永遠の出口 の商品レビュー
書評家・北上次郎(目黒考二)氏 絶賛 ゆえに手にした本。 児童文学界では有名だった作者の 大人向け小説第一弾。 以下同氏の解説を引用 ---------- 連作集である。小学三年から高校三年までのヒロインの変化と成長を描く連作集である。父と母がいる。姉がいる。同...
書評家・北上次郎(目黒考二)氏 絶賛 ゆえに手にした本。 児童文学界では有名だった作者の 大人向け小説第一弾。 以下同氏の解説を引用 ---------- 連作集である。小学三年から高校三年までのヒロインの変化と成長を描く連作集である。父と母がいる。姉がいる。同級生がいる。特別の事件はない。両親との対立、教師との対立、同級生との不和と和解、そして初恋、将来への不安。ここで描かれることは、我々が経験してきたことばかりだ。ところが森絵都の筆にかかると、それがみずみずしく蘇るのである。高校を卒業するまでって何もなかったな、と今ではすっかり忘れているが、こんなにも多くのことが、感情のもつれと不安と怒りが、その日々にあったことを、森絵都は教えてくれる。実に鮮やかな我々の人生の再現だ。 ----------
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森絵都さんまた借りてみました。 1人の女の子の、小学生から高校を卒業するまでのお話。 小学生の頃のお話は、「あ~、なんかわかるなぁ」と思いながら読みました。 ただちょっと中学生のときのエピソードが唐突に感じてあれ?でしたが。 ホットロード的な要素を入れてみたかったのかしら。 ...
森絵都さんまた借りてみました。 1人の女の子の、小学生から高校を卒業するまでのお話。 小学生の頃のお話は、「あ~、なんかわかるなぁ」と思いながら読みました。 ただちょっと中学生のときのエピソードが唐突に感じてあれ?でしたが。 ホットロード的な要素を入れてみたかったのかしら。 時々笑えるようなところもあって(高校時代の、保田くんにあてた勘違いなお手紙とか)、おもしろく読めました。
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一人の女性が、小学校から高校卒業までの人生を振り返る青春小説。 この人間社会ってほんとうに生きづらい、って思って、日々思い悩んでいるような若い人たちにはぜひ読んでみてもらいたい物語。 五十億年後にはこの地球もすべて無くなってしまう。偉そうなことを言っている大人や、デリカシーのない...
一人の女性が、小学校から高校卒業までの人生を振り返る青春小説。 この人間社会ってほんとうに生きづらい、って思って、日々思い悩んでいるような若い人たちにはぜひ読んでみてもらいたい物語。 五十億年後にはこの地球もすべて無くなってしまう。偉そうなことを言っている大人や、デリカシーのない差別主義者であろうが、みんな無くなってしまう。なんか人間の一生なんて小さい話し。 あれこれ思い悩むことも大切だけれど、それだけではない、今を生きることが重要、気にしないで。 自分にだけとらわれずに、想像力を養うことが大切。優しく生きたいね。
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「10代のとき読みたかった」と思った。 でも、きっとホントに10代のとき読んだら、こんなに面白いと思えなかったかもとも思う。
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2010.12.17 (126) 濃い内容、久々に小説を読んだ手ごたえを感じた。小説の世界で少しの間登場人物と呼吸ができた。娘に薦める。
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2010/11/24読了。 「生きれば生きるだけ、なにはさておき、人は図太くもなっていくのだろう。」
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小学生から高校生まで。 一人の少女の成長過程が描かれています。 主人公の紀子は私と同世代らしく 読んでいて懐かしく感じる背景がありました。 そして思うに思春期の揺れる想いなどは 世代を超えて共感できるのではないでしょうか? 胸がキュンっと締め付けられ、そうだよねと声をかけたくなる...
小学生から高校生まで。 一人の少女の成長過程が描かれています。 主人公の紀子は私と同世代らしく 読んでいて懐かしく感じる背景がありました。 そして思うに思春期の揺れる想いなどは 世代を超えて共感できるのではないでしょうか? 胸がキュンっと締め付けられ、そうだよねと声をかけたくなる、 きっと中学生の娘もこんなふうに感じてるんだよな、 わたしもそうだった…と色んな想いの中で読み進めました。 何度も読み返したい、子供にも勧めたい一冊です。 たしか、中学校の受験教材の「新研究」にも 文学教材として掲載されていたように思います。
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これは岸本紀子という一人の女性が歩んできた人生そのものだ。 こんなにも等身大で、あたたかく筆致で描けるのは森絵都さんだけだろう。 また大切な作品に出会ってしまった。
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昔少女だった女性ならきっと自分と重ね合わせて、懐かしくなる。 森さんとは同世代。 忘れていたあの頃の友だちや想いや恋心を思い出しました。
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