自分の小さな「箱」から脱出する方法 の商品レビュー

4.3

826件のお客様レビュー

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2023/05/22

> こちらが外見上何をしているかではなく、心の中で相手をどう思っているかが問題。相手はそれに反応する 読むのがかなり堪える一冊。 ある種説教臭くもあり、物語の主人公がそうであるように、「自分は違うはずだ」と半ば抵抗しながら読み進めていくことになる。 主人公がこちらの気持ち...

> こちらが外見上何をしているかではなく、心の中で相手をどう思っているかが問題。相手はそれに反応する 読むのがかなり堪える一冊。 ある種説教臭くもあり、物語の主人公がそうであるように、「自分は違うはずだ」と半ば抵抗しながら読み進めていくことになる。 主人公がこちらの気持ちを代弁するように反論してくれて、それに対するアンサーが出されることで理解が進んでいく構成になっているのが上手い。

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2023/05/09

自己欺瞞 自分への裏切り 箱の中 芦田愛菜の勝手に期待してる信頼がなくなった云々の話にも繋がる気がした

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2023/05/06

#メモ 自己欺瞞(=箱の中に入っている状態) └ 自分に問題があると言うことが見えなくなっている 箱の中に入っている状態の時は、相手を歪んだ感情で捉えることしかできない。 モノとしてみてしまう。 一方で、箱の外にいる時は他の人や自分をあるがままの人としてみている。 →行動は変...

#メモ 自己欺瞞(=箱の中に入っている状態) └ 自分に問題があると言うことが見えなくなっている 箱の中に入っている状態の時は、相手を歪んだ感情で捉えることしかできない。 モノとしてみてしまう。 一方で、箱の外にいる時は他の人や自分をあるがままの人としてみている。 →行動は変化しないが、行動よりも深い部分が変化する。 「箱」に入る瞬間 「自分への裏切り」 人は「自分がすべきこと」から背いた時に箱に入ってしまう →この瞬間、被害者の自分を正当化して他人を責めてしまう 長い間、箱の中に入ってしまうと、さまざまな場所の箱を持ち歩いてしまう ・他の人をも箱の中に入れてしまう ・お互いが箱の中に入っていると、共謀してお互いを箱の中に閉じ込めてしまう 「箱」に入っていると 自分の気持ちの矛先が自分や相手に向いてしまい成果に集中できなくなってしまう 「箱」から脱出する方法 └ 相手に逆らうのをやめてみる └ 自分の中の「嘘」に気づくこと └ 相手に関心を持つこと(=自分がしようと思ったことを行動に移す) #感想 普段ネガティブに気持ちになりがちな人、人のせいにしたくなることが多い人、感情のコントロールが苦手な人にぜひ読んでほしい1冊。 上手くいかない物事があったときに、自分の感情を見つめ、適切に自分の責任を自覚できるようになることに近づくことができる。 この本を読んだあとは、周りの人が箱に入っているかも意識するようになるので、自分の襟が正される機会も増えた。 上手くいかないときに人のせいにしてずっと愚痴り続けるのは生き方としてかっこよくないし、少しづつでも人間的に成熟していく必要性を実感できた。

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2023/04/25

イライラの原因が外部ではなく自分にあるという事実に、途中落ち込んだり反発しそうになったけど、読み進めていくうちに革命かと思うくらいスッキリしました… これからは「箱」を意識して生活したい!

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2023/04/22

ストーリー仕立てで面白い。 分かってるような話だけどよく考えると自分にも当てはまることが多く、怒りやストレスが溜まった時はこの考え方を取り入れると良さそうと思った。

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2023/04/18

いろんな出来事の原因について自分に指を向けるため、もともと背負い込みがちな人からするとプレッシャーが増す。 個人的には前向きになるよりも辛い気持ちになって途中で断念した。

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2023/04/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

自分への裏切りを他人を蔑むことで正当化してたわ。気をつけような。けどヤドカリと一緒で俺は少しでも攻撃されたら絶対箱の中に籠る、自信がある。

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2023/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

対人関係ではっと気づきを得られる一冊。 周囲の人にイライラしたり怒りを覚えた時に 本当に自分に非はなかったか?と立ち止まる大切さ 家族や会社の方々と、オープンに、 うまく付き合っていきたいと思った。 数年間経験を積んだ後に再読したい。

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2023/04/01

全ての人間関係に通ずる考え方・良くする方法を教えてくれる本。(家族/友達/恋人/職場など) 人間関係が上手くいくかどうかのキーを「箱」という概念で表現している。 ■基本思想 ・自分が「箱」の中にいる間は、意識が自己正当化に集中しており、どんな行動もマイナスとなる ・「箱」の外...

全ての人間関係に通ずる考え方・良くする方法を教えてくれる本。(家族/友達/恋人/職場など) 人間関係が上手くいくかどうかのキーを「箱」という概念で表現している。 ■基本思想 ・自分が「箱」の中にいる間は、意識が自己正当化に集中しており、どんな行動もマイナスとなる ・「箱」の外にいる時、結果に集中でき、どんな人間関係も上手くいく。周りに好影響及ぼす。 ■知っておくべきこと ・自分への裏切りは、自己欺瞞へ、さらには箱へとつながっていく 自分への裏切りとは:自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動。(例)電車で高齢者に席を譲らなかった  →いったん感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになり、歪んで見える。=箱に入る ・箱の中にいると、業績向上(成果)に気持ちを集中できなくなる。 ・他の人々に抵抗するのをやめたとき、箱の外に出ることができる。 ■この話を知り、今後どう行動すべきか ・完璧であろうと思わない。よりよくなろうと思う ・他の人にこの話をする時、「箱」という言葉は使わない。まずは自分の生活にこの原則活かす ・他の人の箱を探すのではなく、自分の箱を探す ・箱の中に入っている他人を責めない。自分自身が箱の外に留まる努力をする。また、どのような正しいことをすればその人に手を貸せるか考える ・自分が箱の中にいることが分かっても諦めない ・他の人が手を貸してくれるか気に病むのはやめる。自分が他人に力を貸せているか気をつける。 ■感想 内容の理解は少し難しいが、読んでいるうちにハッとすることが多い本だった。 自分自身、人間関係が上手く行かない時や、他人を責めてしまっていた時は、「箱」に入っていたと感じる。 まずは身近なところから、自分への裏切りをなくす努力をしようと思う。家帰ったら洗い物しよう。

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2023/03/25

コミュニケーションのノウハウよりも もっと根幹にある問題に触れる1冊。 転職先で上司に呼び出されてミーティング(講義)を行う形式で話が進むので、主人公と一緒に生徒となり、学ぶことができる。 翻訳本でありながら、具体例が身近であること、 そうそう上手く行かない主人公の葛藤がリアルで...

コミュニケーションのノウハウよりも もっと根幹にある問題に触れる1冊。 転職先で上司に呼び出されてミーティング(講義)を行う形式で話が進むので、主人公と一緒に生徒となり、学ぶことができる。 翻訳本でありながら、具体例が身近であること、 そうそう上手く行かない主人公の葛藤がリアルであること、とてもわかりやすかった。 そして最後に、知識を得たからといって他人を貶めない、まず自分やるのも自分、変わるのも自分と言うのはどんな知識にも共通することだが、箇条書きベースのまとめとして掲載されることでかなり気持ちよく締まった。また読み返したい本。

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