「働けない」をとことん考えてみた。 の商品レビュー
https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11607256
Posted by
私は、大学までは「普通」をやってこれたが、大学院以降は定期的に心身の調子が崩れて、「脱落」した感じがある。今も二度目の休職中だ。 思い返すと小学校以降は保健室に逃げたり、嫌いな授業は仮病で遅刻・早退したり、、 幸い致命的ないじめなどはなく友達もいたので、普通に「普通」をやれてい...
私は、大学までは「普通」をやってこれたが、大学院以降は定期的に心身の調子が崩れて、「脱落」した感じがある。今も二度目の休職中だ。 思い返すと小学校以降は保健室に逃げたり、嫌いな授業は仮病で遅刻・早退したり、、 幸い致命的ないじめなどはなく友達もいたので、普通に「普通」をやれているつもりだったが、子どもの私なりになんとか「普通」をやれていなんだなと感じている。 「普通」になれないことへの劣等感、打算的なズル休みではなく行けなくなってしまったときの自己否定感、「ちゃんとした病気」だったら…という免責を求めてしまう感じがものすごく共感した。 大学院に行けなくなった時、血液検査やMRIなど様々な検査をしまくったが、異常はみつからなかった。良いことなのだが、異常があってくれればよかったのにと少しガッカリしてしまったことを思い出した。あれは免責を求めていたんだなあ、 やるせなさと戦い続けていることに絶望的な気持ちになる時もあるが、私のこの感覚を他人(筆者)と共感できたことは少し励まされた。
Posted by
●2026年3月8日、飯田橋での食品インタビューに参加するまえに寄った。神楽坂駅近くの書店「かもめブックス」にあった。 「かもめブックス」エンド。 障害年金、うつ病のことも書いてある。
Posted by
働けない人はもちろん、休み明けの仕事が憂鬱な人とか、今やってる仕事にもやもやを抱えているすべての人に刺さるんじゃないかな
Posted by
総選挙が終わり、今回は無事に投票を済ませた。正直、積極的に行きたかったわけではない。休日にわざわざ出向くのは少し億劫だ。それでも前回は体調不良で行けなかったこともあり、今回は行けてよかったと、投票所を出たとき少しだけ達成感のようなものがあった。「ちゃんと」行こうと思っていたが、...
総選挙が終わり、今回は無事に投票を済ませた。正直、積極的に行きたかったわけではない。休日にわざわざ出向くのは少し億劫だ。それでも前回は体調不良で行けなかったこともあり、今回は行けてよかったと、投票所を出たとき少しだけ達成感のようなものがあった。「ちゃんと」行こうと思っていたが、その「ちゃんと」が何なのかは今もよく分からない。たぶん自分なりのけじめ、くらいの意味なのかな・・・脱線が過ぎてしまった。 本著は、非正規雇用や男女差別、ケア労働の偏りを通して、「働けない」とされる人の声を丁寧に拾い上げる。働けないことが努力不足や自己責任として片づけられる社会のまなざしを静かに問い直す。 読みながら、かつて思うように働けず、世間の速度についていけず職にあぶれていた私自身のことを思い出した。焦りと後ろめたさの中にいたあの頃のことだ。 そんな私は、現在は労使の間に立つ。結局、投票でも「俺が明日も飯を食えるか」を基準に選んだ。その切実さは、立場が変わっても消えないらしい。
Posted by
哲学を学んでいたとのことで本の引用が素敵でした。自分も世の中ではマイノリティ側の人間だと思っていたが、さらに困難にぶち当たってる人を見ると目を背けたくなってしまうことに気付かされる。労働の話というよりはいちエッセイとして見たほうがよさそうな。
Posted by
去年の半ばから、なんかちょっとしんどいなぁと思いながら、そんな自分の声に応えてくれそうな本に手を伸ばして色々読んできた。その中で、星座を作るように点つなぎ遊びをしてみるならば⋯ 野坂きみ子『“発達障害かもしれない人”とともに働くこと』の中で提示されていた、「発達障害というもの...
