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神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡

ジュリアンジェインズ(著者), 柴田裕之(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2005/04/06
JAN 9784314009782

神々の沈黙

¥2,750

商品レビュー

4.3

36件のお客様レビュー

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2024/03/17

勝手な偏見で思っていたより科学的な内容が多かったが歴史を紐解きながら科学的にも分析することで説得力があるし面白かった。 古代の人々の精神構造が異なるのは考えもしてなかったが、本書の説明で昔の巫女や神官だけが聞こえる声だったり占いだったりが地域や文化問わず経た経験となるとたしかに神...

勝手な偏見で思っていたより科学的な内容が多かったが歴史を紐解きながら科学的にも分析することで説得力があるし面白かった。 古代の人々の精神構造が異なるのは考えもしてなかったが、本書の説明で昔の巫女や神官だけが聞こえる声だったり占いだったりが地域や文化問わず経た経験となるとたしかに神の声を聞いて判断していたんだろうと思う。 そう考えると小説やマンガで扱う古代人の描写はあくまでも現代人の視点でのもので正確ではないんだろうな。 キリスト教の三位一体も感覚的に腑に落ちなかったのが、本書の説明で納得したしようやく理解できた。

Posted by ブクログ

2023/11/22

古代の人々は我々のような自我を持たず、日常的に聞こえる内なる神の声に従って生きてたのではないかという驚愕の仮説。ちょうど統合失調症患者のように。 しかし都市に住み文字を読み書きするようになるにつれ、その声が聞こえなくなり人々の間に不安が走る。 当初はデルフォイ神殿の巫女や卑弥呼...

古代の人々は我々のような自我を持たず、日常的に聞こえる内なる神の声に従って生きてたのではないかという驚愕の仮説。ちょうど統合失調症患者のように。 しかし都市に住み文字を読み書きするようになるにつれ、その声が聞こえなくなり人々の間に不安が走る。 当初はデルフォイ神殿の巫女や卑弥呼のような代理人に伺いを立てていたが、それでも収まらなくなると神との契約を文書に記した強固な宗教が生まれた。 知恵の実を食べ自我に目覚めてしまった人たちは神の楽園を追放され、孤独と不安と共に生きることを余儀なくされ現代に至る。 その仮説に則ると、なぜ古代ではあんなにも巨大な王墓の建設に人々が従ったのか、そして古いものほど大量の生贄が共に埋葬されているのかが何となく理解できる。 スペインに征服されたインディオたちには生贄の風習があったが、彼らは古代的な精神構造であったがゆえに、易々と蹂躙されたのではとも。

Posted by ブクログ

2023/06/06

余計な修飾語や、感嘆詞満載で私には読書負担が大きすぎました。本人の意見と事実が強固に練り合わさっており選り分け困難。読者を騙しにきているような疑念さえ抱いてしまいました。読後感も悪い。 大学教授なので、伝統的なアカデミックライティングに則り書いてくださればよかったのに…。内容に...

余計な修飾語や、感嘆詞満載で私には読書負担が大きすぎました。本人の意見と事実が強固に練り合わさっており選り分け困難。読者を騙しにきているような疑念さえ抱いてしまいました。読後感も悪い。 大学教授なので、伝統的なアカデミックライティングに則り書いてくださればよかったのに…。内容には関心があったので残念です。

Posted by ブクログ

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