないのではないかと思う。 ということで、読むのを断念w でも最後の方の短編は読んだ。 ここで ティッシュを配る男の子が出てきたんだけど 去りゆく通行人の非人情さに 「自分をいまはこんなに見下したような扱いをしてるが 自分がお前たちの客になることもあるんぢゃないのか」 って怒りを覚えてたとこにすごい納得。 確かに、そうですね。 場所が変われば態度も変わる。 そんな当たり前のことに気付かされました。
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樋口一葉へのオマージュとして書かれた物語だけあって、一人称で語られる一文一文がやたら長い上に私の苦手な大阪弁、あつかっているのも豊胸とか生理とか、ともすると重く生々しくなりがちなテーマなのだけれど、文章に勢いがあってあっという間に読めた。なるほど。 ところどころに入る緑子のモノロ...
樋口一葉へのオマージュとして書かれた物語だけあって、一人称で語られる一文一文がやたら長い上に私の苦手な大阪弁、あつかっているのも豊胸とか生理とか、ともすると重く生々しくなりがちなテーマなのだけれど、文章に勢いがあってあっという間に読めた。なるほど。 ところどころに入る緑子のモノローグがリアルで、同じ年頃だったときの自分が重なった。こういうのは男性にはかけまい。。
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乳と卵。 ちょっとわからん(笑) 芥川賞を受賞したこの作品。とりあえず…読みにくい。 話の中身をまとめると。傍観する主人公の前で、豊胸しようと思い立った姉と、思春期真っ盛りのその娘が卵をぶつけって、わかり合うという作品(若干語弊あり…笑) 純文学って何だろう?? 女の子...
乳と卵。 ちょっとわからん(笑) 芥川賞を受賞したこの作品。とりあえず…読みにくい。 話の中身をまとめると。傍観する主人公の前で、豊胸しようと思い立った姉と、思春期真っ盛りのその娘が卵をぶつけって、わかり合うという作品(若干語弊あり…笑) 純文学って何だろう?? 女の子って色々大変なんだな〜ってことだけは分かったけど。 これは男も負けじと、「棒と精」を伝えるべきでは…!!とは思いません。
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するすると読めてしまうけれど、 この文体は苦手かも。読みにくい。 緑子の頑さは純粋さや多感な年頃を ものすごく感じられて好き。
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文体の妙。 大阪弁特有の饒舌な、しかし多弁ではない語り口にのめりこむ。 非日常の三日間との不調和がたまらない。
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第138回芥川賞受賞作品。 暑い暑い夏の日、姉とその娘が大阪からやってきた。 娘は姉に口をきかず、用事があるときは筆談をする。 今回上京してきたのは、姉の豊胸手術のため。 豊胸手術よりも親子の関係を修復したほうがいいのでは、と妹もやきもきしながら過ごす。 その様子を大阪弁を使った...
第138回芥川賞受賞作品。 暑い暑い夏の日、姉とその娘が大阪からやってきた。 娘は姉に口をきかず、用事があるときは筆談をする。 今回上京してきたのは、姉の豊胸手術のため。 豊胸手術よりも親子の関係を修復したほうがいいのでは、と妹もやきもきしながら過ごす。 その様子を大阪弁を使った区切りのない文章で、タラタラと綴る。 やっぱり私は芥川賞が苦手。
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わたしの姉である巻子と娘の緑子が大阪から上京して来た。 巻子が豊胸手術を受けるためだ。緑子は初潮をむかえ、生理を経験するようになり、その過程をノートに記している。 大人である母と、大人に変わって行く緑子、見守るわたし、あっけらかんと手術のプラントメニューを選ぶ巻子。 評:...
わたしの姉である巻子と娘の緑子が大阪から上京して来た。 巻子が豊胸手術を受けるためだ。緑子は初潮をむかえ、生理を経験するようになり、その過程をノートに記している。 大人である母と、大人に変わって行く緑子、見守るわたし、あっけらかんと手術のプラントメニューを選ぶ巻子。 評:性別で読者を選ぶような気がする。少なくとも男性には全く理解できない話であろう。 なんでこれが文学なのか見当もつかない。
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だめ、合わない、残念だ。 私の敬愛する大森・豊崎ペアが本作を褒めててムキィーとなったね。 くそう、私は分っかんねぇよ、ちっとも! この作品において必ず話題に上る、長々とした文体については確かに読みにくい。リズムが無い。でもすぐに慣れる。 しかしそれは悪臭の中にずっといたら鼻が麻...
だめ、合わない、残念だ。 私の敬愛する大森・豊崎ペアが本作を褒めててムキィーとなったね。 くそう、私は分っかんねぇよ、ちっとも! この作品において必ず話題に上る、長々とした文体については確かに読みにくい。リズムが無い。でもすぐに慣れる。 しかしそれは悪臭の中にずっといたら鼻が麻痺した、の類のよくない慣れ。 そんでこの文体、関西弁でなかったら無価値じゃないかい?よく引き合いに出される町田康は関西弁やべらんめぇ口調じゃなくてもちゃんと味と深みがあるもの。 帯に「無駄に見えて選び抜かれた言葉たち」なんてな評論があったけど、ほんまどこが??と思ったよ。言葉を選んであの文体になったんじゃなく、あの文体にするために言葉を選んだ感じ。 まあ、イロイロ差別化に必要やったんやろうなー。 内容にしても、答えを出さないのが文学とは言え、問題をぽん、と出してきてそのまま。哲学めいてその実内容はからっぽ。スッコーン! それが卵子だ生理だ乳だなんだで終いには母子の生卵ぶつけ合い!?あざとすぎる! 長さもね、本当、狙ってま・す!!みたいなね。これくらいなら輝ちゃんも慎太郎も読めるだろー。みたいなね。 個性的に見えて実態は極めて凡庸。 ほんまに作者はこんなんが書きたかったの??それとも担当者の指示?? 「はいこうすれば正解。こう書けば純文的。これはこれのメタファーですよー」 そういうあざとさがチラチラ見えて、その辺り石田衣良とか三並夏を思い出した。 美女+文芸春秋=芥川賞 ですね。 「あなたたちの恋愛は瀕死」の方が好きかな。 読んだ後何も残らないけど。 ただ、美女がこういう薄暗くてグロテスクなもん書いたらそりゃ飛びつくわな。 全部邪推か? 09.03.24
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