去年の半ばから、なんかちょっとしんどいなぁと思いながら、そんな自分の声に応えてくれそうな本に手を伸ばして色々読んできた。その中で、星座を作るように点つなぎ遊びをしてみるならば⋯ 野坂きみ子『“発達障害かもしれない人”とともに働くこと』の中で提示されていた、「発達障害というものが人類史においてここ数十年で“発見された”ということをどう捉えるべきなのか?」という問いへのひとつの答えに、本書はなるのではないかと思う。「働けない」とは、産業社会からはみ出しちゃいましたということだが、産業社会の側から見ればそれは傷病だったり障害だったり個人の性格の問題だったりして、それを周縁者として位置づければ制度は維持される。周縁者として位置づけるというのは、(被害者意識の高い言葉ととられるかもしれないが)いないとみなすことであり、「もはやインクルージョンできない」という野坂さんの表現もまた思い出される。 さらに、キャロル・ギリガン『人間の声で』を組み合わせると、これは希望になるのか絶望になるのかわからないが、既存の制度(ギリガン著書の言葉でいうと家父長制)のなかでは、周縁者(ギリガン著書の中では女)の声は失われる(ついでにいうと周縁ではない「男」のほうは心を失う)。「主人の道具を使っている限り、主人の家を取り壊すことはできない(オードリー・ロード)」という引用もあったとおり、既存の枠組みの中では何を言っても聞き届けられないことはもうわかっているのだ。 今、「主人の道具を⋯」という引用文を確認するために私のギリガンメモ(=ギリガンの『人間の声で』を読んだときに私がとったメモ)をチラ見したら、そのあとに、「しかし、他にも道具はある、それだけでなく、他の道具を私たちはすでに持っている」というギリガンの言葉が続いていた。それは希望だ。しかし、このメモの出どころそのものは、その声による動きが、現状維持の方向に働く力の強大さに阻まれた事例の文脈だったことも思い出した。こっちは絶望だ⋯いや待てよ、希望がある限り“絶”望ではないか。 栗田隆子さんのことはこの本で初めて知ったが、このような本が出版されていることだけとってみても、まだこの世も捨てたものではないかもしれない、と思う。栗田さんの己を見つめる鋭さというか温度感というか突き詰めすぎてますます複雑化していく感じは、素晴らしいとか優れているとかではなく私は自分にとても近いものを感じてしまい、私はすごくわかるよと抱きしめにいきたいような逆にこの人の前で大泣きして抱きしめられたいようないやそんなことお互いしたくないですよねでも握手だけいや見つめるだけしてもいいですかみたいな、よくわからない昂ぶった気持ちに何度かなった。そして、本書への否定的な感想やコメントを目にするとまた暗い気持ちになったりと、布団の上から動いてないし誰にも会ってないのに、脳と心だけはカロリー消費が激しい昼下がりである。 他の本や自分の話ばかりで本書の内容の紹介みたいなことができていないが、そういうテンションなので要点まとめは荷が重い。代わりに、とある一部分を、「他の箇所だってたくさん良いんだけどさ」とブツブツ言いながら、引用させてもらって終わりにします。 --- そんな時代において静かに横になっていることは、他人への、ひいては社会への地味な問いかけになっているかもしれない。そして何より怠けていようが寝ていようが病んでいようが、あなたが今存在していることを否定できる人は誰もいない。いてはならない。あなたが今はただ眠ることで生き延びているならば、それはなによりも大事な営みなのだ。賃労働とは真逆であっても。(p.109)
Posted by
高学歴ながら正社員として働けてこなかった著者。 自分も氷河期世代で、正社員として働けた期間も短くて、社会の周辺にいるなんとなくぼんやりした存在として自信がないところがある。いまだにそれは努力不足やうまくやれなさが原因だと思っているところがあるのだけど、やはりシステムの問題なのだよ...
高学歴ながら正社員として働けてこなかった著者。 自分も氷河期世代で、正社員として働けた期間も短くて、社会の周辺にいるなんとなくぼんやりした存在として自信がないところがある。いまだにそれは努力不足やうまくやれなさが原因だと思っているところがあるのだけど、やはりシステムの問題なのだよなあと。 男性既婚子持ち…の優位なもの中心に巧妙に設計された日本社会で、ではどうやって生きていくのか。巧妙な誘導にだまされないで、自分の頭で考えなければ、と思った。
Posted by
普通に働いている人にとっては働けない人は異質な存在で、著者はそれを全てフラットに考えたいと思っているんだと思う。 働けないのを責めるような社会の仕組みがおかしいのだと。 言いたいことも分からなくはないが、毎月多額の税金が給与から引かれてその一部が働けない人の社会保障や年金の一部に...
普通に働いている人にとっては働けない人は異質な存在で、著者はそれを全てフラットに考えたいと思っているんだと思う。 働けないのを責めるような社会の仕組みがおかしいのだと。 言いたいことも分からなくはないが、毎月多額の税金が給与から引かれてその一部が働けない人の社会保障や年金の一部になってると思うと、どの口が言ってんだという気持ちになってしまう。 働けない人を支えるお金を働ける人が補助してるのに。
Posted by
自分の現状と照らし合わせて読もうと思い購読したが、フェミニズム的観点の「働けない」に対する内容が多く、私が求めていた内容とは違った。 ただ、その中でも共感できる部分やこういった考え方もあるのかと学べる部分もあった。
Posted by
- 1
- 2
