永遠の出口 の商品レビュー
はまりました。先に「いつかパラソルの下で」を読んだが、読んだタイミングが悪かったのかどーもいまひとつと思っていたのだが、これにははまりました。チクチクとなんだか胸の奥を刺激するものがある。時代的にはちょっと私よりも後の世代なんだけど、まあ10年以内のずれなんて関係なくその頃がよみ...
はまりました。先に「いつかパラソルの下で」を読んだが、読んだタイミングが悪かったのかどーもいまひとつと思っていたのだが、これにははまりました。チクチクとなんだか胸の奥を刺激するものがある。時代的にはちょっと私よりも後の世代なんだけど、まあ10年以内のずれなんて関係なくその頃がよみがえる。誕生会に大騒ぎした頃、先生と言う絶対君主に牛耳られていた頃。チクチク、ぼんやりとあの頃がよみがえる。郷愁なのだろうか。突然、茶髪の万引きの酒飲んで外泊してって「積み木くずし」かって思うのだが、そんな時代があったなと思う。私のことじゃなくって、昭和にはってこと。そしてまた何事もないような高校生に戻るあたりちょっと都合が良すぎる気もするが、なんだかまた自分の高校生の頃を思い出してしまい、チクチクする。子供過ぎて訳がわからなかった初めての恋。恋と言うよりも、男の子と付き合うってことがどうするのって。なんだか小学生から高校生までの10代という急成長の時代が、とても懐かしく、それでいてすでに母親になった私には紀子と我が娘が重なってみえたり…この作家はもともと児童文学の旗手とあるが、本当にみずみずしくリアルに10代が書かれている。とてもいい作品だと思う。2005・6・30
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○2007/09/29 部分部分で共感できるところとか、あぁー、こんな時は自分もそうなんだろうな、とか思えるところはたくさんあったけど、最終的に浮かんだのは疑問符。 読んでるときはよくても、思い返すとなんかまとまりがないなぁ、と軽く消化不良になってしまう、かな…。 でも、一女子...
○2007/09/29 部分部分で共感できるところとか、あぁー、こんな時は自分もそうなんだろうな、とか思えるところはたくさんあったけど、最終的に浮かんだのは疑問符。 読んでるときはよくても、思い返すとなんかまとまりがないなぁ、と軽く消化不良になってしまう、かな…。 でも、一女子(?)として、いろいろと考えさせられた。もっと落ちてる時にふと思い出しそうだ…。
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テキストに取りあげられていたので読んで見ました。これはどっちかって言うと大人向けだと思います。自分が通り過ぎてきた過去を振り返りつつ、あぁと納得するようなそんな作品。バイトの件はすごい共感。社会と自分の線引きがいつの間にか曖昧になる感覚。
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少女時代から大人になる一歩手前の主人公・紀子のストーリー。 友だち・家族・恋・進路・永遠・・・ 誰もが経験したことのある・身に覚えのある10代の頃の感情。 私自身も自分のことのように納得しながら読んでいた。 「恋」なんて、まるっきりそうだった。 恋の翳りに気づけない自分。 恋の終...
少女時代から大人になる一歩手前の主人公・紀子のストーリー。 友だち・家族・恋・進路・永遠・・・ 誰もが経験したことのある・身に覚えのある10代の頃の感情。 私自身も自分のことのように納得しながら読んでいた。 「恋」なんて、まるっきりそうだった。 恋の翳りに気づけない自分。 恋の終わりを予感していても、どこかでまだ期待している自分。 どこかで奇跡を待っている自分。 失恋からのリハビリ。。。 ♪そうよ運命が用意してくれた大切なレッスン・・・ ユーミンの『ダンデライオン』だ。 夜な夜なポジティブシンキングにいそしむ日々。まさに〜〜。 毎日毎日、いろんなことがあっても無くても、充実していてもしていなくても、やりたいことがたくさんあっても無くても、まだ見つけられなくても、これから徐々に探っていけば・・・。好きなことを探していけばいいのだ。 なんだかとても懐かしくて、最後は元気になれた小説だった☆ この小説を紹介してくれた友人に感謝デス♪ありがとう。 エピローグにて 『生きれば生きるだけ、なにはさておき、人は図太くもなっていくのだろう。 どうかみんなもそうでありますように。 あの青々とした時代をともにくぐりぬけたみんなが、元気で、燃料を残して、 たとえ尽きてもどこかで補充して、躓(つまず)いても笑っていますように・・・。』
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少女が子供から大人になってくまでの物語。小学校の時の話は自分もこんな経験あったなーとか思うトコがたくさんあった。でも読んですごく面白かったはずなのになんでか内容を上手く思い出せないわー。
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これは一気読みした。 なんか、森絵都さんらしさが漂っていた。 ラストがはっきりしないのが、『永遠』という言葉を引き立てていたように思う。
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読んでいるときは、楽しいのだけど。 全体的に眺めてみると、まとまりがないというか。児童文学出身というのが、妙にうなづける。小学校のときこの手の物語を読んだもんだ。
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今の自分の成分は、幼稚園から始まって小学校・中学校・高校と進んで、その度ごとにいろんなことを学んできたことからできでる。なにも急にポンと今の自分ができたわけではなく。人生は、後ろを振り返れば自分が歩いてきた道がみえる、実感できるっていうことなんだろう。今の自分は、きっと未来の自分...
今の自分の成分は、幼稚園から始まって小学校・中学校・高校と進んで、その度ごとにいろんなことを学んできたことからできでる。なにも急にポンと今の自分ができたわけではなく。人生は、後ろを振り返れば自分が歩いてきた道がみえる、実感できるっていうことなんだろう。今の自分は、きっと未来の自分を創っていって、何気ない毎日が未来の毎日を作っていって、変わらないものはこの世にないけれど、それはこうやって毎日変わらず生きてる自分が作りだしていることなんだろう。
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模試で見たようなのが3箇所くらいあった 模試では意味不明だったのも、「そういう成り行きだったんだ!」とわかって楽しかったです
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ものすごく作品に入りこめて、 気がつくと、主人公とともに一喜一憂して、 主人公の成長を見守るように読み進めました。 そして、自分もあの頃こんなこと考えたたなぁ、なんてその悩みや迷いが思い起こされ、当時必死だった自分を、懐かしいとかいとおしいといった気持ちで振り返ってました。 ...
ものすごく作品に入りこめて、 気がつくと、主人公とともに一喜一憂して、 主人公の成長を見守るように読み進めました。 そして、自分もあの頃こんなこと考えたたなぁ、なんてその悩みや迷いが思い起こされ、当時必死だった自分を、懐かしいとかいとおしいといった気持ちで振り返ってました。
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