透明な螺旋 の商品レビュー
読みやすくてスラスラ読めました。 湯川先生にそんな過去があったとは… 科学、物理は出てこなかったのがちょっと残念。
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湯川先生は安定だなと思った作品。人間関係が今回はメインで、物理的なトリックなどは正直多くはなかったかなと思うけど、「なるほどな、、」と思わせるあたりさすが、東野圭吾先生だなと感服です。 巻末に短篇「重命る(かさなる)」も私は好きなお話でした。実写化が楽しみです。
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久しぶりのガリレオシリーズ。湯川先生はやっぱり安定感あり。今回はドキドキはらはら引き込まれるようなスピード感は正直、やや薄めだったが、それでも物語の構成はさすが東野圭吾。人と人のつながりを背景に魅力満載の展開で一気に読了。 今回は湯川先生のご家族登場で、意外な一面も。確かに小説と...
久しぶりのガリレオシリーズ。湯川先生はやっぱり安定感あり。今回はドキドキはらはら引き込まれるようなスピード感は正直、やや薄めだったが、それでも物語の構成はさすが東野圭吾。人と人のつながりを背景に魅力満載の展開で一気に読了。 今回は湯川先生のご家族登場で、意外な一面も。確かに小説とはいえ人間なのだから父と母が存在するわけだが、それすら「あっ、湯川先生にもご両親がいたんだ」と不思議な感覚に包まれる。科学的な謎解きはなかったが、DNAのつながりと家族の愛など、考えさせられる内容も含まれていたのではないかと。巻末の短編もお得感あり、読み応え十分。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「沈黙のパレード」がやるせなかったので警戒していたのだが、とても読みやすく、タイトルの意味にもすぐに気づき、どちらかというと、優しい雰囲気さえ流れていた。 犯人も動機もだいたい掴めていたが、湯川先生がどう関わってくるのかが楽しみであった。 結末はドンデン返しのプロらしい終わり方だったと思うが、私は迂闊だったと思う。 あちこちに散りばめられていた欠片を全く回収できておらず、ただただ驚愕した。 まさか湯川先生があの本の「僕」だったなんて、本当に驚いた。 30年前から、東野さんは「僕=湯川先生」と想定していたのだろうか。 確かにあの主人公には人間らしさが欠落しており、かなり理詰めで考えるタイプだとは思っていた。 あの物語に欠落していた部分を、今作で湯川先生がみごとに埋めてくれた。 すごいとしか言いようがない。 短編は、三越のアンソロジー「時ひらく」に載っていたもので、読み返すことができて楽しかった。 2024/09/20 18:38
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やはりガリレオシリーズ長編の人間ドラマは素晴らしい。 湯川の両親が登場したのも、おおっ!となりました。 「透明な」「螺旋」というタイトルも納得。 物理のトリックは出てこないので、物足りないと感じる人もいるかも。 映像化されるのが楽しみです。
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ガリレオの知られざる過去が明らかになるストーリー 「なるほどねー」と思ったところから、もうひと展開あるのはさすが東野圭吾。 「透明な螺旋」というタイトルにも納得。 「流石に現実ではこんなことないだろう」と思ってしまうが、そこを楽しむのが小説の醍醐味の1つ。この設定を考えたことに...
ガリレオの知られざる過去が明らかになるストーリー 「なるほどねー」と思ったところから、もうひと展開あるのはさすが東野圭吾。 「透明な螺旋」というタイトルにも納得。 「流石に現実ではこんなことないだろう」と思ってしまうが、そこを楽しむのが小説の醍醐味の1つ。この設定を考えたことに敬服。楽しませてもらいました。
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何年ぶりかの東野圭吾さんです しかもガリレオシリーズ。 戦後の日本から始まります。 集団就職で秋田から東京の工場に勤めに来た娘さんが昭和〜って感じの出会い方で恋に落ち〜っ妊娠して〜てところから。お父さんも別に悪い人ではないんだけど〜って感じから。 東野圭吾さんってこんな感じで...
何年ぶりかの東野圭吾さんです しかもガリレオシリーズ。 戦後の日本から始まります。 集団就職で秋田から東京の工場に勤めに来た娘さんが昭和〜って感じの出会い方で恋に落ち〜っ妊娠して〜てところから。お父さんも別に悪い人ではないんだけど〜って感じから。 東野圭吾さんってこんな感じでしたかね。 かなり短文で。“がついて区切ってある。 〜。〜。って感じ。 文体がこんなにシンプルだったかしらと戸惑いました。戦後からスマホがある現代に移り変わりますけども。いつものメンバーが登場するのは27ページあたりから。これも何か、中途半端な数字だな〜と思ってしまいました。50ページでも良かったろうにと。 みなさんは、このガリレオシリーズ読む時 脳内再生は、あの方たちなんだろうか? 私は音楽のみにしときました。 ちゃららら〜ちゃらっちゃららら ポポンポンポンポポン的な。 音楽監修も福山雅治さんでしたっけ? 登場人物は何か昔から違くて……… 活字と映像って別で。 ぼやっとしてるんだけど何か別なんですよねぇ。 草薙刑事も、あんな濃ゆくないんですもん。 内海薫なんて、柴崎さんムッチャ色気を削いでいたものの、もっと何か違う色気のなさというか。 顔も何かぜんぜん違うんですよね。 やっぱ皆さん言ってるけど容疑者Xの献身っすよね。あれの松雪泰子と堤真一は凄まじかった。 久しぶりだしガリレオで言ったら古くとも あれと比べてしまい……… キャラもサスペンスもヒューマンも薄くは感じました。 戦後の登場人物の女性が名前がなかったことから ああ彼女が犯人かてなって 彼女が誰なのか………っていう至ってシンプルに読むという感じで あまりのシンプルさに 東野圭吾さんの老いを勝手に感じてしまいました。 誰にも知らされてない湯川の過去にしては うーーーんて感じかな。 登場人物の脳内再生ぼやっとしてるんだけど 70代の女性が2、3人出てくるんです影武者みたいに。 全員、名取優子で再生されてしまいました。 孫は若い時の竹内結子。 総合的に知らない言葉も漢字も至って少なく さらに 心揺さぶる風景描写に人間観察も達観も傾聴もなく。 悪い男の典型な被害者も、もう現代では薄いキャラとなっていることに 言わずと知れた東野圭吾 東野圭吾とすれ違っても分からない程度の顔認識でありながら (作家は本が顔) 東野圭吾さん歳とったなぁ〜という物語構成だった。 結局、このかたは図書館でもいつも予約で埋まってるし きっと出せば売れるんだろうと思いつつ 男性作家の文章の魅力のなさに打ちひしがれてしまいます。 個人的に男性作家では荻原さんくらいかな〜 ちょっと気持ち 感情のヒダいい感じの表現をなさる人って。
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ガリレオシリーズ待望の新刊。期待を裏切らない、内容も現代に合わせてのストーリー展開。一気読みでした。最後に凄い展開で面白かった。
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【誰も知らなかったガリレオの秘密】 この帯を見たら買わずにはいられなかった 読み飛ばしているガリレオシリーズも、やっぱり読みたくなった
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