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「働けない」をとことん考えてみた。
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 平凡社 |
| 発売年月日 | 2025/02/18 |
| JAN | 9784582839654 |
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「働けない」をとことん考えてみた。
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商品レビュー
3.3
14件のお客様レビュー
普通に働いている人にとっては働けない人は異質な存在で、著者はそれを全てフラットに考えたいと思っているんだと思う。 働けないのを責めるような社会の仕組みがおかしいのだと。 言いたいことも分からなくはないが、毎月多額の税金が給与から引かれてその一部が働けない人の社会保障や年金の一部に...
普通に働いている人にとっては働けない人は異質な存在で、著者はそれを全てフラットに考えたいと思っているんだと思う。 働けないのを責めるような社会の仕組みがおかしいのだと。 言いたいことも分からなくはないが、毎月多額の税金が給与から引かれてその一部が働けない人の社会保障や年金の一部になってると思うと、どの口が言ってんだという気持ちになってしまう。 働けない人を支えるお金を働ける人が補助してるのに。
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自分の現状と照らし合わせて読もうと思い購読したが、フェミニズム的観点の「働けない」に対する内容が多く、私が求めていた内容とは違った。 ただ、その中でも共感できる部分やこういった考え方もあるのかと学べる部分もあった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まずはとにかく著者は全編通して「怒り続けている」ということ。 そうだよな、その通りだなと思うところが多々あったのにあんまり染みなかったのはなぜなのだろう。 文体か、生のまますぎる怒り成分が多過ぎに感じられるからなのか… せっかくの(?)働けない当事者からの貴重な考察であるのに、訴え部分が霞んでしまっているような。 タイトルの一部ともなっている「働かない、働けない」について切実に苦しんだ当事者や関係者の人には手に取られるでしょうし、頷けるところもあると思われます。 でもそういう立ち位置の人に関心のない社会ジャンルの本を手に取る人には…どうだろう? まぁ著書はそういう人には理解も同情も求めていないだろうとは思うのですが…(となんとももやもやした感想ばかりになってしまう) 巻末を見て、本書が書き下ろしでなくウェブ掲載の文章をまとめたものと知り、それでどちらかと言うとエッセイ風味強めなのかなと納得。 そもそもまとめたものの問題提起本という立ち位置でもなかったのかなと。 怠け者列伝(p160)はちょっと面白かった。 文中に引用されていたシモーヌ・ヴェイユの言葉「不幸があまりに大きすぎると、人間は同情すらしてもらえない。嫌悪され、おそろしがられ、軽蔑される。(p104)」が真実すぎる、と衝撃を受けました。
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