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永遠の出口 の商品レビュー

3.8

159件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

    64

  3. 3つ

    48

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

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2024/01/14

紀子という女の子の小学生~高校生時代を描いた作品。特になにか大きな出来事はないが、すごくリアルで面白かった。 自分と重なる部分はあまりないはずなのに共感する部分が多々あって、思春期に感じることはみんな似たようなものなのかも、と思った。 イライラするような部分はなくサラサラ読める...

紀子という女の子の小学生~高校生時代を描いた作品。特になにか大きな出来事はないが、すごくリアルで面白かった。 自分と重なる部分はあまりないはずなのに共感する部分が多々あって、思春期に感じることはみんな似たようなものなのかも、と思った。 イライラするような部分はなくサラサラ読めるけど、核心的な部分はすっと心に入ってくるのがすごい。

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2023/05/01

紀子が大人になっていく姿を書いたお話でした。こういう雰囲気の日常のお話が好きなので個人的には刺さりました。 誕生日パーティーで一悶着したり、担任の先生と戦ったり、電車で遠出したり、部活を辞める辞めないで揉めたり、ぐれてしまったり、家族旅行に行ったり、バイトをしたり、恋に突っ走っ...

紀子が大人になっていく姿を書いたお話でした。こういう雰囲気の日常のお話が好きなので個人的には刺さりました。 誕生日パーティーで一悶着したり、担任の先生と戦ったり、電車で遠出したり、部活を辞める辞めないで揉めたり、ぐれてしまったり、家族旅行に行ったり、バイトをしたり、恋に突っ走ったり、高校最後に星を勉強したり、と共感できてリアリティのあるお話ばかりでした。 個人的に特に気に入っているのは家族旅行に行くお話です。お姉ちゃんが両親を、親は娘たちを気遣って実は旅行しているのが印象的でした。 ああ、恋をしていたのだなと。〜互いのろくでもなさにうんざりしたりされたりしながら、四人で暮らしていくのだろう。というフレーズが私の家族と似ていてすごく響きました。 永遠はなくて地球すらもいつか終わってしまうけれど、つまづいても笑って前へ進みたいと思えるお話でした。

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2023/03/31

感想 コウモリの憂鬱。自分はいったい何者なのか。わからないからこそ足掻いて居場所を作ろうとする。寄り道もしつつ。まっすぐでなくても進む。

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2023/02/08

大学生の頃に読んだ本。自分と同じ名前で良く似た主人公に共感しながらの読書だった。あの頃より大人になった今再読したら、どのような感想をもつのか、楽しみ。

Posted byブクログ

2022/05/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小学校の頃感じていた友達との違和感、誕生会のプレゼントのこと、先生のこと、中学校で少しずつ家族が嫌になり、悪いことをしてみたり、高校で熱烈に誰かを愛してみたり……周りの環境も変化し、少しずつ変化していく感覚、永遠に続くわけじゃないけど、自分の人生を歩む感覚。何だか不思議な感じがした。

Posted byブクログ

2022/05/08

1人の少女が大人になっていく過程を覗くことができます。蕾が花開くような、そんな美化されたものではなく、いろんなことを経験して、諦めを知っていくというか、世の中の苦さを知っていくというか。ちょっと大人のちびまる子ちゃんのような雰囲気だなと思いました。 未来には何が待ち受けているの...

1人の少女が大人になっていく過程を覗くことができます。蕾が花開くような、そんな美化されたものではなく、いろんなことを経験して、諦めを知っていくというか、世の中の苦さを知っていくというか。ちょっと大人のちびまる子ちゃんのような雰囲気だなと思いました。 未来には何が待ち受けているのかはだれにもわからない。いいことも悪いこともあるけれど、なるようになるよ。そんな気持ちになりました。

Posted byブクログ

2021/02/15

昔読んだはず。 全然覚えてなかった。 青々とした青春時代。。。 辛い思い出の方が鮮やかに覚えてますね。 私の永遠の出口は如何に…。

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2020/04/03

思春期の頃、こうだったよね。親になってまた読み返すと、また思い出して子供のことをよく知れるかもしれない。

Posted byブクログ

2018/06/11

小3から高3までの学校、友人、家族とのかかわりを大人になった自分が振り返って書くという内容。子供じみた衝動にかられた行動を大人視線で冷静に説明する、児童文学とも行動心理学ともとれる内容。

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2018/06/09

森絵都氏の本のホワッと進んでいきながら、たまに核心にぐりっと切り込んでくる変則的な感じが好き。表現できないくらい複雑な心境は、表現仕切れないもどかしさのまま伝えればいいという若さがうまく描写された一冊だった。個人的には魔女教師が出てくる賞が一番好き。あの賞だけで一冊小説を書いてく...

森絵都氏の本のホワッと進んでいきながら、たまに核心にぐりっと切り込んでくる変則的な感じが好き。表現できないくらい複雑な心境は、表現仕切れないもどかしさのまま伝えればいいという若さがうまく描写された一冊だった。個人的には魔女教師が出てくる賞が一番好き。あの賞だけで一冊小説を書いてくれたら、絶対買う。

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