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女王国の城(下) 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2011/01/28 |
JAN | 9784488414061 |
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女王国の城(下)
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商品レビュー
4
79件のお客様レビュー
人類協会の本部で起こる殺人事件の解決と解放をもとめる5名の奔走 クローズドサークルでのお話なので仕方ないですが、検死も推理もEMCが担当でどうにも「彼らの検視を ごまかしやミスリードがないのか」ってところが信用できないまま読み進めてしまった。一応お医者さんがいるんだから彼にテキ...
人類協会の本部で起こる殺人事件の解決と解放をもとめる5名の奔走 クローズドサークルでのお話なので仕方ないですが、検死も推理もEMCが担当でどうにも「彼らの検視を ごまかしやミスリードがないのか」ってところが信用できないまま読み進めてしまった。一応お医者さんがいるんだから彼にテキパキと提示してほしかったけど、彼も一応容疑者なんですね。 仕方ないかー。 推理小説というよりも青春アクションものの印象が強くなりました。織田さんもモチさんもかっこよいです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
敬愛する江神二郎シリーズ4作目。有栖川先生の作品は恐らくすべて読んでいて、『女王国の城』も発売された2007年に読了済。文庫版は買うだけ買ってそのまま置いていた。 最近とあるきっかけで江神シリーズを一から読み返す機会があり、ゆるゆると4作目まで来たけど、いや、『女王国』最高に面白いな! ここからネタバレを含みます 前に読んだときから17年(17年!?)経っていることもあり内容をいい感じに忘れていて、ほぼ初見の気持ちで読めた。『双頭〜』とかは割と流れを覚えていたのに、なぜか『女王国』は殺人事件に関する真相がすっぽり抜け落ちており。代わりに、誘拐された「女王」がラストに笑顔で戻ってくるシーンだけは17年たっても鮮烈に覚えていた。だってすごく印象的かつかっこよくないですか!? 17年前に読んだときにもとても面白かった記憶だけはあって、その感想は今回も変わらず。 今回もクローズドサークルものではあるが、前3作と違い「人為的に」閉じ込められるのがまず新鮮だった。 江神さんが暗号を書いてよこしてくるシーンはゾクゾクしたし、有栖たちが警察を呼ぶため教会から脱出しようと行動を起こす「暴れ太鼓」シーンは最高にワクワクした!あのシーンは元警官のおじさんもだいぶカッコよかったな。EMCメンバーたちの若さや無鉄砲さは火村シリーズには無い青春大活劇って感じで最高である。 そして江神二郎が文句なしにかっこいい。若かりし頃は「大学に行ったらこんなにカッコイイ先輩に会いたい・・・」などと馬鹿な夢を見ていたけれど、江神さんの年齢を優に超えた今読んでもやっぱり江神さんは尊敬すべき「先輩」だしどうしても江神「さん」って呼んでしまう。 昭和の貧乏学生江神さん、煙草はキャビンの江上さん、少女の初恋泥棒江神さん、ああ江神さん、江神さん・・・。 次で終わってしまうんだなと残念に思いつつ、5作目を気長に待とうと思う。彼は母親の呪縛から逃れられるのか。
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長かったーーー。けど気になる伏線が多くて最後まで読み切った。ちょっと強引じゃないかと思うトリックも、まぁなるほどーと思わせられる。読み続けたいシリーズ。
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