透明な螺旋 の商品レビュー
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産まれてすぐに離れ離れになった2組の親子の人生が園香を介して螺旋のように交差していく。 奈江の螺旋は相互に理解(和解?)し合うことで収束をみるも、秀美の螺旋は、結局のところ真実が明かされていない。上辻が画策した秀美と園香のDNA鑑定結果が別人のものだったとしても、真実は闇の中(二人がその気になれば明らかにできるはずだが)。 後半、徐に回想シーンに入っていくので、一気に読まないと時系列が乱れて理解が難しくなってしまうので要注意です。
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湯川教授の出生が明らかに! 今回も泣かされました。私が警察ものが好きなのは、犯罪を犯す側の人間模様が垣間見れた時に、同情せずにはいられないからなのでしょう。
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母が読み終わってくれた本。感想を聞いたら、うーん、みんな可哀想だなって思った、と何とも言えないコメントが…。 でも確かにわかる…思いやりの中の悲しさというか。でも正直そんなに面白くなかった。以前は東野圭吾にハズレなしと思って読んでた。読み始めたらやめられなくて困るぐらいだったが、...
母が読み終わってくれた本。感想を聞いたら、うーん、みんな可哀想だなって思った、と何とも言えないコメントが…。 でも確かにわかる…思いやりの中の悲しさというか。でも正直そんなに面白くなかった。以前は東野圭吾にハズレなしと思って読んでた。読み始めたらやめられなくて困るぐらいだったが、最近は連続して外れてる。私が歳をとって感性が変わったのか…。 本編よりも、特別収録短編の重命なるの方が面白かった。
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元々このシリーズの長編はミステリーとヒューマンドラマが組み合わさっている 印象で、この作品は特にヒューマンドラマに傾いている作品かと。 凝ったトリックや読者に推理させるような描写も特にないので ミステリーを求めて読んでしまうと物足りなく感じてしまいますね。 あくまでもドラマティッ...
元々このシリーズの長編はミステリーとヒューマンドラマが組み合わさっている 印象で、この作品は特にヒューマンドラマに傾いている作品かと。 凝ったトリックや読者に推理させるような描写も特にないので ミステリーを求めて読んでしまうと物足りなく感じてしまいますね。 あくまでもドラマティックなガリレオ作品として読むのがおすすめ。 「誰も知らなかった湯川の秘密」の宣伝文句は読者に無駄な期待をさせてしまうので 良くないと思います。(秘密ではあるけど伏線回収とかその類いではない...?)
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【ガリレオシリーズ10】 ゾゾっと鳥肌が立った! もしや、もしや?直前に「むかし僕が死んだ家」を読んでおいて本当に良かった。 海に漂流していた銃殺遺体は、行方不明届けが出ていた上辻亮太。が、届けを出した同棲相手の島内園香が行方をくらませた。 なぜ逃げたのか⁈ プロローグの伏...
【ガリレオシリーズ10】 ゾゾっと鳥肌が立った! もしや、もしや?直前に「むかし僕が死んだ家」を読んでおいて本当に良かった。 海に漂流していた銃殺遺体は、行方不明届けが出ていた上辻亮太。が、届けを出した同棲相手の島内園香が行方をくらませた。 なぜ逃げたのか⁈ プロローグの伏線、島内母娘のルーツ、そして謎に包まれていた湯川学の私生活♡ いつの間にか”長身で端正な顔”とドラマに寄せたガリレオ先生の続編は今後出るのか、気になる。 科学は控えめだったが夢中になれた。 特別収録短編『重命る(かさなる)』も表題に準じる。
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あの天才科学者湯川学の生い立ちがあきらかになって、かなり驚愕でした。東野圭吾先生は何故このようなストーリーにされたのでしょうね?実におもしろい。
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ガリレオシリーズの長編。草薙と湯川のコンビが事件を解決する話。 少しずつ手がかりを集めながら、湯川だけが真相に気づき、それを隠したまま事件は一応解決。容疑者X以降、湯川が気づいたけど隠す、という展開が多いように思う。 巻末の短編も同様だが、不可思議な現象は登場しない。
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流石東野圭吾という作品。冒頭の子供を児童養護施設へ預ける(捨てる)シーンから胸を締め付けられた。その後、登場する親子、謎の女性、暴力男にクラブのママ。うまい具合に絡み合っていきます。あえて、感動の結末にしないところが東野圭吾っぽい。
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ガリレオシリーズ、ドラマ化されてから本読んでないかも、、、、 湯川先生の近況がなかなかぶっ飛んでました。笑 どうしても湯川先生が福山雅治ってのが納得いかなくて、、、ドラマも少しは見たんだけど、イメージ抜けきれずに、読みたくなくなってたんだよなぁ。 イメージってあるよなぁ、、、...
ガリレオシリーズ、ドラマ化されてから本読んでないかも、、、、 湯川先生の近況がなかなかぶっ飛んでました。笑 どうしても湯川先生が福山雅治ってのが納得いかなくて、、、ドラマも少しは見たんだけど、イメージ抜けきれずに、読みたくなくなってたんだよなぁ。 イメージってあるよなぁ、、、、 なんなら知らないでいたかったなぁ、、、 福山雅治のインパクトもすごくて、抜けないのよねぇ。。。 あんなんじゃないのよ、湯川先生は。 って思った人多いと思うんだけどなぁ。 どうやら、ガリレオシリーズ3冊飛ばしてた。 前のやつも読もうーっと。 安定の面白さでした!!!! もう、とにかく福山雅治のイメージだけ上手く拭い去れば楽しめる!ガリレオシリーズは!! #東野圭吾 #久々のガリレオシリーズ #福山雅治がネック #このイメージが抜けない #違う違う違う違う #こんなんじゃない #それから読まなくなった #福山雅治のイメージ付きまとう #あーーー #抜けない #あるよねぇそういうの #3冊ぶっ飛ばしてた
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腰を据えて、東野圭吾氏の作品を読んだのは、これが初めて。ガリレオはテレビから入ったので、キャストが頭から離れないのは、致し方ないところ。 今回、湯川学が横須賀に滞在しているという点に関心を抱き、初めて東野作品に触れたが、あっぱれ期待を裏切らない。文章も平素、登場人物も最低限、伏...
腰を据えて、東野圭吾氏の作品を読んだのは、これが初めて。ガリレオはテレビから入ったので、キャストが頭から離れないのは、致し方ないところ。 今回、湯川学が横須賀に滞在しているという点に関心を抱き、初めて東野作品に触れたが、あっぱれ期待を裏切らない。文章も平素、登場人物も最低限、伏線の引き方も巧妙で、前半あっさり騙されてしまいました。 時間をかけて、入念に作られた物語をたった1,650円で読めるなら、得した気分でした。
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