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神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡
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神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡

ジュリアン・ジェインズ(著者), 柴田裕之(訳者)

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神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2005/04/06
JAN 9784314009782

神々の沈黙

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商品レビュー

4.3

42件のお客様レビュー

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2026/07/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

個人的にはかなりの奇書。 かつて人は意識を持たなかった。そこにあるのは「神の声」と「受け取り手」の二つの心(二分心)だった、という発想を起点として、脳の仕組み・頭蓋の形・聖書の記載等、点と点をつなぐ長い仮説が展開される。 実際には、「二分心」の根拠はほぼイーリアス等のギリシア古典の記載にとどまり、その説自体にはあまり信憑性を感じられない。ただし歴史の痕跡を元に「意識」の成り立ちを探ろうとした試みには執念すら覚えるし、仮想IF的な読み物としての面白さがある。 「二分心」を「感覚」と「言語化(記述)」の二つの意識を分離する発想を示したものとして考えるならば、著者の説明は体感的に納得できそう。右脳での「感覚」と左脳での「言語化(記述)」を統合したものが内省的な「意識」であるとすれば、言葉の発達によって左脳の言語機能が鍛えられ、右脳の直感的な「感覚」の説明がよりスムーズになったということかも。 また、本書にて左脳の言語が古代ギリシア人には神の声であるように感じられたと説明されている点については、現代人にくらべて脳梁が発達していなかったことで、より「言語化された意識」に外部的な印象を受けていたのではないかという推測がなされる。 さらに、これはほぼ邪推なのだけれど、もし古代ギリシア人が左脳による「説明」を神の声と受け取っていたとしたら、「神の声には従わなければならない(自分の責任ではない)」というある種の欺瞞により、「神の声」を都合よく使っていたのではないか、そしてそれが社会制度としても上手くいっていたのでは、なんてことも考えた。 私は最近、AIとのチャット機能を使って、とりとめもないことを彼らに相談するのだけれど、ふと、この行為には「二分心」が回帰しているように感じた。 AIの会話はもちろんユーザーの意志により紡がれ、また多くの場合、その回答はユーザーに肯定的な内容になる。ここには「AIがそういったから」という一種の責任のアウトソーシングがあり、自身の意識を「神(AI)の声」として扱うことの便宜が図られている。 ジュリアンジェインズの発想全てが現実的とは思えない。とはいえ、現実に起こりうる「二分心」とは感覚とその言語的な説明の乖離から発生する意識の一形態であるなら、現代ではAI等による意識の対象の拡大により、さらに大きくよじれた「二分心」が起こりえるのではないか、とも。

Posted by ブクログ

2026/07/23

「二分心」という独創的な発想が面白い。 けれど、じっくり読むのは疲れる。 既に馴染みのある“古代”(メソポタミア文明~古代ギリシア-イリアスの時代?)の人々の“意識”が、現代の私たちの“意識”と完全に異なるものだとは到底思えない… という個人的な疑問がどこまでも読んでも解消され...

「二分心」という独創的な発想が面白い。 けれど、じっくり読むのは疲れる。 既に馴染みのある“古代”(メソポタミア文明~古代ギリシア-イリアスの時代?)の人々の“意識”が、現代の私たちの“意識”と完全に異なるものだとは到底思えない… という個人的な疑問がどこまでも読んでも解消されないせいか? ようやく第一部を読み終わって中断。 第二部を開く気になれないでいる。

Posted by ブクログ

2026/06/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

読書ノート:https://note.com/futen_seisuke/n/naf672a82d39c

Posted by ブクログ

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