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二十四の瞳 の商品レビュー

3.9

110件のお客様レビュー

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2012/05/08

日常の連続が歴史を作って行くのだと思う。私だったら、、日常しか見れていなくて、何も気づけないかもしれない。それは不幸せなことなのかな。

Posted byブクログ

2012/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これも、私が持っていたのは古ーい、古ーい本だったからな。 表紙が違う。 浜顔の絵でしたが。 さておき。 戦争前中後の学校を取り巻く学生・教師の生活事情をつづった小説。 たかだかこの頃から私の生まれる時代まで、40~50年程度しか経っておらず、どれだけ、急速な勢いの元日本が発達・発展してきたのか、と考えると、気が遠くなりそうである。 ケニアの状況と、この頃の日本の状況と、あまり変わらないのに、この貧困地獄を抜け出した日本、謎。何が原因だったのか。 そして、本当に、祖父母の時代にこれだったのかと思うと、なんというか不思議でならない。世界の途上国に希望を持ちたい。 また、戦時中の思想の教化される様子をもどかしい気持ちで立ち止まって考えてみたり。(別に結論は出ない) そんな本。 でも、本全体は、非常にライトタッチで、いろいろなことを再確認させてくれる反面、そこまで意図ばかりが前面に出た作品ではない。

Posted byブクログ

2012/04/05

とても良い作品でした。 あまりこのテーマの作品は苦手で好んで読まないのだけど、 (むなしくなるなど、何とも言えない気持ちになるので…) ほんのり優しい雰囲気の内容でよみやすかったです。 特に222ページからの数ページは ちょっとうるうるきそうになったり…

Posted byブクログ

2012/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

虚しいという読後感ばかりが残った作品だった。 人は時代に翻弄され、生き方が変わってくる。 軍人として出征して失明し返ってきた磯吉の様子がまさにそれを象徴している。 戦争は悪だと声高に罵っている訳ではないのに、この作品には筆者の戦争に対する、揺るぎない気持ちが込められているように思えた。

Posted byブクログ

2012/03/25

ドラマ化されたのを見て、また、小学校の頃の先生がこのほんの話をよくしていたのを思い出して買って読んでみました。 ドラマで見て終わり方はわかっていたはずなのに、最後の方のシーンでやはりこみ上げてくるものがありました。

Posted byブクログ

2012/05/19

初壺井栄 名作と呼ばれるものは 読んでおいて 損はないと思うんですが これもまた然りでした 小豆島を舞台にし、 戦争を背景にした 女教師と12人の生徒たちの 心の交流を描いた話 抗えない時代や時流、 また家の事情に飲まれて 子供たちの将来が 決められてしまうところが すごく...

初壺井栄 名作と呼ばれるものは 読んでおいて 損はないと思うんですが これもまた然りでした 小豆島を舞台にし、 戦争を背景にした 女教師と12人の生徒たちの 心の交流を描いた話 抗えない時代や時流、 また家の事情に飲まれて 子供たちの将来が 決められてしまうところが すごく歯痒くて 大石先生に 感情移入しやすかったです 戦争中心の考えしか知らない 大吉の存在も強く印象に残ります 目に見える戦争の悲惨さより 戦争によって従わざるをえない、 また変わらざるをえない 心の方に焦点を当てる事で 戦争の愚かさを 訴えた作品だと思いました

Posted byブクログ

2012/01/08

呼べばいつでも振り替えって返事をしてくれる先生。先生という立場では戦争に対して大きく反対できない。しかし、誰よりも子どものことを思い続ける先生。子どもが成人してもいつまでも関係はそのまま。先生という職業が縁を結び続ける一冊です。

Posted byブクログ

2011/10/18

壺井栄さんの代表的な作品。 小豆島を舞台にしている。 小豆島には二十四の瞳の映画村もあるらしい。 いつか行ってみよう! (以前、小豆島に行ったときに食べたオリーブそうめん、しょうゆソフトはおいしかった・・・♪)

Posted byブクログ

2011/10/10

名作中の名作 女でも男でも読まなきゃいけない本だ おなご先生の言葉一つ一つが胸に刺さる 戦争よくない なんてそんなこと、誰も言っていないし、戦争がいけない理由も書かれていない ただ戦争中の現実がかかれている

Posted byブクログ

2011/10/09

授業中に名前の挙がった本。 戦争を通じての子供たちの様子が描かれており、特に戦前の子供たちの様子は楽しげだった。 しかし、戦後再び再開すると悲しい現実が待ち構えていた部分は、戦争の悲惨さを改めて知らされることになった。 読んでよかったと思える名作である。

Posted byブクログ