透明な螺旋 の商品レビュー
架空犯を読む前に久しぶりのガリレオシリーズ。 シリーズの半分くらいしか読んだことないけど、今回もやっぱり騙され、最後はやっぱり切なくなった。 事件の進行と同時に湯川先生の家族の絆が垣間見えた。変人の湯川先生も苦労の人生を歩んでいた。 今回も加害者は悪人じゃなくて、仕方なく殺...
架空犯を読む前に久しぶりのガリレオシリーズ。 シリーズの半分くらいしか読んだことないけど、今回もやっぱり騙され、最後はやっぱり切なくなった。 事件の進行と同時に湯川先生の家族の絆が垣間見えた。変人の湯川先生も苦労の人生を歩んでいた。 今回も加害者は悪人じゃなくて、仕方なく殺人を犯してしまった。仕方なくで人殺しをしてはいけないんだけど。 ガリレオシリーズはまだまだ続きそうな予感。
Posted by
きっかけは、ガリレオシリーズ待望の新作と見かけて購入しました。 『容疑者xの献身』『沈黙のパレード』『真夏の方程式』は映画でも見て本当に面白いなーと感じます。 この本は読んでいて、東野圭吾さんならではの面白さがありました。
Posted by
わりと淡々と進む感じもするが、湯川教授のプライベートが垣間見えて面白かった 臨場感のあるストーリー展開はさすが。
Posted by
ガリレオシリーズ10作目、最新作。 謎解きの面白さというよりも、ガリレオ湯川先生の人間性が垣間見える展開がとても面白かった。 銃殺死体の捜査をしている草薙は、その過程で湯川学の名前に辿り着く。事情を聞きに湯川の元を訪れたが、そこはいつもの研究室ではなく、横須賀の海が見えるマンショ...
ガリレオシリーズ10作目、最新作。 謎解きの面白さというよりも、ガリレオ湯川先生の人間性が垣間見える展開がとても面白かった。 銃殺死体の捜査をしている草薙は、その過程で湯川学の名前に辿り着く。事情を聞きに湯川の元を訪れたが、そこはいつもの研究室ではなく、横須賀の海が見えるマンションで意外な生活を送っていた。 ガリレオシリーズも長くなり、時間と共にキャラも歳を重ね、読者や著者も歳を重ねていることを感じる。湯川先生がこんなに人間臭くなるなんて…、驚いた。今では湯川先生が福山雅治で再生されてしまうが、この1冊でまた惚れ直してしまった。 かっこいい。
Posted by
待望のガリレオシリーズの最新作!! と言いつつ文庫化されてからの購入。 私が読書にハマるきっかけをくれたのは、ガリレオシリーズの『容疑者Xの献身』であり、この本がなければ読書の沼にハマっていなかった人生だったかもしれない。ならば文庫化される前にもっと早く手をつけなければいけないの...
待望のガリレオシリーズの最新作!! と言いつつ文庫化されてからの購入。 私が読書にハマるきっかけをくれたのは、ガリレオシリーズの『容疑者Xの献身』であり、この本がなければ読書の沼にハマっていなかった人生だったかもしれない。ならば文庫化される前にもっと早く手をつけなければいけないのに、、 月日が流れなのか、人間変化するもので最近は読書し始め時代に比べ、東野圭吾さんの本を読む機会が相対的減り(変わらず東野圭吾さんの本は好きです)文庫化後の読了となった次第です。 とつらつら御託を並べてしまいました。 本題の感想ですが、正直私が読書にハマるきっかけになった『容疑者Xの献身』ような驚きのある結末ではないかもしれないが、湯川先生の過去であったり、温かい部分を感じることのできる物語でガリレオシリーズファンとしては、とても満足できました。(ミステリー要素も過去ほどではありませんがしっかりあります。) ガリレオシリーズも月日の流れの中で、変化し成長し続けているなと感じる一作でした。
Posted by
プロローグである女性の半生が語られ 時代が変わって、DVがらみっぽい 殺人事件が起きる。 だから、ぼんやりと犯人像が浮かんでくる ちょっと倒叙ものっぽい部分もあるけど それでいて当てはまる登場人物が 複数存在するので、やっぱり惑わされる。 『沈黙のパレード』でも少し描かれていた...
プロローグである女性の半生が語られ 時代が変わって、DVがらみっぽい 殺人事件が起きる。 だから、ぼんやりと犯人像が浮かんでくる ちょっと倒叙ものっぽい部分もあるけど それでいて当てはまる登場人物が 複数存在するので、やっぱり惑わされる。 『沈黙のパレード』でも少し描かれていた 親と子の関係が今回も横たわっている。 「本当の」子供のように思う愛情と 本当の子供を思う愛情と。 どちらの気持ちもわかるような気がするから なんともせつない結末でした。 同時収録の『重命る かさなる』も 親子の話でしたね。 そして、湯川先生自身が関わる 最もビックリな親子の問題も!!! このシリーズとも長いことつきあってきて ここで隠し玉とは。 草薙さんじゃなくても驚くわ。
Posted by
ガリレオシリーズのひとつで、湯川先生の生い立ちなどが明かされる。出てくる3人の母親が皆悲しい過去を持っている。透明な螺旋、をどう考えたらいいのか分からなかった。
Posted by
久しぶりにガリレオ先生を読んでやはり面白い 今まで謎だった湯川の生い立ちにも触れることができしっくりきた シリーズ物を読むと今までの他のストーリーも 思い起こされ何だか自分も話の一員になった気持ちになる スラスラ読め、合う作者と合わない作者がいるのだと思ってしまう また、読みたい...
久しぶりにガリレオ先生を読んでやはり面白い 今まで謎だった湯川の生い立ちにも触れることができしっくりきた シリーズ物を読むと今までの他のストーリーも 思い起こされ何だか自分も話の一員になった気持ちになる スラスラ読め、合う作者と合わない作者がいるのだと思ってしまう また、読みたい。
Posted by
面白かった。ひっくり返される感じが好き。でも今回はガリレオの一人勝ちって感じやったから、一緒に謎解くタイプの本も読みたい!
Posted by
東野さんのガリレオシリーズ。これまでたくさんのトリックを出していて、まだこんな筋書きを書けるなんて。東野さん作品はいつも新鮮な気持ちで楽しめます。湯川先生の新たな一面…意外でした。 内容としては、「強い感情」が印象に残りました。 母性なのか愛なのか、それとも自己満足なのか、自己...
東野さんのガリレオシリーズ。これまでたくさんのトリックを出していて、まだこんな筋書きを書けるなんて。東野さん作品はいつも新鮮な気持ちで楽しめます。湯川先生の新たな一面…意外でした。 内容としては、「強い感情」が印象に残りました。 母性なのか愛なのか、それとも自己満足なのか、自己顕示欲なのか。 「強い感情」は繁栄、成長の源泉ですが、使い方のベクトルを間違えれば衰退、悲劇の種にも成りうる。 園香、秀美には幸せになってほしいです。
Posted by