永遠の出口 の商品レビュー
こどものころこんなこと確かに考えていた。友達は何歳になってもできるけど、小さいころから知っている友達って、二度とできない。大事にしたい。
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永遠に〜できないってことを恐れてた紀子は永遠の出口に向って成長してく。 時々、その場面から、いい匂いがしたり、泣きそうなほど苦い味がしたり つめたい空気が漂ってきたかと思えば、あったかいやさしい光がさしたりと 感性がとても刺激される。 生きてくことって愛おしいなって思えた。 ...
永遠に〜できないってことを恐れてた紀子は永遠の出口に向って成長してく。 時々、その場面から、いい匂いがしたり、泣きそうなほど苦い味がしたり つめたい空気が漂ってきたかと思えば、あったかいやさしい光がさしたりと 感性がとても刺激される。 生きてくことって愛おしいなって思えた。 どんな人にも 家族や友人や仲間がいて それは深いものだったり浅いものだったり 苦しいものだったり幸せなものだったり 不器用だったり器用だったり。 いろんなことがあっていいんだ、 いろんな人がいていいんだ、 留まったって 突撃したって 沈没したって 舞い上がったって なんだっていいんだ。 そんな気がする。
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主人公の回想録のような形式で話が進む。なにげない日常的な話なんだけど、ああ、この年齢のときは私もそうだったよなー、と素直に共感できた。 主人公の岸本紀子の小学生時代から現在に続く回想録。小学生時代、中学生時代、高校生時代とそれぞれの話が続くのだけど、懐かしい気持ちにさせてくれ...
主人公の回想録のような形式で話が進む。なにげない日常的な話なんだけど、ああ、この年齢のときは私もそうだったよなー、と素直に共感できた。 主人公の岸本紀子の小学生時代から現在に続く回想録。小学生時代、中学生時代、高校生時代とそれぞれの話が続くのだけど、懐かしい気持ちにさせてくれる一冊。
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グレかけたことがあるので、ちょっと気持ちがわかります。 親に対する反抗心とか、でもちょっと、なんというか上手く説明できない心みたいのとか。 そういうのがとても上手く表現されていてすごく好きでした。 家を飛び出したくなる気持ち、すごく理解できます。 アイドルに夢中になる心とかもかな...
グレかけたことがあるので、ちょっと気持ちがわかります。 親に対する反抗心とか、でもちょっと、なんというか上手く説明できない心みたいのとか。 そういうのがとても上手く表現されていてすごく好きでした。 家を飛び出したくなる気持ち、すごく理解できます。 アイドルに夢中になる心とかもかなり素敵だなぁ。
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結構好き 幼少期(小学校中学年〜卒業)までの描写が特に秀逸 なかなか書けない”小学生目線”が書けてて「あ〜こんなだったな〜」ってこそばゆい 「一年ずつ書いてくの?飽きそうだな」「グレるの?ついてけるかな」と思ったもののかなり感情移入して読めるのでそうでもなかった
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振り返れば小さなことでも、そのときの自分には一大事で。 小さくて平和で、キラキラした日々。 これからも、すべての過去が あたしにとってそういう宝物になればいいと思う。 そう、あたし、懐古趣味なんです。
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何がいちばん素晴らしいかというと。 カバーの手触り。気持ち良くて気持ちよくて。 中は、中学校までは、すごく共感できた。そう、中学を卒業するときは、本当にまるで刑期を終えた気分だった。こんなにあのときの気分をぴったり表した言葉など無い、と思った。家庭内のあの暗いものの漂ういやな空間...
何がいちばん素晴らしいかというと。 カバーの手触り。気持ち良くて気持ちよくて。 中は、中学校までは、すごく共感できた。そう、中学を卒業するときは、本当にまるで刑期を終えた気分だった。こんなにあのときの気分をぴったり表した言葉など無い、と思った。家庭内のあの暗いものの漂ういやな空間は、今の気分。 高校以後の中身は、恋愛はまだ未経験なので、あんまり。いつかまた読んだら違った気分になるのかも。
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森絵都は思い出のある作家。児童文学を脱したこの作品、女の子なら誰でもどこかに共感する記憶を持つと思う。
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あの頃の私、"永遠"という響きにめっぽう弱かった。青々とした10代。翔けぬけた少女の季節は、想い出がいっぱい。『カラフル』の感動から5年。初めて描く"大人への物語"。 読み始めてから気がついたのですが、私この本読んだことありました・・・歳...
あの頃の私、"永遠"という響きにめっぽう弱かった。青々とした10代。翔けぬけた少女の季節は、想い出がいっぱい。『カラフル』の感動から5年。初めて描く"大人への物語"。 読み始めてから気がついたのですが、私この本読んだことありました・・・歳をとると、どうも記憶があやふやでいけません。こういうことのないようにブクログをつけはじめたのですが、つけはじめる前のは忘れてしまったので、改めてもう一度読んでみました。子どものころのことって、忘れたくない、子どもの心がわかる大人になりたいって思っていても、やっぱり忘れちゃうんですよね。そういうことを思い出させてくれる本でした。
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2008/5/14〜15 遠い未来なんて想像できなくて、明日のことで精一杯だった昔の自分を思い出だしてしまった。 懐かしいなぁと思いつつ大人になってしまったなと甘酸っぱい気持ちになりました。 昔の自分が今の自分を見たらなんて思うんだろう(笑) 『どんな未来でもありえたのだ、と今と...
2008/5/14〜15 遠い未来なんて想像できなくて、明日のことで精一杯だった昔の自分を思い出だしてしまった。 懐かしいなぁと思いつつ大人になってしまったなと甘酸っぱい気持ちになりました。 昔の自分が今の自分を見たらなんて思うんだろう(笑) 『どんな未来でもありえたのだ、と今となっては思う。《中》あっちへも行けたし、こっちへも行けた。』311P
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