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家守綺譚
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2004/01/30 |
| JAN | 9784104299034 |
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家守綺譚
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商品レビュー
4.3
368件のお客様レビュー
中学生の頃に読み、久々に読み直した。20年以上ぶりのことである。その時、関東にいた私は今は関西在住で、梨木香歩の話には滋賀を舞台にしたものが多いと聞き、手に取った。初めて読んだ当時は、物語の中だけの地名だと思っていた「朽木」もサバの香りのする道も、御山がどの山を指すのかも、今なら...
中学生の頃に読み、久々に読み直した。20年以上ぶりのことである。その時、関東にいた私は今は関西在住で、梨木香歩の話には滋賀を舞台にしたものが多いと聞き、手に取った。初めて読んだ当時は、物語の中だけの地名だと思っていた「朽木」もサバの香りのする道も、御山がどの山を指すのかも、今なら分かる。丁度昨年行った竹生島は、あの辺だけ何故か水面が鏡面のようだった。霧が出た時の風景も覚えている。 幽玄との淡いを描いた話であるのに、どこか私が見聞きしたものと接続し、情景が浮かんでくるのが再読の面白さなのかもしれない。 そっけなく、何か暗躍してそうな高堂と、何も知らないまま、この世ならざる者たちに好かれる綿貫。2人だけなら耽美すぎるが、和尚や隣人のおかみさんによってリズムが生まれていて良い。
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摩訶不思議な世界だった 時代は明治の頃か? 亡き友、高堂の家守を引き受けた、 主人公の綿貫征四郎。彼の周りで起きる 不思議な怪異の数々。 亡くなっているはずの高堂の幽霊が出たり、 河童が出たり、小鬼が出たり、サルスベリが (主人公に)懸想したり、人間ではないものが次々に現れ普通...
摩訶不思議な世界だった 時代は明治の頃か? 亡き友、高堂の家守を引き受けた、 主人公の綿貫征四郎。彼の周りで起きる 不思議な怪異の数々。 亡くなっているはずの高堂の幽霊が出たり、 河童が出たり、小鬼が出たり、サルスベリが (主人公に)懸想したり、人間ではないものが次々に現れ普通に話しをし、綿貫の日常に溶け込んでいる。綿貫の周囲の人たちもそれをさほど気にはしていない。この独特な世界、読んでいて初めは違和感があったのだが、読み進めるうちにどんどんこの 世界観に馴染んで、いつの間にかどっぷりと 浸かっていた。 現実世界と異世界の間にいるような不思議な 感覚。そして四季折々の自然の美しさが 魅力的な物語だった。 木蓮の蕾から小さな竜が生まれるという、 描写がとても美しくて好き。 『突然、空気をつんざくような鋭い音の空雷が鳴ったと思ったら、ほとんど同時に白い閃光が走り、 木蓮の花びらがはらり、と落ちた。細い白蛇のような小さな竜がなぜ竜と見なしたかというと、頭に小さな角が見えたのでー、しゅうっとばかり、天をさして昇っていったのが見えた。 口をあんぐり開けて、思わず裸足のまま庭先に出て、その後を目で追った。竜は白銀に光りながら、ただ一筋の光のようになって、空のかなたに消えていった。 ー孵ったな。 ーああ帰った。 高堂も私もしばらく空を見つめていた。 ー白竜だな。 ーああ白竜だった。 地面に散った白い花びらを、ゴローがじっと 見つめていた。』
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日常非日常入り交じった世界観がたまらない。文体も相まってずっとこの世界に浸っていたかった。終わりまで読むのに抵抗があった。それくらい好き。
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